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わたしのなかの僕

男性として生まれていれば、きっと自然だった。性同一性障害でもトランスジェンダーでもない、わたしと僕の日常。

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自分を整える(自己管理)

30歳を目前に控え、自己管理の大切さを感じている今日この頃です。


僕は病弱だったり虚弱体質だったりするわけではありませんが、胃腸が弱く、また慢性的な気管支炎のため熱が出やすい身体です。
学生の頃、丸一日無事に授業を受けられた日のほうが少ないほど。よく保健室やトイレのお世話になっていました。

くわえて、受け入れがたい性別(身体)で常に過ごさなくてはならないので、
ストレスがつきまとい、自律神経もくずれやすいのではないかなと思います。

小さな不調は日常茶飯事。

夫からは、「元気な日ってあるの?」と聞かれるほど。
ありますよ。……たぶん。



小さい頃は「なんで」と思っていました。

だって、みんな授業を抜け出すことなんてそうそうない。
切羽詰まって席を立って、「先生、気分が悪いのでトイレ(保健室)に行ってもいいですか」なんて、
毎日のように慌ててトイレや保健室に駆け込むのは自分だけ。

「成長したら治まるよ」なんてかかりつけ医は言っていたけど、治まることはありませんでした。

中学生になると、部活(テニス部)から帰ったら必ず熱を出し、やっとの思いで課題だけをこなす日々。
テレビを観る余裕などなく、ドラマやバラエティーの話題で盛り上がる周囲についていけませんでした。
夜更かしして、翌朝や授業中に眠たそうにする友人が羨ましかった。


最近までは「しかたない」と思っていました。

胃薬にも整腸剤にも限界がある。
ころっとよくなることなんてありません。
気管支炎は、腫れているけれど手術してとれるほどではなく、こちらも付き合っていくほかありません。

口にするものに気を遣い、運動や疲れるような行動は(遊ぶことももちろん)、休日前や長期休暇中だけ。
2連休や3連休で旅行に行く人が羨ましかった。


けれど、いくら「なんで」と考えても、
「しかたない」と諦めたり自棄になったりしても、
なにも変わらない。

せっかくの時間、せっかくの人生。

夢中になれる仕事に就くことができ、大切な家族もいる。
元々好奇心旺盛で、やってみたいことは山ほどある。

できるだけ楽しみたい。


最近は徹底的に自分を管理するようになりました。

他の生き物に接するような感覚で、自分の身体や心と付き合っています。
こんなにも御しがたいものだとは。

週間バーチカル型の手帳に真っ先に書き込むのは、睡眠時間。
次いで、仕事と、自分をメンテナンスする時間。
食事にはもっと気を遣い、ランニングと筋トレで体質をカバーできるだけの体力をつけ。
もっとも……トレーニングするタイミングは気をつけなければなりませんが。
病院に行ったり検査を受けたり、専門的なところは専門家と薬も上手に頼って。


ずいぶん、心身とも自由になりました。

好奇心のおもむくまま、やりたいことができる。
大好きな仕事に打ち込める。

幸せです。


ところで、自分の弱い部分をアピールして、可哀想だと思われたくてこんな記事を書いたわけではありません。

でも、人間ですから、ほんの些細なことでも……自分ががんばっていること、やっぱり知ってほしいなと思うじゃないですか。


僕の自己管理の三種の神器

体温計と、体調を記録できるリズムケアというアプリと、ランニングのお供のNike Run。


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