暑い日にはスイカがぴったり！
甘みはあるものの、
水分が多くさっぱりとした味わいなので
思っていたよりたくさん食べてしまうこともありますよね。
高カロリーなお菓子と違い、
カロリー低めで栄養分もたっぷり含まれているスイカですが、
食べ過ぎると体調に影響が出てしまうようです。
どんなことが起きるのか？
またスイカにはどんな栄養があるのか？など、
今回はスイカについてご紹介していきます。
スイカは食べ過ぎに注意！
ひんやりとしていて甘いので、
ついつい食べ過ぎてしまうこともありますが、
大量摂取は体によくありません。
一番大きな影響として、
スイカを食べ過ぎると体の冷えにつながります。
スイカはほとんどが水分でできているため、
適量であれば水分補給にばっちりな果物なのですが、
大量に食べると体が冷えてお腹を壊す可能性があります。
そして水分が外に出てしまうと、
逆に脱水が起こってしまうのです。
特に冷え性の方や、
妊娠中の方は食べる量に気をつけてくださいね。
また、スイカの食べ過ぎは、
糖質のとりすぎにもつながってしまうことがあります。
スイカだけでなく、
果物には意外と糖質が含まれています。
ヘルシーな食べ物ではありますが、
食べ過ぎると糖質過多となってしまうので、
1日の適量とされる200g程度を食べるようにしましょう。
スイカに含まれる栄養
適量をとるなら健康によいとされるスイカですが、
どんな栄養分が含まれているのでしょうか。
まずはカリウムが挙げられます。
利尿作用があるため、むくみに効くと有名ですよね。
カリウムには疲労回復も期待できるので、
夏バテしちゃったかも...
というときにぴったりといえます。
ほかにもシトルリンやカロテン、ビタミンなども含まれています。
中でもシトルリンという成分は
スーパーアミノ酸とも呼ばれていて、
とても優秀な働きをしてくれるのです。
主な働きとして、血流を改善してくれるので、
老廃物を体の外へ出しやすくしてくれます。
また、冷え性の改善や筋肉増強、
美肌にも効果があるそうですよ！
性別関係なく嬉しい効果ですよね。
スイカは夏の果実の王様と呼ばれることもありますが、
これだけたくさんの栄養分がつまっているのなら、納得です。
ちなみにこのシトルリンは、スイカの赤色の部分よりも
皮に近い白っぽい部分に多く含まれています。
その辺りはスイカというよりキュウリに近い味なので、
正直あまりおいしい箇所ではありません。
ですが、塩をかけたり工夫するとおいしく食べられます。
栄養分が詰まった箇所なので、
捨てずにぜひ食べてみてくださいね。
おいしくスイカを食べるために
スイカの食べ過ぎは、主に体が冷えてしまうという理由から
やめておくべきだとわかりました。
スイカに限らず、どんな食べ物も食べ過ぎると体によくないですし、
お腹がいっぱいになってくると、あまりおいしさも感じなくなります。
何にしても適量を守ることが大切ですね。
おいしく健康的にスイカを食べるにあたって、
適量を守る以外に、保存方法にも気をつけてみましょう。
スイカは冷やしすぎると甘みが減ってしまうので、
まるごとのスイカは冷蔵庫ではなく、
涼しい場所に置いておくといいですよ。
そして食べる1時間くらい前から冷やし始めると、
ちょうどいい温度になるそうです。
まるごとではなくカットスイカの場合は傷みやすいので、
買ってすぐ冷蔵庫に入れ、
できるだけ早めに食べるようにしてくださいね。
食べ方は生でそのまま食べるのが一般的ですが、
冷凍してスムージーやシャーベットにする食べ方もおすすめです。
特に暑い日は、アイス代わりにぴったり！
栄養満点のスイカを食べて、暑い日々を乗り切りましょう。
