サブタイトルに、行列のできるケーキ屋さんが教えると書いてあり
ほお、ケーキ屋さんに行列?
けれども、表紙のケーキが美味しそう🍰
と思い手に取ってみました。
著者さんは約10年前、北海道の函館に港が見える小高い場所で
小さなケーキ屋さんを始められました。
それが今では、年間約200万人のお客さんが
全国からわざわざ足を運んでくださるそうです😲
私はほぼ資金ゼロからのスタートで、事業を始めました。
正確に言えば、私が独立時にお店をオープンするにあたって使ったお金は、たったの20万円です。
略
私は事業をスタートする際には、それがどんなビジネスであれ、必要最小限のミニマムなところから始めることが大事だと考えています。
つまりそれは資金面からお店の規模、売る商品の数、人件費などを含む、全ての要素を小規模レベルから始めるということです。
とても堅実な考え方ですね。
実際に、店舗は住居兼用で、
しかも元喫茶店として使われていた一階を
そのままケーキ屋さんとして利用したそう。
オープン当初は、他でのアルバイトもされていたそうです💦
とても現実的なので、イメージしやすいし
自分にも出来そうって気になってきます😅
でもお商売!
大事なのはここからですよね。
戦う相手を見極めるその上で相手と戦わない戦略もある
いまや、街のケーキ屋さんの競合相手は、
同業のケーキ屋さんではなく、コンビニエンスストアだそうです😵
そこで相手と戦わない戦略とは。。。
コンビニエンス便利の反対、いわゆるインコンビニエンス不便、というコンセプトです。
①不便な場所がチャンスになる。
②賞味期限30分を売りにする。
略
相手の弱みや相手ができない部分を強みにして、あえて違う土俵で勝負していく、と言う戦略の方がよりスマートに、より簡単に勝ち抜くことができる。
なるほど。。。
その他にも、女性が活躍できる職場作りに力を入れたり
小さいお店だからこそ、自らバタバタ感を演出して活気を出したり!
スモールビジネスをやる際の考え方として、
とても役に立つ一冊だったと思います。