実は私、犬を飼うつもりはありませんでした。



ハッチを迎える1ヶ月前まで先住犬がいました。



同じコーギー メス 14歳 ナーサン


11歳頃に、当時コーギーの多くがなっていた遺伝病 DM(変性性脊髄症)が発症。



後ろ足の麻痺から、前足の麻痺、そして全身麻痺が進んで死に至る、人間で言うALSのような病気です。



後ろ足の麻痺が進んでからは車椅子をオーダーし、前足に麻痺が進んだら四輪化してもらって散歩に連れて行った。





(ポチの車椅子さんが作ってくれる車椅子は、軽くて丈夫で絶品です!)



寝たきりになってからも、ベッドに入れて出窓から外を一緒に見たり


オシッコを出せなくなってからも、病院でオシッコの出し方を教わって得意になった。



寝たきりでもスノコに四輪をつけたカートにベッドを置いて、行きたがってる所に、料理中の私の足元や、ごはん中の机のそばに連れてきてた。



介護は幸せだった。全く苦じゃなかった。



(皆さんの話を聞くと、介護が楽だったのは、喉も麻痺して吠えられなくなってたからだと思います。)


(夜鳴きする子の介護の話を聞くと、近所のこととか考えちゃうし寝れないので大変だと思います。)



寝たきりになってからも、頻繁に体位を変えて、絶対褥瘡(床ずれ)は作らないぞ!!と気合を入れてたのに。



ある日体にハゲのようなものが。



(これはだいぶ大きくなってからの写真)


出来てしまったか〜と思ってさらに気をつけててもどんどん大きくなる。



近所の動物病院に見せたところ、かさぶたになってるからふやかして洗ってあげてって低刺激のシャンプーをくれた。



早速帰って洗ってみたらすっごく痛がったのでかわいそうなのでやめた。


軽く洗って終了。



その後も床ずれはどんどん広がって、そして元気もどんどんなくなってくる。



2ヶ月くらい後、なんだかぐったりしてるので急いでもっと大きな動物病院に行った。



そして見てもらったら、なんと



乳腺がんと言われました。



進行が早くて、手術したとしても再発しやすいがん。



まさか、がんだなんて




洗ってあげてって言った近所の動物病院を恨んだ。



がんを洗うってどれだけ痛かったろうえーん



地域密着でいい先生だったんだけど、ちょっと不信感が募りました。



狂犬病やフィラリアや日々のケアは小さな病院でもいいけど、病気はやっぱり設備の整った大きい病院が安心。



何か不安があるときは、犬でもセカンドオピニオンをおすすめします。



続きます。





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