【生活の知恵】保険のシンプル化
20歳を過ぎた頃、母親の勧めで生命保険に入りました。
営業の方が家に来て、勧められるがまま加入。
そのまま、約7年・・・。
結婚を意識し始めて、お金の勉強を初めたのをきっかけに保険の見直しをすべきと理解。
近くの「保険の窓口」へ直行。
ダンディなお兄さんが優しく保険について説明。
そもそも保険とは何か、今入ってる保険ってどんなものか、どんな保険を選ぶべきか。
今回は当時教えてもらったものを紹介します。
保険ってそもそも何?
まず、窓口のお兄さんに聞いたのはあらためて「保険ってそもそも何ですか?」という初歩的な質問。
保険とは、「万が一起きてしまうようなリスクに対して、お金を備えるもの」と教えてくれました。
リスクとは例えば病気やケガ、死亡、働けなくなった時、火災、自動車事故、老後の生活資金等、多岐にわたります。
保険の種類はたくさんありますが、当時独り身だった私に検討を勧めてくれたのは以下でした。
- 死亡時の備え
- 病気やケガへの備え
- 自動車事故への備え
- 将来の生活資金の備え
- 火災や地震への備え
何の為に保険を使うのか
保険を選択する前にまずやることは、次を明確にすることだと教えてもらいました。
- 目的=何の為に保険を使うのか
- 金額=いくら必要なのか
- 払込期間=いつまで支払うのか
- 保証期間=いつまで保証するのか
一番重要なのは何のために保険を使うのかを明確にすることでした。
例えば、私の生命保険は死亡時に父に1,000万円が支払われることになっていましたが、「そんな大金を何に使うんですか?」と聞かれて「はっ」となりました。
まだ独り身だった私はお墓とお葬式代さえあれば十分と考えたのでそんな大金は必要ありませんでした。
また、いくら必要なのかは相場を知らないと判断がつきません。
全国平均などを調べておくことが重要と教えてもらいました。
- お墓 → 約100万円
- お葬式 → 約200万円
出典:https://syukatsulabo.jp/grave/article/6845
300万円あれば十分なので、その分の生命保険に変えました。
あとはいつまで支払って、いつまで保証するかです。
定年過ぎても300万円が貯金できないなら必要だし、その前までに貯められるなら、いつまでも保険を使って支払う必要がないということです。
保険はシンプルに!
保険の営業は不安を扇ぐのがプロ。
営業の方に言われるがままに保険に入るのではなく、しっかり目的を明確にしてシンプルにすることが重要でした。
賃貸暮らしで独り身だった当時は、死亡時のお墓とお葬式代、病気になった時の一時金と入院費、自動車事故の対物対人保証だけ必要だと判断したため、必要最低限の保険に入りました。
火災保険は賃貸契約時に強制的に加入して1万円/2年で払っていたので対象外にしました。
そして、将来の生活資金は、保険を使わず投資を選択しました。(これはまたどこかでお話します。)
結果、月7,000円以内に収まりました。
それまでは月17,000円ほど払っていたので月10,000円の削減ができました。
まとめ
何だか分からないものにとりあえず皆入ってるから入ろうって心理は怖いですね。
しっかり自分で理解し、判断することから逃げてしまうと後々損をしてしまうことを痛感しました。
現在は、また状況が変わったので保険の見直しをかけています。
ライフステージ毎に保険の見直しをかけるのがポイントだと教えていただきました。
現在は結婚しているので、家や子供など新たな要素がでてくるのでまた違います。
それはまた今度ご紹介します。