クレベリンの需要動向について考えてみました。
大幸薬品の決算短信で、
商品及び製品(在庫)が3倍に増えていたので
今後の動向に不安を覚えたからです。
GoogleTrendで調べたクレベリンの検索件数の推移です。
コロナの影響がない、2017年冬~2019年のデータです。
クレベリンはインフルを意識し始める11月くらいから売れ始め、
受験で風邪をひくわけにはいかない
2月にピークをつけます。
空間除菌が浸透したことで、
2019年2月の検索件数は2018年の倍以上になっています。
(インフルが2019年に特に増えたわけではありません)
大幸薬品の感染管理事業の四半期推移はこうなります。
このデータからふたつの事実がわかります。
ひとつめ
3Q(10月~12月)の売上が一番大きい。
大幸薬品が小売に卸すのが実需よりも四半期早いということですね。
小売が当年の需要を予測して在庫を切らさないように買う。
ふたつめ
2019年4Qの売上は2017年4Qより増えています。
これは、需要が増えたため、
1~3月に小売が追加で発注したということでしょう。
小売店の在庫が余ると
小売店は在庫を捌かすために値引き販売をする
4Qの追加発注は無く大幸薬品の4Qは凹む
こういう構図になるはずです。
ということは、在庫がだぶつけば
小売の価格が値崩れするはず
Amazonの売価動向を調べてみました
※長期間のデータがほしかったので、3個パックのデータを載せました。
昨年度はほぼ定価の1割引で売られており、
需要も旺盛だったので値引きはありません。
コロナの影響で品薄になり、
3倍に値上がりしています
いまは供給が増えたのと、特需が落ち着いて
昨年並の価格で落ち着いています
まだ在庫があまって値引きとはなっていません。
まあ、まだ売れ時はこれからなので値引きには早いですが・・・
今後の動向を注意深くチェックしていきたいとおもいます。
過去記事はコチラです。よろしけてばご覧ください!
今日も読んでくださってありがとうございます!
皆さんにとって有益な情報を発信できるように頑張ります!
コメントを頂けるととっても嬉しいです!
↓押していただけるともっと嬉しいです!!!
質の高い投資ライフを楽しみましょう