2020年7月14日火曜日

陸上自衛隊 演習場

陸上自衛隊演習場ですが、主に民家などがほとんどない山間部に設けられています。これは比較的小さな規模の演習場で、実弾射撃はほとんど行われていません。

対戦車ミサイル迫撃砲、榴弾砲などの射撃が行なわれる広大な敷地の演習場は主に北海道に集中しています。

陸上自衛隊演習場の大半は国有地となっていますが、民有地を国が貸借という形のところもあります。

また自衛隊の演習場となる以前から、地域の住民が生活に必要なや野草をはじめ、薬草やきのこなどを採取していたことで、元々の地域住民は入ることを認められているところも。

陸上自衛隊演習場は施設とはいえ、実際のところはただっ広い原野というイメージです。







もともとの経緯に加え、駐屯地と違い防護をしなければならない武器弾薬などもありません。そういったことで演習場は外周フェンスすらなく、入口ゲートしかないところが多いのです。

しかも、そのゲートも立入禁止の看板と、車両止めがある程度で、入ろうと思えば誰でも入れてしまいます。
そのため口さがない人は、現代日本に残された最後の秘境とまで呼んでいる始末。

陸上自衛隊の施設は、この演習場駐屯地です。

陸自は有事の際、移動した先々が作戦行動拠点となります。平時には一時的駐在という意味で駐屯地(station)という言葉になっています。

艦艇と航空機は常設的な施設が必要なので、海上と航空自衛隊は基地と呼ばれます。

演習場付近に行ったときは気を付けたいところ。





0 件のコメント:

コメントを投稿