セロトニン不足が老け顔の原因に

セロトニンを増やす朝の光

脳内にある神経伝達物質のひとつ”セロトニン”。セロトニン不足は心への影響だけでなく、重力に抵抗する筋肉の衰えを招き、顔のたるみ、老け顔の原因に。セロトニン研究の第一人者である有田秀穂先生が監修する本からの情報です。

セロトニン不足が招く見た目の劣化

なんとなく気持ちが落ち込む季節。夏から冬へ、陽から陰へと移り変わる秋は、心の不調を感じる人が多くなるよう。私もその一人です。

特に、雨が続くと気持ちがダウン。もしかすると、太陽の光が足りずにセロトニン不足になっているのかも、、、ということで、その回避方法を調べようと図書館で選んだ二冊の本、偶然にも同じ先生(有田秀穂先生)が監修されていました。

セロトニンと不調の関係、分泌を増やす方法など、とてもわかりやすく紹介されている本(タイトルは最後に)。なかでも「えっ!!??」と思ったのが、見た目への影響。

セロトニンは、重力に対する筋肉”抗重力筋”につながる神経に刺激を与えていて、分泌が不足するとこの抗重力筋が衰え、姿勢が悪くなる、口元やあごがたるむ、顔にしまりがなくなるなど、老けた印象になるそう。

セロトニン=心の印象が強かったので、これは意外でした。そして、ますますセロトニンを増やさなくては、という気持ちに。

セロトニンを増やす5つの方法

有田先生がセロトニンの分泌を活性化させるために紹介しているのは、どれも簡単で、すぐに実践できそうな方法です。詳しくは、本を読んでいただくとして、キーワードだけダイジェストで。

1.太陽の光を浴びる
2.リズム運動をする
3.グルーミング(触れ合い)
4.食事でセロトニンの原料をとる
5.睡眠と涙を有効に活用する

有田秀穂(監修)「うつ」が消える食べ方&レシピ/河出書房新社2013年

セロトニンを増やす優秀食材。バナナ

セロトニンの原料となる栄養素は、必須アミノ酸のひとつである”トリプトファン”。大豆製品、乳製品、卵などに多く含まれます。また、このトリプトファンをセロトニンに変換するのに必要なビタミンB6、炭水化物も必要です。

セロトニン食材・バナナ

トリプトファン、ビタミンB6、炭水化物のすべてを含む優秀食材がバナナ。腸内環境を整える食物繊維とオリゴ糖も含まれているので、まさにセロトニン活性化食材。心とカラダ、アンチエイジングのために毎日バナナを=本を読んですぐに買いにいきました。効果がありますように。


参考:有田秀穂(監修)「しあわせホルモン セロトニンで 心がかるーくなるごはん」主婦の友社2018年/有田秀穂(監修)「「うつ」が消える食べ方&レシピ」河出書房新社2013年

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