こんにちは。
豊胸手術なしで筋トレのみでA→Fカップにアップしたと言い張りながら、豊胸かつ詐欺がバレた漢ことリュウです。(嘘)
(この記事の冒頭でこの方をパロっておりました)
さて、今回は
「スペイン語勉強したのにメキシコではわけのわからん事ばっかり言うもんだから、自分を慰める日々を送ってます ヽ(`Д´メ)ノ」
というあなたのお悩みを解決したいと思います。
それだけメキシコ特有の言い回しは多く、スペイン語圏の中ではアルゼンチンに次いで2番目に他の国では使われない言葉が多いと聞いたことがあります(大変すみませんが、おソースは見つかりませんでした)
ですが、メキシコはスペイン語圏の中で一番話者が多いので、何だかんだでこれらの表現は覚えていくと便利です。
※前回がオゲレツ大百科ネタだったので申し訳ないのですが、またきったねい言葉が出てきます。
※メキシコ人と汚物は持ちつ持たれつの関係なので、許してネ☆
※メキシコ以外の国でも同じ意味で使うYO!という場合は、コメントかツイッターか何かでお知らせください。
- ①Me vale madre
- ②Mande
- ③Está padre
- ④Está chido
- ⑤Está cañón
- ⑥Me lleva la chingada
- ⑦Güey
- ⑧No mames / No manches
- ⑨Pinche
- ⑩Ándale / Órale / Híjole
- ケツ論(簡ケツに)
①Me vale madre
これは「(うんざりして)もうどうでもいいZE」的な意味で、「母」とは関係ありません。
この「madre」という単語は、メキシコでは否定的な文脈で多用されます。
ちょっとお下品なので、私のように品格のあるあなたは「me vale queso」と言っても、同じ意味で下品ではありません。
使用例:
A: Dicen que hoy viene TAKUYA.
B: No manches, me vale madre.
A: 今日TAKUYA来るってよ。
B: ふざけんなよ、もう無理ぽ。
②Mande
「Mándeme」ないし「Mándeme usted」も同じですが、「mande」が人気ナンバーワン!です。
使い方は、
イ)相手の言ったことを聞き返す時(え?/はい?等)
ロ)相手の呼びかけに対しての返事(はい/何?/イエッサー!等)
→イ)は語尾を上げる感じで、ロ)は下げます。サゲマン。
例:
Mujer: Ayer te vi en un motel con otra mujer.
Hombre: ¿Mande?
女:昨日、あなたが別の女とラブホにいるの見たんだけど。
男:え、何だって?
→男、修羅場乙☆まあ、これは一生mandeを繰り返した方がいいでしょう。ていうか、女もラブホ行ってたんかーーーーい!!!!!(メキシコの日常)
③Está padre
大変メキシコチックな言い方ですが、意味は「すごい」「イイネ!」「ゴイスーでごわす」(死語)くらいの感じです。
この場合「父」は関係ありません。
「Qué padre」と言うと少し感嘆度が増します。
A: Oye, dicen que TAKUYA dejará de ser humano.
B: ¡Qúe padre!
A: おい、TAKUYA人類やめるってよ。
B: イイネ!
④Está chido
「Está padre」と大体同じ意味ですが、より若者向けっぽい聞こえ方をします。
これも「Qué chido」だと強くなります。
例:めんどいので略(上のと同じように使って頂ければと存じます)
⑤Está cañón
「cañón」は本来「大砲」ですが、estarに続くとメキシコでは「めっちゃくちゃだYO」「カオス」みたいな感じのニュアンスです。
例:
A: Se me agota todo mi papel higiénico porque me visita pinche TAKUYA todos los días.
TAKUYA: Está cañón, ¿eh?
A: いや、TAKUYAの野郎が毎日うち来るから、トイレットペイパーが全部なくなる件。
TAKUYA: めっちゃくちゃだな、をい。
→もはや本人の前で言ってて草。よっ、ウ○コ王子!ちなみに、メキシコ人は他人の陰口が大好物な傾向があり、本人の前では猫を華麗にかぶる人が多いです。
⑥Me lleva la chingada
さあやってまいりました。
メキシコ国民の99%が愛用するこの表現ですが、大変お下品です。
意味は「むかつく」くらいの感じで、何かが不快な時に使います。*1
品格を求める方は、「la chingada」の部分を「la fregada」「la que me trajo」(つまりmadre)などで言うことを勧めます。
TAKUYA: Hola, soy TAKUYA.
Alguien: Me lleva la chingada.
TAKUYA: ヰッス、オラTAKUYA。
誰か: 気分害す。
→もう手遅れのようです。
⑦Güey
発音は「ウェイ」に近く、「wey」と書かれることが多いです。
意味は本来「馬鹿」的な感じで教養のない人が使っていましたが、近年は老若男女(老は除く)問わずほぼ全国民が5秒に一回は使う言葉で、友人間では確実に使われます。
使い方はいたって単純で、「,」や「.」などの区切りにぶち込むだけで、めんどくさい手続きは一切不要☆
ちなみに品格の塊の私は断じて使いません。
例:
Ayer wey, en la pinche escuela wey, pinche SATAKE estaba desnudo todo el día wey.
昨日なあ、糞学校でなあ、佐竹の野郎がずっと全裸だったZE、AHO。
⑧No mames / No manches
「ふざけんな」「冗談は世志虎ちゃん」くらいのニュアンスで、驚いた時や相手がボケた時などに使われます。
ただ、「mames」は「mamar」(おしゃぶりする)の活用なので、
「manchar」(汚す)の活用の「manches」で言ったほうがクリーンです。*2
No mames の後、大体セットで「wey」が付くことが多いです。
使用例:
A: Dicen que hoy viene TAKUYA.
B: No mames wey, me vale madre.
A: 今日TAKUYA来るってよ。
B: ふざけんなよ阿呆、もう無理ぽ。
→デジャブでしょうか?
⑨Pinche
はい、これもメキシコ人は5秒に1回くらい使う、人気爆発の言葉です。
名詞や形容詞の前に付けられますが、「糞~」「~の野郎」くらいの感じです。
例: 上を見てチョ
⑩Ándale / Órale / Híjole
メキシコ独特の語尾に特に意味のあまりない「le」を付けるシリーズです。
一気に見てましょう。
・Ándale
意味はいっぱいありますが、主に
- その通り(相手の言った事に同調)
- ほら/早く(何かするのを促す)
- 電話などの会話を終えるのに話を終える時(ándale puesの形で言う)
例:
¿Es correcto?
-Ándale.
合ってる?
ーその通り。
※相手が知らない人や年配の方なら「ándele」、複数なら「ándenle」です。
・Órale
「órales」でも意味は同じですが、首都周辺で主に使われます。
意味は主に次の通りです。
イ)おお、うわ、あじゃぱー等(驚いた/感動した時)
ロ)電話などの会話を終えるのに話を終える時(órale puesの形で。=ándale pues)
例:
Órale(=Ándale) pues, nos vemos en un siglo.
TAKUYA: Nos vemos, cuídate, bye.
そういうことで。1世紀後に会おう。
TAKUYA: また会おう、お元気で、さらば。
→実質的絶縁乙☆
・Híjole
(主に不快で)驚いた時に使います。
ていうか、もはや名詞にまで「le」が装着されちまってます。
例:
A: Dicen que hoy viene pinche TAKUYA.
B: Híjole.
A: 今日TAKUYA来やがるってよ。
B: うわ~。
→使いまわし、反省してま~す。
ケツ論(簡ケツに)
- 基本的にみんな口悪い
- なぜか「padre」はポジティブで「madre」はネガティブな意味
- TAKUYA、来世がんばれ
メキシコ語はまだまだあるので、気が向いたら続編やります。
ADIDAS間違えたADIÓS!
本日も最後まで温かい目で読んでいただきありがとうございました。
↷関連してるのかな?マナカナ。