絶滅危惧種は水族館でも見ることができます。このなかで有名なのがあのラッコ。
なんといっても可愛いラッコですが、残念ながら絶滅危惧種に入っています。
しかも日本国内のラッコの飼育数は激減していて、ラッコに会える水族館もだんだんと貴重なものとなっています。
展示している主な水族館は、大阪の海遊館をはじめ横浜の八景島シーパラダイス アクアミュージアム、三重県の鳥羽水族館など。
他にも多数の水族館があり、見れる機会がある間に出かけたいところです。
ほかにも絶滅危惧種を展示している水族館を紹介します。多くのハゼを展示している新江ノ島水族館。そのなかに絶滅危惧種指定のハゼが3種もいます。
最初の紹介は「ツバサハゼ 」。胸ビレが大きく左右に張り出していて、ツバサのような姿になっています。
南西諸島より南の西太平洋沿岸の河川に生息していて、特に上流にある急流域を好んでいます。この大きく左右に張り出した胸ビレが水の流れを受け、強い流れの水中でも体の安定性を保持。生息をしやすくしています。
次は「タメトモハゼ」。ハゼの仲間のなかでは比較的大きな種類で、体長は30cmほど。薩南諸島以南の河川域に生息しているとされ、顔だけを見るとまるで古代魚のよう。
最後は「タナゴモドキ」。左右に腹ビレが分離して吸盤状ではないことや、小さな口元がタナゴのような容姿から名前が付いています。
水族館にはよく調べると絶滅危惧種となっている生物がたくさんいます。
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