学生時代 ~小学・中学・高校時代のADHD特徴~
こんにちは、うっかりパパ(@Ukkaripapa_adhd)です(^^ゞ
今思い返せば、小学生の頃から『忘れ物が多い』などの特徴はありました。
でも、学生時代は『ADHD』が原因で、
周りから何か言われたり、深く傷付いたり、悩み込んだりしたことはありませんでした。
私の場合は、成人して社会へ出てから苦労した『大人のADHD』だと思います。
心療内科の先生曰く、学生時代にADHDだと気づかなかったのは、
「IQが少し高かったから、あまり目立たなかったんじゃないか?」とのことでした。
【 小学校時代 】… スポーツ・勉強が出来て人気者
【 中学校時代】… 自信家
【 高校時代 】 … 友達作りに失敗、勉強で挫折
高校時代は少々辛かったですが(^_^;)、それぞれ当時をさかのぼってADHDの特徴を説明していきます!!
この記事は『大人のADHDの考え方』の参考にもなると思いますので、ぜひ読んでいただきたいです。
(※『大人のADHD』: 幼少期にADHDと診断されず、大人になって『生きづらさ』を感じてADHDと診断される。)
子どもの頃は特に悩みはない ⇒『大人のADHD!?』
ADHDの特徴の表れ方について3パターンに分類します(´з`)
- 幼少期からその特徴が表れる
- 幼少期に特徴はない⇒ 大人になって周りの環境などで後発的に特徴が現れる ⇒『大人のADHD』
- 幼少期に特徴はあるが、困るほどではない ⇒ 大人になって、その特徴で悩む ⇒『大人のADHD』
※特に『大人のADHD』は「2.」と「3.」の2パターンに分かれると思います。
(諸説あります)
私は完全に「3.」です!
高校時代に多少挫折があったものの、大学生までは何とかなっていた人生が、社会人になってから、どうしようもなくなりました💧
うっかりパパの子ども時代
小学校時代 … スポーツ・勉強が出来て人気者
コミュニケーション能力は高くはなかったです。
1~2年生の頃は友達もいなくて、女の子の遊びに混ぜてもらっていた記憶もあります。
でも、勉強とスポーツは人並み以上に出来ました。
それが『成功体験』として自信を持ち、学校に馴染んでいったと思います。
特に『算数とか理系の科目』はすごく得意!!『作文』は唯一苦手でした。
小学校時代のADHDの特徴として
- 忘れ物が多いので、親友に明日持って行く持ち物を毎日電話して確認していた。
- 『変わった奴』≒『面白い奴』だと言われていた。
(意味不明な動きをして人を笑わせるなど、多動が原因?) - とにかく好奇心が強かった。人がやっていない事、危ない事が好き。
『多動・衝動性』もあったのですが、
『内気で恥ずかしがり屋』という性格が強く、割と大人しかったです。
小学校時代は、問題になるレベルではなかった。
とにかく周りからは
『ちょっと変わった奴』だったと思います。
中学時代 … 自信を持つ
中学校は3つの小学校が集まる地区で、人数が3倍になったため、いろんな人がいて圧倒されました。
小学校で馴染めていた私は、結局『内気で恥ずかしがり屋』の性格で、すぐには馴染めずに、最初は大人し~くなっていましたが、徐々に友達も増えて、中学生活は楽しくなりました。
バスケ部に入ってスポーツに打ち込みました!
運動神経は良くて、学校内では上手い方!
でも、いざ試合になると成績は良くなく、上には上がいて、井の中の蛙でした。
勉強に関しては、
多少『得意』と『不得意』が分かれてきましたが、まだ優秀でした。
全体の上位5~10%くらいには入れていたと思います。
『不得意』な分野も勉強さえすれば出来ました。
「テストなんて普通に勉強してたら誰でも良い点取れるのに、なんで勉強苦手な人がいるんだろう??」
なんて生意気に考えていました(^▽^;)
中学校時代のADHDの特徴として
- 数学はほぼ勉強なしで、満点に近い点数が取れた
- 記憶が必要な科目は、相当勉強しないと高得点が取れなかった
中学校時代、部活内でも友達も多く『勉強・部活・プライベート』で特に苦労をせず、
未来に希望を持って、自信と余裕に満ち溢れていました!!
高校時代 … 友達、勉強、バスケットでつまづく
高校もやっぱり『内気で恥ずかしがり屋な性格』でクラスに馴染めずにいました。
『馴染めなかったこと』はADHDに関係あるかはよく分かりません。
親友と呼べる友達もいないし、グループにも属さない私は、
- 文化祭
- 体育祭
- 修学旅行
などの、高校時代の青春イベントを全く謳歌できずにいました( ;∀;)
今まで得意だった勉強で・・・
≪ 学年順位 ≫(200人中)
【1年】 20位以内
【2年】 30~50位くらい
【3年】 40~70位くらい
と緩やかに滑り落ちて行きました(笑)
とにかく『得意』『不得意』の差が、はっきり出てきました。
記憶系の科目が出来ない。英単語覚えれないので『英語』も苦手。
挙句、得意だった『数学』も『数Ⅲ・数C』に進むと、付いていくのでギリギリ!!
大学への進学のために、塾にも通って補っていました。
バスケットでも・・・
中学校でバスケットにハマって「高校では本格的にやりたい!!」と意気込んでいました。
運動神経も運動能力もそこそこ高かったので、バスケットは楽しかった!!
3年ではキャプテンも務めました。
キャプテンは向いていない
真面目な私は推薦でキャプテンをする流れになりました。(みんな嫌がるから・・・)
断ればよかった・・・(^_^;)
当時の私は『真面目でほんとちょっとバスケットが上手い』だけ
- 空気読むのが苦手
- 段取り組むのが苦手
- 周りを見るのが苦手
いろんな事を器用に出来ないので、キャプテンには向いていなかったです。
(コミュニケーション苦手)
視野が狭い
私のプレイスタイルは、センスの光る鮮やかなバスケットではなく、泥臭い体力勝負や粘り強さで相手に競り勝つような感じです。
朝練・昼練のシュート練習、筋トレも頑張ったし、持久走も早かった!
今も思えば、過集中で好きな事をやる事に長けていたのかもしれない・・・
『1on1』は得意だった!
しかし・・・
『チームプレイ』が苦手!!( ゚Д゚)
2対2、3対3、4対4、5対5(試合形式)へ、とにかく人数が増えれば、周りの動きをみて瞬時にそれに合わせなければならない。みんなの動きに合わせて動くこと、パスのタイミングを合わせることがすごく難しい。
コーチに「視野が狭い」とよく怒られていました。
今思えば、バスケットでは特にADHDの特徴が出ていたと思います。
高校時代のADHDの特徴として
- 【勉強】 記憶力が必要な科目がどんどん苦手に・・・
- 【バスケット】 プレイ中、周りが見えなくて、『パス』『合わせ』が苦手だった・・・
- 【バスケット】 キャプテンとして、周りが見えなくて、仕切るのが苦手だった・・・
誰にも相談できず「死んだら楽になるかな?」と本気で考えた日もありました。
だけど自分には、何も考えずひたすら打ち込めるバスケットがあるおかげで、学校へ行くことが出来たのかもしれません。
まとめ ~『大人のADHD』である私の学生時代~
思い返すと小学校の頃からADHDの特徴はありました。
しかし小さい頃は本当にその事で悩むことは無く、何とな~く人生上手くいっている感じでした。
でも進学するにつれて、勉強も人間関係もどんどん複雑になる。
勉強でも覚えることが増える。
ADHDじゃない人もそうかもしれませんが、悩みが増えてきました。
学生時代にADHDの特徴に気付きにくかった理由とは
忘れ物などの小さいミスはあるけど、その後のリカバリーが出来ていた。
基本的に勉強(とスポーツ)が出来る事で、これが自信に繋がり、小中学生の頃は自己肯定感が高かったです。
- 毎日決められた時間割
- 夕方になると部活
- 土日は家でのんびり
- 朝起こしてもらえるので、遅刻しない。
- 提出物を出すように言われる。
フォローしてもらえることで、助けられていた事も多かったような気がする・・・
ここから先、大学生活、社会人生活へと、どんどん生活に自由度が増してきて、時間管理やマルチタスクが増えて行きました。
私の人生はイージーモードからハードモードへ切り替わっていきました・・・
『大人のADHD』になったことで、当時は気付かなかった学生時代のADHDの特徴に気付くことができました!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
以上、うっかりパパでしたσ(^_^;)
ではまたっ!!
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