続きです。



前回の記事はこちら





乳腺がんと診断されたナーサン。



薬をもらって峠も越してまた食欲も出て来た。



それでも体調はよくなったり悪くなったり。



苦しそうでブルブルしてる姿を見ると、安楽死をさせる選択も理解出来る気がした。



でもナーサンは頑張ってる。



がんはどんどん広がって行ってナーサンの体力を奪っていく。



寝る姿勢も、がんの側を上にしたら痛がるようになった。



つらそうなので痛み止めを処方してもらうも、まずいみたいで吐き出す。



その後、混ぜた食事も食べなくなってしまった




もらったのはトラマールOD錠。


がんの疼痛用の中程度の痛み止めです。



この薬、どんだけまずいんだと思って調べてみたら、毒薬のような、口に入れるとすぐ吐き出したくなる味だそうで



かわいそうなことをした。T_T

どうも、依存してしまわないようにわざとまずくしてる薬らしい。



人間なら我慢して飲めるかもしれないけど、犬には拷問だろう。



これ以上辛い思いはさせたくないので、最悪の場合だけにしようともう飲ませるのはやめた。



痛みを緩和しようと試行錯誤しつつ色々やった。



でもそんな日々もあっという間。





お別れの日が来てしまった




乳腺がんと言われてから3ヶ月。




とてもいい天気の日、いつものように出窓から外を見せていると呼吸がおかしい。




すぐに下ろして、だっこしてあげる。

 



ついにこの日が来たんだ。





苦しそうにしてるナーサンに、



もういいよ。ありがとう。大丈夫だから。

ありがとう…



と伝えた。



そうしたら安心したように腕の中で息を引き取った







私はこれまで3匹の犬と生活してきた。



最初の犬は私が2歳の時から一緒に生活していた。


いつも助けてくれて、私のお兄ちゃんみたいな存在だった。




2匹目の犬は、私が中学生のときに拾った。


世話が焼けて、弟みたいな存在だった。




3匹目はナーサン。


絶対買わないと言い張ってたペットショップで一目惚れしてしまった。


生後2ヶ月の頃に買ってきた。




それからはずっと一緒。



1番多くの時間を一緒に過ごした、娘のような存在




どれほどつらいか、今も考えるだけでつらい。


まだ乗り越えられていない。




そんなナーサンがいなくなって、私はもう2度と犬は飼わないと決意したのでした。




その決意は嘘ではないと、すぐに犬用品は処分しました。


ペットの保護団体に寄付をして。




それなのに…


ハッチに出会ってしまうのでした。




(散歩に行けなくなっても出窓から外をよく見てました)








にほんブログ村 犬ブログ コーギーへ
にほんブログ村
コーギーランキング