前から行って見たいと思っていた本沢温泉。ここに自転車で行ってきたというブログがいくつかあったので、久しぶりのテント泊登山も兼ねて行ってきました。


まずは本沢温泉入口駐車場。午前8時前だけど、ほぼ満車。前日からの宿泊の人の車もあるのでしょう。端っこに止められました。


まずはBESV PSF1取り出し。おりたたむとこんな感じ。キャスターつけると置いておくのも安定します。

すぐ完成。バッグもつけて出発。


林道入口。まぁいけそうな感じ。



しかしすぐにダートになります。なんとか走れるけど走りにくい・・・


平坦に見えますが、実はかなりの坂道もあります。頑張って降りずに登ってたんだけど、とうとうギブアップ。やっぱり電動アシストとはいえダートで急坂は私では登れなかった。タイヤをブロックにすればいいのかも。パワーが入ってもタイヤからまわりしてしまいます。仕方なく押し歩きを少し。これが重いのなんの・・・登山前から汗びっしょり。

四輪駆動車はここまで来られます。ここまで押したり乗ったり。この先はいままでより少し楽。押した場面もあったけれど、ほぼ乗ったままで行けました。

道は険しいです・・そしてなんと!道路崩落!自転車は通れません。予想外の事態。横に階段がありう回路。ここに自転車を置いていくか。かついで登るか。やっぱり置いていくのは心配なので担ぎましたが・・・きつ過ぎる。軽い自転車ならいけるけど、しんどすぎました。ここは自転車ではもういけないと思った方がいいです。階段を軽々担げるような軽いマウンテンバイクなら大丈夫でしょう。実際にもう一人、マウンテンバイクでテント場まできてました。

徒歩だと2時間半かかるところ、1時間できたので、自転車の恩恵は十分ありました。帰りはもっと早いでしょう。標高差543メートル、距離は5キロ。平均斜度は10パーセントか・・・そりゃちょっときついですね。


テント場着。森の中で空いています。いい感じ。テントサイト。静かです。


本沢温泉で受付。コロナ対策をしっかりされていまして、まず一人ずつ入口から入り、タタキからはあがらないで受付。必ずマスク着用。できるだけスタッフに近づかないような配慮が。もしここでコロナがでたら大変なので、とのことでした。下山してすぐに風呂に行けるよう、風呂代も払います。1000円。

さっそく白砂新道という登山口から登山開始。

深い静かな森をゆっくり上がります。

北八ヶ岳ならではの苔が美しい。


ようやく開けたところへ。景色はちょっと霞。

稜線に出ました。涼しい。ただ、結構ガスが出ています。

天狗岳への道はこんな感じ・・・ガスガス。

おっと、ちょっと見えてきたかな。東天狗。

わりとすぐに東天狗山頂。


東天狗岳山頂。2640メートル。こんなところでも顎にマスク。
西天狗岳も見えてきた!せっかくだからいったん鞍部に降りて登ります。

やっぱりガスだなぁ。

西天狗。2464メートル。東と4メートル差。

ちょっとガスですな。まぁ涼しい。




再び降りて夏沢峠へ向かいます。

振り返ると東・西天狗岳が見えました。

根石岳山頂から。右に根石岳山荘。

こんな感じの根石岳山荘。ここは来た事なかった。いつか泊まってみたい。

縞枯れの中にようやく青空が。

硫黄岳も見えてきました。

モモンガのいる山小屋、夏沢ヒュッテ。コロナ対策が厳しく、中には入れません。いつか泊まってモモンガを見てみたい。


今日はこんなものにしてテント場に降ります。

ギンリョウソウ発見。

おお、晴れてきた・・・

おや!登山道から野天風呂が見えちゃう。まるみえだー。でも入りに行くぞ。


この奥に行くと野天風呂があります。




ということで、野天風呂に入りました。先に入っていた方に撮っていただきました。
奥に硫黄岳。もう最高ですね。最高地点で最高。人も少なく、コロナの心配もなし。足元は砂利のような感じ。ちょうどいい温度です。

風呂上りはもちろんこれ。

風呂で意気投合したお兄さんと結構話をして呑みました。こんな風にしらない人と呑めるのも登山の面白さですね。この肉はスーパーで味付けしてあるものを凍らせて持ってきたもの。ちょうど夕方にはいいおつまみです。

日が暮れてきました。いったんテントに戻ります。



夜はすばらしい快晴。天の川も見えました。ものすごくでかい流星が2つ流れて、登山客から歓声があがったり。花火みたい。

すっかり酔っぱらって、この日はこのまま寝ました。静かでいいテント場、最高。
翌日はまた続きを書きます。