2020年8月11日火曜日

異常気象 熊

 異常気象の生態系にも異変を起こしています。厳しい寒さとなる冬の京都雪化粧をした金閣寺は風物詩ともなっていますが、初雪が観測されない年も多くなっています。それどころか最低気温が0度未満の冬日がない年も。日本全国的に異例の暖かい冬が続いています。

この近年の異常気象は山の環境を変化させ、冬眠しているはずのクマや蛇の目撃例も多くなっています。

今からおよそ100年ほど前には、北海道で三毛別ヒグマ事件が起きています。これは冬眠に失敗したヒグマが、民家を襲い7人が死亡したもの。





最近言われていることが、人と境界線がなくなったということ。以前は、が山中から出てくることは、あまりありませんでした。

今では当たり前のように、家の周辺や畑などに現れます。秋田では住宅街でも頻繁に目撃され、の行動範囲には明確な異変が発生しています。

秋田市の上新城地区の住民は、普段から山中での山菜摘みや猟を行う人々。密接に熊と関わってきた人たちも、熊の変化を敏感に感じとっています。

秋田ばかりではありません。東京の青梅市でも民家に熊が侵入、食料をあさるなど、全国各地で被害が相次いでいます。

何とか共存したいですね。






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