我々日本人が日本の中学校で習う英語は大学時代や社会人になって外国人と出会い、
学校で習った英語が何かおかしい?チョット変?と思った人も少なからず
おられるかと思います。今回はその例として3つをご紹介したいと思います。
もしかするとアナタも気づかずに使ってませんか?
I'm very hungry!
「私はとてもお腹がへってます」恐らく中学校ではそう習ったかもしれません。
実際のこのフレーズを言ったとしても問題なく通じます。
ですが...ネイティブの人が自分の感想を言う時に"very"は使わないのです。
なぜなら"very"は客観的な言葉で、主観的な感情を表す際には、チョット不自然に聞こえてしま
う様です。今回の場合であれば"really"を使います。こちらの方が「本当に」や「すごく」
という気持ちが伝えられます。ですので… I'm really hungry.
He's wearing glasses.
「彼はメガネをかけています」現在メガネをかけているから現在進行系で〜ingを使いたく
なりますが、これも日本語の「している」を現在進行系にそのまま英訳しただけなので、
ネイティブにすると間違った表現となってしまいます。これはあくまでも「一時的な状態」で
「いつもそうではない」という状態を示す表現となります。
ですので.. He wears glasses.
I was left waiting by Suzuki.
「鈴木さんに待たされたよ!」う〜ん。何かおかしいですよね。この場合の受動態は
こんな風には言いません。ネイティブは「鈴木さん」を主語にして能動態にします。
これも中学校で受動態と能動態の言い換えを勉強した方も多いかと思いますが、
受動態に変える必要は全くありません。
ですので… Suzuki made me wait.
いかがでしょうか?あっ、そうだったの?という表現はありましたか?
でもどうして日本の学校ではこんな感じで教えてくれなかったのでしょうかね?