美肌食。ローテーションをキーワードに

キッチンの風景

バランスのよい食事を心掛けてはいるものの、なかなか難しいですね。同じ食材、同じようなメニューを繰り返しています。そんななか、先日読んだ本に「ローテーション」というキーワードが。この言葉、様々に活用できそうです。

見た目が10歳若くなる本

本のタイトルは「ハーバード現役研究員の皮膚科医が書いた見た目が10歳若くなる本(著/小川 徹)」。皮膚科学×内面美容というテーマをわかりやすく解説されています。

特に興味深かったのが「ローテーション」というキーワードで紹介されていたヨーグルトの食べ方。乳酸菌、ビフィズズ菌は多種多様で、人によって合う菌が違うということはよく紹介されていますが、多くは、自分に合ったヨーグルトを見つけるためには、一定期間(2週間とか)食べ続けて、効果がなければ別の種類を試してみましょう、というもの。少し時間がかかります。

ヨーグルト

小川先生は、「様々な健康効果」を維持するためには、「いろいろな種類」を摂取した方がいいという考え方で、ご自身も3~4種類をローテーションで食べているそう。いつも冷蔵庫に数種類のヨーグルトを入れておいて、毎日違うものを食べる=これなら効果の実感も早く、簡単に続けられそうです。

野菜ローテーション

この本で紹介されているのは、ヨーグルトとミネラルウォーターですが、他の食材に応用も。たとえば、野菜ローテーション。いつもと違う野菜を積極的に選んで、カラフルな一皿を日替わりでプラス。

焼き野菜

ビタミン、ミネラル、食物繊維、ポリフェノール・・・毎日、いろいろな野菜をたっぷりと食べていれば、結果的にバランスよくチャージできそうです。

食物繊維ローテーション

食物繊維も意識してローテーション。不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を2:1で摂るのが理想的なバランス。不溶性と水溶性を両方含む食品も多いので、玄米と野菜を基本に、きんぴらごぼう、もずく、切り干し大根を作り置きでローテーション、みたいな感じです。

不溶性食物繊維を多く含む食品
玄米、ライ麦(全粒粉)、米ぬか、小麦ふすま、豆類、きのこ類、ごぼう、ひじき、のり、切り干し大根、チョコレート、ココア、なし、干し柿など
水溶性食物繊維を多く含む食品
オクラ、モロヘイヤ、つるむらさき、山いも、里いも、なめこ、ごま、わかめ、昆布、もずく、こんにゃく、りんごなど
参考:中嶋洋子 (監修)「これは効く! 食べて治す 最新栄養成分事典」主婦の友社 2017

お取り寄せで食事に変化を

下の写真は、野菜ローテーションの新人、トマトのような形をした新種のパプリカ「トマピー」。たまたまネットで発見し、春に申し込み→長い梅雨が終わり、収穫期を迎えてようやく到着しました。ビタミンC、β-カロテンが豊富(赤ピーマンよりも)、ほんのり甘く、サラダにしたり、ぬか漬けにしたり、パスタにしたりと活躍中です。

トマピー

外食の機会が無くなって、家での食事もワンパターンになりがち。何が届くかわからない農家直送おまかせ野菜セットや変わった食材を取り寄せて、楽しみながら変化を付けています。

トマピーについて詳しくはこちらで

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