2020年8月8日土曜日

異常気象 シベリア

 異常気象シベリアでも相次いでいます。ロシアのベルホヤンスクという町は、北緯67度に位置していて1892年2月に-68℃を記録した場所。世界で最も冬の寒さが厳しいところの一つ。

その町の普段の6月の気温は20℃ほどですが、40℃近い高温を記録しています。シベリアでは広範囲に渡って熱波の影響があり、気温上昇がもたらす事故や災害が多発しています。

かなり以前から研究者の予測では、熱波のような極端な状態が、今後より増えるだろうと見られていました。今では予測は思うより早く現実になったと言われています。



シベリアの住人が愉しんでいるのが、より早い植物の開花や収穫。ただ気温変動の影響は、環境には懸念すべき問題となっていると世界経済フォーラムは言っています。

そのひとつが、気温上昇が理由の永久凍土融解。中央シベリア高原北西部にある燃料タンクから、河川などにディーゼル油が流出する事故が発生、大規模な環境汚染となっています。

この事故原因が、タンクの土台だった永久凍土が解けだしたのではないかと見られています。科学者たちの予測では、永久凍土が溶けることで北極圏のパイプラインが崩壊する可能性も。

地球はどうなってしまうのでしょうね。






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