【アノマリー】10月には暴落が集中している!?

    f:id:owngoalkun:20201003230106j:plain

こんにちは、10月に入りましたね。

10月といえば株式投資を行っている方はご存知かと思いますが、暴落が多い月です。

今回は10月の過去の株式市場とアノマリーについて書きます。

 

 

1. 過去の株価の大幅下落は比較的10月に多い

過去のダウ平均の下落で10月に起こったことを以下に書きます。

 

1929年 ウォール街大暴落 (世界恐慌)

10月28日 (月) -12.82% (歴代3位)

10月29日 (火) -11.73% (歴代4位)

 

1987年 ブラックマンデー

10月19日 (月) -22.6% (歴代1位)

10月26日 (月) -8.04% (歴代10位)

 

1997年 アジア通貨危機による米国株下落

10月27日 (月) -7.2%

 

2008年 金融危機

10月9日 (木) -7.33%

10月16日 (木) -7.87%

 

など

 

【参考】歴代の下落率トップ10のうち、10月以外については下記です。

2位 2020年3月16日 (月) コロナショック (-12.9%)

5位 2020年3月12日 (木) コロナショック (-9.99%)

6位 1929年11月6日 (水) ウォール街暴落 (-9.92%)

7位 1899年12月18日 (月) 19世紀末の大暴落 (-8.72%) 

8位 1932年8月12日 (金) 世界恐慌の下落最終局面 (-8.40%)

9位 1907年3月14日 (木) 1907年恐慌 (-8.29%) 

 

下落率が大きいトップ10のうち10月は4つ入っています。

また、曜日としては月曜日が多いです。これは土日に起こった出来事も含まれるためですね。

月曜日は土日月の3つの曜日の出来事が反映されるので、必然的に暴落の起こる曜日になる確率が高くなると考えられます。

 

短期トレードで土日に持ち越したくないという気持ちがわかります。

2. 各期間の10月の変動率

10月に暴落が多いですが、各期間の平均ではダウ平均とS&P500はいずれもプラスです。

ただし、直近では2008年に-10%を超える暴落がありました。

右記サイトを基にグラフを作成 https://jp.tradingview.com/chart/qT0vElHG/

3. 最後に

投資家が警戒しだすと暴落は起こらないかもしれませんが、私は弱気スタンス (下落に注意) で10月を迎えたいと思います。

あくまで過去のデータを見て書いているので、投資は自己責任でお願い致します。

 

短期トレードをする場合に、頭の片隅に少しでも入れていただければと思っています。

 

本日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

1885年~2006年のデータはジェレミー・シーゲル氏の「株式投資 Stocks for the Long Run」を参考にしています。

株式投資第4版 長期投資で成功するための完全ガイド [ ジェレミー・J.シーゲル ]

価格:3,080円
(2022/10/2 17:30時点)
感想(6件)

 

 

owngoalkun-credentials.hatenablog.com