ビジネスリーダーに求められる役割、必要な力とは?最強のチームを作る秘訣

2020年9月20日

リーダーシップ術

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ビジネスリーダーに必要な力 イメージ


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ビジネスリーダーに必要な力


ビジネスリーダーに必要な力は下記の4つに分類できます。

①眼・・・変化抽出力

いま起きつつある変化を半歩先にとらえ、戦略的に先手を打つ力です。

②心・・・使命感・価値観・仕事を楽しむ意識

意欲や使命感がなければ、長期にわたって頑張り続けることはできません。

最初から『これが天職だ』と思える仕事に出会える人はわずかです。
また、そう思っていても、それはあくまでも自分が経験した範囲の中での評価です。

若いうちは、選り好みせず幅広く経験することで、
本当の自分の適性が見えてきます。

③技・・・論理思考力・発想転換力・伝える力・経営スキル

これらの力は努力して積み上げることができるので、
技だけで自分を差別化できると考えるのは危険ですので気を付けましょう。



④体・・・実行力・人間力

実行力と人間力を鍛えるのは経験だけです。
先輩のサポート役のような仕事では、これらの能力は身につきません。
とにかく、自らの意思決定のもと行動を起こすことが重要です。

理想を言えば、20代か30代のうちに
子会社か事業部門の経営にあたることができればベストです。



それが自分の意思決定がもたらした結果を目の前に突きつけられる経験になります。

そこまでできないにしても、
手始めとしてまずは、プロジェクトという単位で
マネジメントのサイクルを回してみることが大事です。

少人数のチームであっても、
まずは『自分が責任者』というポジションを経験すること。
それが、成長する一番の秘訣です。


即興による意思決定の質を高める3つの訓練方法


①自分なりの仮説を立て、実際に行動し、結果を検証する。

何事も自分の頭でまず考え、解釈し直します。
とっさに最適なアイデアのパターンが浮かぶようになります。

②妄想をたくさん行う

『もし、こうなったらどうなるだろう?』
と普段から頭の中でいろいろなシミュレーションを行いましょう。
いざという時に冷静に的確な判断ができるようになります。

③物事の原理原則を考える。

常に物事の本質に興味を持ちましょう。
なぜそうなっているのかを考え、
原理原則を知ると、想定外の出来事に即座に対応できるようになります。

ビジネスリーダーの心構え5ヶ条

リーダーの心構え5ヶ条

リーダーが心構えるべきことは、稲盛和夫氏が提唱している5ヶ条を

実践していくことで、人間的にも成長していくことができます。


【経営の神様】稲盛和夫の8つの名言・考え方を学び、仕事に取り入れよう


人としての器を広げる生き方・働き方を心がけていきましょう。

自分を磨き続けるリーダーこそが組織を永続的に発展させていくことができます。


①徳で治める


命令で部下を動かそうとしても限界があります。

『あの人のためだったら一生懸命に働きたい』

そう部下に思われるように、

リーダーはまず人として自分を磨かなければいけません。


人として正しい価値観や倫理観を持つことが

仕事だけでなく、人生でも大きな結果を残す秘訣です。

そのために日々、心を鍛錬し、人格を高める必要があります。


人格を形成するのは下記の三徳と呼ばれているものから構成されます。


智仁勇

智・・・知恵/決断力

仁・・・思いやり/優しさ

勇・・・勇気/行動力   


②利他の心を判断基準とする

自分のことだけを考えてはいけません。

自分さえよければよいという人に誰も協力はしたがりません。

利他の心を持ち、それを判断基準としましょう。


人のために尽くせば相手は必ずお返しをしようと思います。

他を利することが結局は自分を利することになります。


③常に明るく前向きな姿勢


常に明るく前向きなリーダーに部下はついていきたいと思いますし

成功する可能性も高いです。


『できます』と言う人に仕事を任せるなど

前向きな人の方が成功する確率がはるかに高いです。


④誰にも負けない努力をする

地味な仕事も一歩一歩堅実に努力を続けましょう。

それによって人生や仕事の結果に大きな差が出ます。


⑤部下に夢ややりがいを与える

リーダーは部下を幸せにしないといけません。


人生の幸福度を上げる方法は?幸せ基準を見つめ直し、幸福度を高めよう!


その幸せの意味は、まず部下とその家族の生活を守ることです。

さらに、部下に夢とやりがいを与えなければいけません。


夢や目標の考え方、見直し方は?理想の将来像を明確にして人生をプラスに好転させよう!


例えば、毎月3,000万円の売り上げがある部のリーダーなら

来月は5,000万円売ろうとメンバーに声をかけましょう。


それが部の夢になります。


メンバーがそのためにどうすれば良いかと聞いてきたら

『それは皆で考えよう』と言いましょう。


そうすることで、アイデアを考えるようになります。

そうゆう部署は面白くてやりがいが出る部署になります。


新しいアイデア・発想を生み出す方法は?アイデア発想技術を身に付け、ビジネス感性を高めよう!


メンバー全員のベクトルが正しい方向に揃うと結果が最大化します。


ビジネスリーダーは思いやりと優しさの心構えが不可欠

リーダーは思いやりと優しさの心構えが不可欠



今の時代は3つの特徴に集約されます。


①グローバル化


国内市場だけで生き残っていける時代ではなく

世界を相手に仕事をするように変化しています。


②産業区分の崩壊


ハードウェア業界の米アップルが音楽のコンテンツを売る例のように、

業界の垣根がなくなりつつあります。


③テクノロジーの進化


技術革新によって生活や仕事が便利になり、世の中がより効率化してきています。


上記3つの特徴からも、現代は、世界を舞台に国籍や業界を超えて

様々な人達とコミュニケーションを取らなければいけません。


それをテクノロジーが支えている時代です。

その結果、働く人々はものすごく疲弊してきています。


パソコンやスマートフォンは瞬時に世界と繋がりますが、

便利を通り越して四六時中、追い立てるように仕事をするようになりました。


このような時代変化により、癒しが必要となってきていることから、

リーダーは仕事ができるだけでなく、思いやりや優しさが求められており、

部下に関心を持って、声を掛け合い、互いに助け合うことが大切になってきています。


部下とのコミュニケーションを取る上で、

朝の表情に部下の本音が最も表れているため

毎朝見ていると変化に気づきやすいのでお勧めです。


相手から本音を引き出す方法は? 覚えておきたい会話質問テクニック


ちょっと調子が悪そうな部下には1対1で話し

しっかり成果を出すためにも、リーダーは思いやりと優しさがないといけません。


仕事で成果を上げるために心がけることとは?成果を出せる人の特徴、共通点と禁句事項


また、人は、理念やビジョンだけでは動きません。

人は何を求め、感情のツボはどこか。

どこをどのように整えたら、十分な力を発揮でき、絆が深まるのか。

というような、一人ひとりの人間を大切にする心構え、気遣いが必要です。


仕事で気遣いができる人の特徴は?優秀な人が実践している気遣いの手法を実例で解説!


こうしたリーダーになるには

人に対する興味関心やコミュニケーション力が不可欠ですので、

慈愛の心で部下やチームのメンバーに接していきましょう。


この時間を共有する機会の積み重ねにより、

部下との間に、一体感が生まれてきます。


リーダーに求められる質問力

リーダーに求められる質問力


傾聴力を高める方法・秘訣は?聞き上手になるスキルを磨き、質問力を高めよう!


人を動かす立場にあるリーダーには、

質問力を磨き、人間関係を紡むことが上手くなる必要があります。


ここでは、NGな質問のパターン例と効果的な質問のパターン例とを比較し、

どのように質問をすれば、相手との信頼関係を構築できるのかを

まとめましたので、参考にしていただき、実践していきましょう。


リーダーのNG質問パターン例


①相手の話を遮る質問


例:それってつまり、〇〇ということですよね?


相手の答えが終わっていないのに、

『それはこうゆうことですよね?』と一方的に結論づけて、

次の質問をしてしまうのはNGです。


こういったパターンは、

頭の良い人、頭の回転の速い人に多い傾向にあります。


理解が早いため、相手の話を最後まで聞くのが苦痛なのかもしれませんが、

通常、人は自分の話を相手に聞いてほしいものです。

話す意欲を失わせる要因にもなります。

相手の話を聞いているうちに何か思うことがあっても、

相手が話し終えるまで待ちましょう。


また、話を聞く行為は、相手をおもてなすことにも通じます。

そのため、話を聞き出すためには、時として我慢も必要です。


②自分の話に持っていく質問


例:それなら、〇〇って知ってますか?


相手が話している途中なのに、

『それなら、〇〇は知ってる?』などの質問で、

自分に話を持っていってしまう人はNGです。


自分が知っているさらに良い情報を教えてあげたいという気持ちから、

先走ってしまうのは、大人としてマナー違反です。


人が誰しも持っている、他者から認められたい。という承認欲求は、

話をきちんと聞いてもらえないと満たされません。

心当たりある方は、黙って頷く我慢も必要です。


③決めつけた質問


例:〇〇さんのお得意な料理はイタリアンなんですよね?


相手の趣味が料理で、特にイタリアンが得意だと、

事前に把握していたとします。


そこで、

『〇〇さんのお得意な料理は、イタリアンなんですよね?』と質問すると、

相手は、『はい』としか答えられず、話が終わってしまいます。


これは、イエスかノーしか答えられない、

クローズクエスチョンをしているためです。


『~ですよね?』と決めつけた質問ではなく、


『お料理が趣味だとか・・』など、

相手が自由に答えられるオープンクエスチョンで質問しましょう。


知っていても、あえて知らないふりをして

話を振ることが、会話を弾ませる秘訣です。


④否定する言葉から入る質問


例:でも、この場合は〇〇でしょうか?


相づち代わりに、

『でも』、『いや』、『そうじゃなくて』

などと、冒頭に否定語をつける人がいます。


悪気はないのかもしれないですが、

相手は意見を否定されていると感じるため、

提案してきたプランが良質だったとしても、

それを聞き出せないまま話が終わってしまうことも考えられます。


反対意見がある場合でも、

『なるほど、そうですね』と一度受け止めてから、

『自分はこう思いますが、どうでしょうか?』

などと質問するようにすることで、

会話が広がり、深めていくことができます。


⑤曖昧で漠然とした質問


例:これまでの経験について聞きたいのですが


このような質問は、あまりにも漠然としすぎているので、

相手側から質問を返して、何を聞きたいのかを探り出さなければいけません。


曖昧すぎる質問は、相手を疲れさせるため、

具体的な質問をするように心がけましょう。


リーダーの効果的な質問パターン例


①聞きにくい質問は、一般論か自分の話から


例:先日、子供の運動会があって・・・


  • 結婚しているかしてないか
  • 子供がいるかいないか
  • 信仰している宗教
  • 支持している政党

など、職場では配慮しなければいけない質問があります。


ストレートに聞くと、相手が答えづらいか、

場の雰囲気を壊してしまいそうな場合は、

一般論から入るように心がけましょう。


例えば、

『首相の発言をどう思いますか?』ではなく、

『首相はお疲れのようですね』と、話を振ってみましょう。


その反応によって、

踏み込んで質問をして良いのかどうかを判断することができます。


また、自分の話を打ち明けるのも良い方法です。

『子供はいるの?』ではなく、

『先日、子供の運動会があって・・』と自分の話をしてみて、


『私も同じでした』などと話に乗ってくるようであれば、

お子さんがいるという状況がわかります。


関心を示さないようであれば、

その話題は切り上げてしまったほうが良いです。


セクハラ、パワハラ、マタハラなど、

ハラスメントが騒がれている昨今ですので、

直球の質問は避けるように配慮しましょう。


②相手が使った言葉を使う質問


例:最近、腰痛がひどくて・・・

  腰痛がひどいんですか。大変ですね。病院は行ったんですか?


他人の意見や感情に寄り添う共感を、

簡単に示すことができる方法は、オウム返しです。

相手の言葉を反復するか、言い換えて使う手法です。


例えば、相手が

『最近、腰痛がひどくて・・』と言ったとします。


そこで、『腰痛ですか、大変ですね』と反復したり、

『腰が痛いんですね。病院は行ったんですか?』


と言い換えたりして、相手が使った言葉を自分も使うことで、

私の話をきちんと聞いてくれているという好印象を与えることができます。


③ほめる言葉を挟んだ質問


例:そのネクタイ、素敵ですね。どこで買ったんですか?


例えば、

取引先の男性がオシャレなネクタイをしていた場合、

『そのネクタイ、素敵ですね。私もその柄が好きなのですが、どこで買ったんですか?』

というように、

『相手をほめる言葉』+『個人の主観』で質問をすることで、

相手に好印象を与え、会話も弾ませることができます。


ほめることが苦手な方もいますが、

相手を褒めることに慣れ、褒め上手になりましょう。


④前回の会話を踏まえた質問


例:この前、水泳大会に出ると言ってましたよね。どうでした?


会うのが2~3回目になると、話のネタが尽きて、

『今日は寒いですね』などの当たり障りのない話題しか

なくなることがありますが、これでは会話は弾みません。


ここで抜群に威力を発揮するのが、

前回会った時の会話内容を覚えておき、

その話題を振ることで、会話を広げていくことができます。


質問力を上げる5つのポイント

質問力を上げる5つのポイント


①事前準備をしっかり行おう


事前準備が重要な理由としては時間の無駄を防ぐためです。
限られた時間の中で、いかに有効な質問をするかがポイントです。

事前に調べれば分かることを聴くのは時間の無駄になり、
相手側から、『そんなことを調べてないのか』
と、心を閉ざされてしまう危険性があります。

また、会話の内容がどう展開しても
対応できるようにしておくという目的もあります。

事前準備を万全にしておけば、例え、目上の人が相手でも
気後れせずに向き合うことができます。


②アクティブリスニングを心がけよう


アクティブリスニングとは、傾聴力のことです。


相手が話しやすいテーマを投げかけたり、
相づちを打つなどして、相手の話への興味を積極的に示し、
会話のキャッチボールを心がけましょう。


相づちに関しては、

・面白いですね
・そんなことがあったんですね
・大変でしたね

など、その会話の内容に応じて
バリエーション豊かに反応することで、
相手を話しやすくさせることができます。

また、1つの話題に対して、
小さな複数の質問を挟んでいくことも
アクティブリスニングの1つです。

例えば、
最初の質問に対して答えが返ってきたら、

『それはかなり大変でしたね。
どのように克服されたのでしょうか?』

のように、話題に対して
詳しく聞く質問を挟んでいくイメージです。

この質問の目的は、相手の話したいという気持ちを
喚起することにつながるからです。

自分が聞きたいことばかりを聞くのではなく、
相手が何を話したいのかを考えるようにしましょう。


③質問の順番を考えよう


まずは相手が答えやすい質問、話したい質問から入り、
徐々に核心に迫る質問に話題を移していきます。

あらかじめそのストーリーを考えて
質問の順番を組み立てておきましょう。

相手の話したいことが長く続いて、
聞きたいことに近づけないことも少なからずありますが、
相手の話を遮ってまで話題を変えるのは避けましょう。

必要な回り道と考えて、焦らずに耳を傾けることが大切です。

また、忙しいので、最初からズバッと聞いてほしいという
タイプの人もいますので、
相手の第一印象から感じ取った状況に応じて、
臨機応変に質問の順番を変えることも必要です。


④仮説をぶつけて、反応を探ろう


核心をつく質問については、こちらから仮説をぶつけて、
相手がどのような反応をするかを探りましょう。

相手の言葉だけではなく、
顔色や表情、しぐさ、声のトーン、態度も見ることが大切です。

五感を使って感じ取るようにしないと、
言葉ではYESでも内心はNOということもあり得るからです。

ケースによっては、相手自身も白黒がつけられない
グレーな反応の場合もあります。

その場合は、相手がイメージしやすい質問をすることが有効です。

例えば、商談であれば、

・現在のサービスはいかがですか?

と漠然と聞くのではなく、

・こんなサービスがあったらうれしいですか?
・〇円であれば、このサービスを利用しますか?

のように聞くことで、具体的な反応を得ることが可能です。


⑤雑談を有効活用しよう


他愛もない話から本質的な話になることも少なからずあります。

予想外のところからボールが飛んでくると、
つい本音が出たり、思わぬ反応が見えたりするので有効です。

話す時間が楽しく、快適であればあるほど
リアルな本音や大事な情報を話してくれます。

その状況まで持っていけたら、質問をしなくても相手が話してくれます。
その状態を作るのが究極の質問力(心を開かせる力)です。


サーバントリーダーを目指そう

サーバントリーダーを目指そう


奉仕の心を持ち、下から支えるリーダー


リーダーである人は、まず相手に奉仕し、その後、相手を導くもの。

という新しいリーダー像です。


ビジネスが複雑化し、進むべき方向も予測しにくくなっている現在において

リーダーが一方的に命令を出し、

それに服従するピラミッド型組織における支配型リーダーシップで

カリスマ的な能力だけで生き抜いていくのは難しい時代です。


刻々と変化するビジネスの動きを現場に携わる社員1人ひとりが

敏感に察知して、様々な策を打っていく必要があります。


ワークライフバランスが重視される昨今において、

若い世代に支持されるのは、プライベートも大切にしながら、

効率的に仕事をこなすスマートな働き方です。


【年代別】20代・30代・40代・50代・60代で仕事に求められる働き方


そのような状況下では、ビジョンの共有や、権限委譲など、

組織の中から知恵を生み出し、学習する組織を作れる社員を支える

サーバントリーダーが必要で、

社員が働きやすいようにサーブ(奉仕)するのが役目です。


部下は道具ではなく、仲間だと考える

部下を単なる道具と見るリーダーは傾聴などできません。

使い勝手の良い道具(優秀な部下)以外の話など聴く必要もない。と考えるからです。


一方でサーバントリーダーは自分が支えるべき一緒に戦う仲間と考えます。

こうした姿勢が、その他の特徴である、共感、癒し、納得などに繋がってきます。


サーバントリーダーの人物像

あの人のためなら一肌脱ごう。と思ってもらえる人です。

普段から人助けに力を注ぎ、他人のために一生懸命になれる人。


仕事であれば、

『それ手伝いますよ』

『それならこのやり方をすればもっと効率が上がりますよ』

という程度の小さな関わりを積み重ねて、

日頃から、相手のために何かをしたい

という気持ちを言動で示すことのできる人です。


そんな人は、権力で人を動かすのではなく、

大義や人格を評価した周囲が、自発的に動いてくれます。


周りが動く判断基準は指示・命令や損得勘定以外のもの、

つまり、何かをしてもらったら、お返ししたくなるという心理が働いています。


特に、ありがたい、楽しい、気持ちがいいといった、

精神的なプラスを相手に提供できている場合は、

相手もお返ししたいという気持ちが強くなります。


普段から奉仕する心を持って、人と接していると、

自然と巻き込み力がアップしていきます。


人を巻き込むのが上手い人特徴は?周囲の協力を得る巻き込み力を磨いて大きな成果を出そう!


『機会があれば協力したい』と思ってくれている人が、

周りにいればいるほど、大きな仕事をする時にものをいいます。


サーバントリーダーの特長

①傾聴

相手が望んでいることを聴き、どうすれば役に立てるかを考えます。

傾聴力を高める方法・秘訣は?聞き上手になるスキルを磨き、質問力を高めよう!


②共感

部下の強みや弱みが分かり、相手の立場に立って、気持ちを理解するようにします。

③癒し

相手の心の傷を癒し、本来の力を取り戻させます。


④気づき

敏感な知覚を使って、物事をありのままに見ます。


⑤納得

権限を使って服従を強要せずに相手の納得を促せます。


⑥概念化


共有できるビジョンや目標、大きな夢を持ち、

それを相手に伝えることができます。

周囲を支え、勇気づけ、やる気にさせながら、

それらを達成していくことを重視します。


夢や目標の考え方、見直し方は?理想の将来像を明確にして人生をプラスに好転させよう!


⑦先見力・予見力

現在と過去の出来事を照らし合わせ、将来を予測できます。


⑧執事役


自分の利益よりも、相手の利益を考えて行動できます。

他者への貢献に見返りを求めず、無条件にお互いをサポートできる環境を

自らの行動からも作り上げていきます。


世の中に貢献している実感を持てば、社員は誇りを持って仕事ができます。

結果、生産性が上がり、さらに世の中に役立てます。

この好循環を、決断と戦略を持って作り出すことが大切です。

人を幸せにする仕事がリーダーの役目です。


人生の幸福度を上げる方法は?幸せ基準を見つめ直し、幸福度を高めよう!


⑨人々の成長に係わる


仲間の成長を促すことに深く係わっています。

部下を第一に物事を考えることができることがリーダーとして大切です。


仕事でのスランプ・伸び悩みの克服には、成長に必要な5つの資質の理解が必要


⑩コミュニティ作り

人々が大きく成長できるコミュニティを作れます。


⑪個人を尊重する

人間の尊厳や個性や価値観を大事にします。

相手を支配するのではなく、尊重することで、お互いの協力関係を結びます。


⑫人の持てる力を引き出す


メンバーが持つそれぞれの力を引き出せるように、

周囲をうまく巻き込みながら仕事をします。

そして、その力をしっかり評価します。


日々変化の激しい世の中において

理想的なリーダー像も変化してきています。


今リーダーとして活躍されている方は

新しいリーダーの在り方、考え方を取り入れて活躍の幅を広げていきましょう。


最強のチームを作る秘訣とは?


自分よりも部分的に優秀な部下をまとめ上げることです。

自分に牙を向けてくる部下であっても
チーム力が上がるのであれば、
それを生かすことも視野に入れる必要があります。

そのため部下との対立を恐れて、まあまあで
取り繕うことではいけません。

禅語に『賓主互換』という言葉がありますが、
相対する者同士が、時と場合によってや、見方や価値観に応じて
入れ替わることを言います。

つまり、部下は上司になりえ、上司は部下になりえ、
対立する主体と客体が一体となるということです。

上司や部下といった分け隔てなく、
『不二一体』となって相乗効果を生み出すことにより、
最強のチームを作り上げることができます。

好きも嫌いもなく、異質な者同士ともコミュニケーションをもって、
深い創造的な世界に立ち向かっていかなければいけません。

それこそが本当の上司と部下との間柄であり、
上司は部下に鍛えてもらうぐらいの寛容さが必要です。

また下記3つのポイントを重視することで
最強のチームを作り上げることができます。

①情報公開

社員は基本的に経営者を疑っています。
会社の経営状態について経営者と同レベルで情報を公開し、経営者意識を持ってもらえるようにすることが大切です。




②ビジョン

社員が企業のビジョンを共有し、自分の役割は何かを理解しなければ
自立的に行動してもらうことはできません。


③チームワーク

チーム内で意見を出し合い、議論をして意思決定できる
フラットな組織文化を作る必要があります。

部下を育てながらチームで結果を出し続けるためには、
全ての部下と公平に、オープンに付き合いましょう。

メンバー同士が仲良くやれるように
配慮することを肝に銘じておくことが大切です。

また、仕事で大きなストレスを受けた場合、
それを受け止めて、自分なりに処理する力である、
回復力という概念が人事分野で注目されています。



人なので、どうしても心が弱くなってしまう時もあるため
回復力を養う必要がありますが、

こうゆう時こそ必要なのが、
引きずらないように切り替えを助言してくれたり、
笑い飛ばしてくれたりしてくれる仲間の存在です。

また、立ち直らせる上で、自分の認識とは別の形で物事を捉え直させる
リフレーミングという手法も有効です。

具体的には、
『あなたには今の状況がこのように見えていると思うけど、こうゆう見方もできるよね』

と、新しい見方を助言することで
チームの仲間を悩みや落ち込みから脱出させることが出来ます。

チーム内で同じものの見方や同じ考え方しかできなければ、
危機が訪れた際に、全員沈んでしまいます。

逆も然りで、本当はリスクが潜んでいるのに、
皆が楽観的な判断をしてしまいます。

どちらの状態に対しても、軌道修正をかけられるのは、
違う見方を持った仲間です。

チームワークにおいて大切なのは、
あなたと違う考え方ができる人があなたのそばいにいることです。

ビジネスリーダーが直面する典型的な葛藤

ビジネスリーダーが直面する典型的な葛藤


リーダーや責任者の立場にいると、必ず葛藤が生まれます。

その葛藤を4つに分類して、
どのように向き合い成果を出すべきかをお伝えします。



①効率と感情

チームで最大限の成果を上げるためには、
メンバーの役割分担を明確にすることや、
誰がいつまでに何を実行するのかという、目標設定が必要です。



その際、
メンバーの感情面を軽視して効率だけを追求すると、
個々の活動を担うメンバーのモチベーションが下がってしまいます。

このやり方だと、短期的には成果は上がるかもしれないですが、
やがてチームの力は落ちていってしまいます。

②分化と統合

率いるチームが大きくなると、
メンバーの強みに応じて役割分担を進める必要が出てきます。

ただ、これを進めすぎると組織全体の一体感が弱くなってしまい
『自分の仕事はここまで』と考える人が増えてしまいます。

①と②の対処法

普段はマメに1人1人の話に耳を傾け、
やる気を持ち上げるよう、心がけていきましょう。

ただし、短期集中型のイベント時は、
役割を分けて仕事に集中させるようにします。

当然他のこともやりたいという不満は出てくるため、
不満者に対しては、次回に頼むことを伝えつつ、
次の仕事への意欲を保ってもらう必要があります。

また、全員に、それぞれの持ち場に集中しつつ、
仲間の仕事に関心も持つように伝え、一体感を保ちましょう。

③短期と長期

リーダーが目先の利益にとらわれると、
メンバーは将来に不安を覚えるようになります。

逆に長期的視点に偏ると、
現在の利益を逃すうえに、緊張感が失われ
チームの気の緩みをもたらしてしまいます。

③の対処法

成果を出すために、目先の仕事に集中する時期を設け、
ひと段落したら、将来のことを考えるという周期で
チームをマネジメントするとベストです。


④論理と感覚

リーダーは情報を集め、合理性に基づいて判断を下さなければいけません。
しかし、時には感性や感覚で閉塞した状況を突破することも大切です。

論理や合理によって導き出された正解は
理解を得やすい反面、独自性に欠けることが多いです。

逆に感覚だけの判断は、
再現性や永続性に乏しく、多くの人の納得を得にくいです。

④の対処法

論理と感覚を、状況の応じて使い分けることが大切です。

葛藤に悩むリーダーが陥る罠として、
バランスを取ろうとするあまり、中間の策を打ってしまうことです。

気持ちは分かりますが、良い結果には繋がらないことが多いです。

なぜなら短期的には最適な答えは、
対立するどちらかに偏っていることがほとんどだからです。

状況に応じて、どちらかに舵を切りながら、
長期でより良い状態を目指しましょう。

リーダーの仕事はこの繰り返しです。

今はどちらにどれだけ舵を切るべきかを見極め、
的確に実行する力が、リーダーとしての力量です。



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