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HSC【ひといちばい敏感な子】徹底解説!子どもを理解するヒントに!

HSCの子育て

HSC【ひといちばい敏感な子】徹底解説!

こんにちは、うっかりパパ(@Ukkaripapa_adhd)です(^^ゞ

我が家の長男は『HSC』です。
繊細で敏感な特徴があります。


その事に気が付いたのは、4歳くらいの頃でした

この特徴が何なのかずっと分からず、子育てに自信をなくし悩んでいた妻は、
『HSC』を知ることで、子どもを理解するヒントを得ることができ、子育てがとても楽になりました。

 

『HSC』については、インターネットでもかなり調べましたが、
HSCの子育てハッピーアドバイスという本が、とても分かりやすかったので、
今回はこの本を元にHSCとはどういうものかを徹底解説していきたいと思います。

 

 

  • 赤ちゃんの頃からとても敏感で、よく泣く。
  • 小さな物音でもすぐ起きて、眠らない。
  • ささいな失敗でも、癇癪を起したり、泣き叫ぶ。
  • なんだか周りの子と違い子育てが大変な気がする・・・

自分の子が当てはまると思われた親御さんは、ぜひこの記事を参考にしてください。

 

《 この記事を書いている人 》

 

HSCってどんな子?

HSCとは

HSC(Highly Sensitive Child)とは、

  • 『ひといちばい敏感』という特性を持つ子ども
  • 環境や育て方でなるものではなく、持って生まれた気質である
  • 障害や病気ではない(発達障害と誤解されることがある)
  • 5人に1人はHSCである

 

アメリカの心理学者、エレイン・アーロン氏が提唱した言葉です。

『HSP』=「Highly Sensitive Person」=『ひといちばい敏感な大人』
『HSC』=「Highly Sensitive Child」 =『ひといちばい敏感な子ども』

 

 

HSCの4つの性質

【HSCが当てはまる4つの性質】

1.深く考える
2.過剰に刺激を受けやすい
3.共感力が高く、感情の反応が強い
4.ささいな刺激を察知する

『HSC』には、この4つの性質が必ず当てはまるといわれます。
4つのうち1つでも当てはまらないなら、おそらくHSCではないです。

 

HSCのチェックリスト

『HSC』かどうかを判断するための
【23項目のチェックリスト】(エレイン・アーロン氏作成)

1. すぐにビックリする
2. 服の布地がチクチクしたり、靴下の縫い目や服のラベルが肌に当たったりするのを嫌がる
3. 驚かされるのが苦手である
4. しつけは、強い罰よりも、優しい注意の方が効果がある
5. 親の心を読む
6. 年齢の割に難しい言葉を使う
7. いつもと違うにおいに気づく
8. ユーモアのセンスがある
9. 直観力に優れている
10. 興奮したあとはなかなか寝つけない
11. 大きな変化にうまく適応できない
12. たくさんのことを質問する
13. 服がぬれたり、砂がついたりすると、着替えたがる
14. 完璧主義である
15. 誰かがつらい思いをしていることに気づく
16. 静かに遊ぶのを好む
17. 考えさせられる深い質問をする
18. 痛みに敏感である
19. うるさい場所を嫌う
20. 細かいこと(物の移動、人の外見の変化など)に気づく
21. 石橋をたたいて渡る
22. 人前で発表するときには、知っている人だけのほうが上手くいく
23. 物事を深く考える
得点評価⇒13項目以上に「はい」なら、HSCです。
しかし、心理テストよりも子どもを観察する親の感覚の方が正確です。
たとえ「はい」が1.2個でも、その度合いが極端に強ければ、HSCの可能性があります。

 

息子は、「静かに遊ぶのを好む」以外の
22項目が、当てはまりました!

見事な当てはまりっぷりにビックリ!!

繊細ママ
繊細ママ

 

そして大人になっても敏感な性質は変わりません。

 

大人の『HSP』22項目チェックリストもこの本に載っています。

ちなみに私は13項目該当、妻は20項目該当し、親の私たちもおそらくHSPです。

得点評価⇒22項目中12項目以上に「はい」なら、おそらくHSCです。
HSPの場合も、たとえ「はい」が1.2個でもその度合いが極端に強ければ、HSPの可能性があります。

 

 

他の子とは違う特徴とは

どんな子にも生まれた時からの性格の違いがあります。

HSCでない子どもは、周りを気にせず思った通りに行動しますが、
HSCは、生まれつきよく気がつき、深く考えてから行動します。

 

『HSC』の子が、何に対して敏感かは人それぞれ違います
よく気がつく得意分野も人それぞれです。

体の内外のことに敏感で、感受性が強く、想像力が豊かです。
悲しみや喜びを、他の子より強く感じています。

 

発達障害との違い

感覚の敏感さをもって、発達障害と誤解されることがあります

感覚的な刺激に極めて敏感なところがある自閉症スペクトラム症と似ているように思いますが、
人の気持ちに関しての違いがあります。

 

  • 自閉症スペクトラム症・・・人の気持ちに気づきにくく、空気を読むのが苦手。
  • HSC・・・人の気持ちをひといちばい察しすぎて、気疲れしてしまう。

 

長男も、はじめはADHDや自閉症スペクトラム症ではないのかと調べましたが、
発達障害以外に『HSC』という性質を持つ子どもがいることに気づき、納得できました。

 

世の中には4タイプの人がいる

  1. HSCで刺激を求めないタイプ
    リスクを取らず新しい世界になかなか入ろうとはしない
  2. HSCで刺激を求めるタイプ【HSS】
    状況を確認したうえで、それでも好奇心が勝ってしまい新しい世界に入ろうとする
  3. 非HSCで刺激を求めないタイプ
    あまり物事を気にせず、現状を受け入れ、マイペースに淡々と生きていく
  4. 非HSCで刺激を求めるタイプ【HSS】
    現状をよく確認せずに、いきなり新しい世界に飛び込もうとする

 

妻はHSPで刺激を求めないタイプ

私と息子はHSP/HSCで刺激を求めるタイプでした。

 

 

HSCの中に好奇心の強い(刺激を求める)子が30%

『HSC』には,内向的で大人しい子が70%外向的で好奇心が強い子が30%います。

この外向的な性格をHSS(刺激探求型)といいます。

 

【HSSの特徴】

  • 退屈しやすい
  • 新しい場所に行きたがる
  • 始めての出来事を楽しむ
  • 珍しい物を見に行く
  • 新しい物を買ってもらうと大興奮するが、すぐ飽きる

 

特に、『HSC』でHSSの特性を持った子や、感情反応の強い子は育てにくいと感じることが多いそうで、
息子のこの特徴にとても悩まされ、この本を読んでその理由を知ることが出来ました。(詳しくは別記事にて)

しかし、『HSC』であることは、決してマイナスの面ばかりではありません(^^)
HSCにしかない息子のプラスの面もたくさん見えてきました。

 

まとめ 子どもを理解するヒントに!

『HSC』は、新たなレッテル貼りではありません。
病気でもあく、障害でもない。

親も気づかないうちに自己肯定感が低くなり、不登校、引きこもり、生きづらさを抱えて、心の病気を抱えてしまう前に、
少しでも早く『HSC』を知ってほしくこの記事を書きました。

 

理解ある親に育てられることで、子どもは試練を乗り越えて、
成長していくことができると、この本の著者もおっしゃってくださっています。

 

我が家もこれから待ち受けている苦難や試練に、
立ち向かう覚悟ができました!
繊細ママ
繊細ママ

 

人と同じことが求められ、周りの子と違っているとわがままだと思われたり、親のしつけが悪いと言われかねない世の中で、1人1人の子どもを理解するためのヒントとして、ぜひ『HSC』を一人でも多くの人に知ってもらいたいです

 

うっかりパパ
うっかりパパ
『HSC』は感受性が高く、思いやり、愛、芸術など
良いことをたくさん吸収して、きっと優しい素晴しいお子さんに育ちます。

これから親と子が、もっと楽に子育てを楽しむことが出来ればいいなと思います。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。
以上、うっかりパパでしたσ(^_^;)
ではまたっ!!

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