なぜ中学受験を選んだのか
今回は、我が家が息子に中学受験をさせることを決めた経緯についてお話したいと思います。
はじめに
これから始まる長男の中学受験の記録として、そして情報交換の場としてこのブログを始めました。
kosodate3kyoudai.hatenablog.com
でも、そもそも中学受験になぜ挑戦しようと思ったかについて、自分の中でもきちんと文章で残しておきたいと思いました。(小6の受験真っ最中に行き詰ったとき、この記事を読んで初心を思い出すために記録しておきます。)
『初心忘るべからず』ってやつです。
半年前までは中学受験をするつもりはありませんでした。
そこから、悩みに悩み(今も悩んでいます)とりあえず中学受験に向けた勉強を始めてみようと夫婦で決めました。
もちろん長男にも中学受験について話しました。
まだイマイチ実感がないようですが、ひとまず塾で受験に向けての勉強をする事は本人も納得しました。
なぜ中学受験をするのか、各家庭によって理由は様々だと思います。(別にしなくても、公立中に行けますしね。)
我が家の場合はこうでした・・・
中学受験に挑戦しようと決意するまでの道のり
きっかけ
我が家には関係ない
そう!最初は、「中学受験が当たり前の地域でもないし、公立中が荒れているわけでもないし」、別に中学から私立行かなくてもいいかなって思っていました。
中学受験というと「セレブの世界」もしくは「特別頭のいい子がチャレンジする世界」そんな感覚でした。
なんせ、私も夫も関西圏ではあるものの、学年で2~3人私立中に通うといった中学受験とは縁遠い小学生時代を過ごしていました。もちろんその後も公立中・高へと進み、大学へと進学しました。
関西圏、都市部以外はそんなもんなんですよね。それは今も変わっていません。
長男の通っている小学校も同じようなものです。
大半の子が公立中学から公立高校へ進みます。
そういう訳でうちも長男が小2の時はそれほど意識していませんでした。
(ちらほら夫の職場の方のご子息が私立に合格した!とかそういう話は聞いていましたが、「すごいなー!」と完全他人事でしたね)
私立中学の良さを知ってしまった
長男が小2の終わり頃、大学時代の先輩の家にお邪魔する機会がありました。
(先輩の住んでいるところは学年の8割が中学受験するような地域です)
そこの娘さんは当時小4で、中学受験の為に塾に通っているとの事でした。
週4お弁当持ちだと聞いて、小学生なのにそんな勉強してすごいなーと感じました。
その時、学校見学に行った話、志望校の話、塾での勉強の話などをして、中学受験を経験していない私にとってはどれもこれも新鮮な内容でした。
帰宅後、興味本位でネットで通えそうな範囲の学校を検索しました。
電車で30分以内ぐらい・・・そんなに多くはありませんが、10校ほどありました。
その中でいくつか気になった中学のHPを見てみたんです。
そしたら「海外研修を通してグローバルな感性をみにつける」「世界で活躍できる人材を育成する」「最難関と言われる大学への進学率には自信がある」など、その学校独自のカラーが前面に押し出されていて、どれも魅力的なものばかりでした。
もしかしたら、「中学も自分で選ぶべきなのでは?」そんな思いが芽生えた瞬間でした。
悩みと葛藤
理想と現実
中学受験に関心を持ち始めてから、ひたすら調べました。
学校のHP、学習情報サイト、そして受験ブログ、どれも中学受験の知識経験ゼロの私たち夫婦にとってはまさに未知の世界でした。
平均化された公立中学に比べ、私立中学のHPはそれぞれの掲げる信念や方針、カリキュラムひとつとっても、どこもとても魅力的に感じました。
でもそれとは裏腹に、合格に至るまでのこどもの努力、親のサポート、授業料。
どれも負担が大きくて、なかなか踏み出せずにいました。
小学生にこの勉強量を課すのはどうなのか。ほぼ毎日夜遅くまで塾で勉強。今やっている習い事も続けられなくなるかもしれない。小学校の友達とも疎遠になってしまうかもしれない。そこまでしてやる価値はあるのか。
私立中学という魅力的な選択肢に惹かれつつも、現実の厳しさに直面し悩みました。
秘密にしなくてはいけない中学受験
先程も述べましたが、我が家が住んでいる地域は、90%以上が地元の公立中へ進学します。
あまり大ぴらに受験する話もできません。
きっとよくある「小学生にそんなに勉強させてかわいそう」とかいう人もいると思います。地域柄、中学受験に理解のある人は都市部に比べて圧倒的に少ないと思います。
長男にも、塾に通う事、受験する事はは極力友達や先生に言わないように言っています。
なんか、悲しいですよね。別に悪いこと、間違ったことをしているわけではないのに。
胸張って一生懸命勉強していることをアピールできればいいんですけど、そんな感じではなさそうです。(去年受験終了した近所のお宅も、ごく数人のママ友にしか受験のことは言ってなかったそうです。子供自身も、塾の話になっても濁していたとか。)
これからどうなることやら。うちの長男は、大のおしゃべり好きで…べらべらと塾での成績の事やら志望校の事やら言わないか、私がヒヤヒヤしています。
中学受験を決めた理由 まとめ
- カリキュラムの充実(学校のHPや口コミを覗いてみた結果、長男の将来にいい影響を与えられそうな、いろいろな経験が出来そうだと感じました。)
- 個性を潰されない環境で、自分のやりたい事に遠慮なく打ち込めそう(実際、近所のママ友曰く、個性的な子が結構多いけど、別にそれを否定することなく、みんなが自然と受け入れているとの事)*学校によるとは思いますが
- 最難関・難関大学進学に有利(高2で授業内容を終わらせ、高3は受験勉強に十分時間を充てられる)(放課後の補習や夏期講習等、勉強に関して面倒見の良いところも魅力的)
- 大好きなサッカーが部活で続けられる(うちの学区の公立中にサッカー部はありません。なので、公立に行けば必然的にクラブチームに入るしかないのですが、クラブチームって基本テスト前とか関係なく練習あるんですよね。引退も三年の終わりだろうし、必然的に高校受験が怪しくなってくる。長男曰く、中学でもサッカーを続けたいようなので、サッカー部のある私立中学でゆるーくサッカーもしつつ勉学に勤しんでもらえればと…。)
- 長男本人が私立中学に行く事に抵抗がない(今の小学校のお友達とは一緒の学校に行けなくなる事、塾で受験に向けた勉強をすることに特に抵抗はない様子。ただしこれからどうなるかわかりませんが…)
以上の点から、中学受験にチャレンジする事を決意しました。
ただ、まだ小3なのでこれからどうなるかわかりません。
でも、我が家の教育方針「興味のある事にはどんどん挑戦させよう」「なんとかなる」をモットーに前向きに進んでいきたいと思います。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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