【医学部受験ウェブセミナー】試験の解き方の重要性

(説明会動画 ↓)

医学部に合格する考え方と習慣

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Q. なぜ何年浪人しても合格できない人がいるのか?
色々な卒業生を長年指導していますが、医学部受験生の中には何年か浪人されても合格できない方がいます。

もし「受験の経験数、過去問をより多く演習すること、何時間授業を受けているか」が重要であるならば、何年も受験勉強を経験している浪人生の方が有利なはずです。
しかし、現役生で医学部に合格されている方は毎年多くいますし、何年か浪人しても合格できない方もいます。

その理由に「考え方や習慣の違い」があると考えられます。
当塾で最も大切にしている指導の1つは「教科の指導以上に考え方と習慣が大切であること」です。
教科の指導とは、数学や英語などですが、それらの教科の指導の根本に「考え方と習慣」があると考えています。
考え方と習慣を向上させた結果、各科目の成績が伸び、そして医学部に合格できると考えられます。

当塾で重要視している考え方と習慣は

・勉強習慣:浪人生90時間/週
・規律を守る
・勉強方法や解き方を自己分析する
・能動的な学習 自分で考える

の4つです。以下、詳しくお話していきたいと思います。


勉強習慣(浪人生90時間/週)
当塾に通う浪人生は、1週間に90時間以上の勉強時間を確保しています。
つまり、1日あたり13時間以上勉強していることになり、これは当塾で合格したほとんどの卒業生が達成しています。

例えば、浪人生が予備校に通っていても、だらだらと授業を受けていたり、頻繁に友達とごはんに行っておしゃべりいれば勉強する習慣がついているとは言えませんし、合格する可能性は非常に低いといえます。

私たちが大切にしているのは「勉強に集中する習慣をつける」ということです。

ただし、現役生は学校があるため、
高校1年生:20時間/週
高校2年生:30時間/週
高校3年生:40時間/週
を目安にしていますが、学校や部活によっても異なるため絶対的な基準はありません。
しかし「無駄な時間を削って勉強時間を確保すること」は共通して大切なことです。

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医学部合格に必要な勉強時間&勉強時間の増やし方


規律を守る
例えば「無断で遅刻や欠席をしてはいけない」「提出物は期日を守り、書き方も指示に従うこと」があります。
無断の遅刻や欠席は医学生になると非常に厳しくみられます。
たとえば特定の病院実習でわずか数分遅刻してしまうと、留年が決まってしまう大学もあります。
これは患者さんに害が及ばないためであり、程度の差はあれすべての医学部で重要視されていることです。

また、医学部受験における面接や調査書等でも「規律を守れる人かどうか」が見られています。

当塾でいう「規律」は当たり前のことではありますが、「当たり前のことを当たり前にできる習慣をつけること」はとても大切です。

勉強方法や解き方を自己分析する
分析とは「今の自分の勉強状況はどうなのか、解き方をどのように改善すれば良いのか」といったことです。

「自分で考えて分析すること」が大切であり、考える習慣を身に着けることにもつながります。

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医学部受験において自己分析を行うことのメリットについて

能動的な学習 
自分で考える当塾では集団講義は一切行っておらず、当塾が作成した課題をもとに自習形式で取り組んでいただきます。

授業や動画による勉強は受動的な学習方法であり、仮に座っているだけでも授業は進んでいきます。
しかし「問題集を解いて進める」という学習は、自分で解かなければ進みません。
医学部に合格するためには問題演習を中心に行い、能動的な学習をすることが大切です。

試験本番の得点力を上げる

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次に、実際の試験本番で得点力を上げる方法について説明したいと思います。

前提としてお伝えしたいのは「模試の成績と医学部の合否は単純には比例しない」ということです。
これまで少なくとも200名以上の医学部に合格した生徒さんを指導してきていますが、中には残念ながら医学部に合格できなかった方もいます。
例えば、偏差値70以上ですべての医学部に不合格になってしまう人もいます。国公立医学部1校のみ受験したわけではなく、偏差値62.5の私立医学部を複数受験したものの、1次試験を含めてすべて不合格になっています。

一方、模試の偏差値が50台でありながら医学部に合格されている方もいます。例えば今年だけで数えても偏差値50台で医学部に進学した卒業生が5名以上いらっしゃいます。(推薦入試ではなく一般入試で合格されています。)

このような結果が起こる原因は試験本番での失敗が大きな原因です。
試験本番での失敗原因のよくある例として

・ミスが多い
・時間の使い方を失敗
・普段とスピードが異なる
・焦ってしまう、頭が真っ白になる
・メンタル

の5つがあります。以下でお話していきたいと思います。


ミスが多い
これはわかりやすい例だと思います。
どれだけ成績が伸びても、本番でミスが多発してしまうと不合格になってしまう可能性は高いです。


時間の使い方を失敗
これはかなり致命的な原因だと考えています。
例えば、数学の受験本番で大問1が解けず、答えが出ないとします。
ここで「大問1は解かなければいけない」と考えてしまうと焦りにつながり、大問1に時間をかけてしまいます。
その結果、大問1が解き終わった後の試験の残り時間が半分も残っておらず、さらに焦りにつながる。。ということが起こります。
このように、時間の使い方の失敗をしてしまうと、その時点で受験が不合格になってしまうという致命的な失敗になる可能性があります。


普段とスピードが異なる
問題を解くスピードは、普段より速くても遅くてもいけません。
普段より速く解いてしまうと、ミスが出る危険性があります。
一方、普段より丁寧に取り組むことで解く速さが遅くなると、今度は時間が足りなくなってしまいます。
試験本番では、普段と同じスピードで解くことが大切です。


焦ってしまう、頭が真っ白になる
これも「時間の使い方」と同様に致命的な失敗につながります。
例えばある教科が思ったよりも解けずに失敗してしまった場合、その後の試験まで引きずってしまう人は少なくありません。
その結果、次の試験でも焦ってしまったり、頭が真っ白になるということが起こりえます。

メンタル
受験本番で精神的に追い詰められてしまった結果、試験の途中で帰ってしまう受験生が見られます。
さすがに当塾の卒業生ではありませんが、受験会場では試験途中で帰ってしまう受験生をみることもあると思います。
試験本番でメンタルがやられてしまうと、不合格につながりやすくなりますのでメンタルの安定はとても重要です。

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医学部受験本番の得点力を高める【試験の解き方】とは?

正しい試験の解き方の徹底

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本番で失敗するのを防ぐためには「正しい試験の解き方を徹底すること」が大切です。
当塾で年間とおして指導している「試験の解き方」は、医学部に合格した卒業生や卒業生以外の医学生を分析してつくってきたものです。さらに毎年の卒業生からヒアリング、分析を重ねて修正を繰り返しています。

・検算確認の徹底
・時間配分の徹底
・試験に対する考え方
・模試後に解き方を分析する
・メンタルの安定
・共通テストへの対応が可能

の6点について以下でお話していきたいと思います。


検算確認の徹底
例えば、「問題文の条件の見落としがないか確認すること」「自分が解いた計算過程にミスがないか検算すること」があります。
ミスが少ない人は、無意識のうちにでも検算確認を実行しています。


時間配分の徹底
本番で失敗してしまう原因として「時間の使い方の失敗」がありましたが、本番に強い人は「時間配分を決めて、それを守って解き進める」ことを実行しています。


試験に対する考え方
例えば、良くない考え方として「大問1は必ず解かなければいけない」「数学が解けなかったから残りの科目も諦めてしまう」などがあります。
実際、医学部の本番の試験で、大問1から難易度の高い問題が出題される例は複数見られます。
また、特定の科目の手応えがなくても、問題自体の難易度が高いだけである可能性はありますし、全体の平均点が低ければ他の科目で挽回できる可能性があります。


模試後に解き方を分析
良くない模試の取り組み方は「受験した模試の解き直しだけしか行わない」「成績に一喜一憂する」などです。
模試では試験本番の練習をすることができます。
ですから、模試を受験した後は、「試験の解き方の分析」をすることがとても大切です。
「検算や確認が徹底できたか、試験の途中で諦めていなかったか」などを振り返ることが合格につながります。
当塾では、模試の受験後は解き方の分析を徹底して行いフィードバックを行っています。


メンタルの安定
試験本番では、「模試で練習してきた解き方を徹底できるか」が大切です。
ですから、問題が解けないことに焦らず、「試験の解き方」の徹底に集中することが必要になります。余計なことは一切考えず、「試験本番は解き方を徹底すればそれで良い」と考えることが本番のメンタルの安定にもつながります。


共通テストへの対応
今年はセンター試験から共通テストへと傾向が大きく変わります。
おそらく、「試験の傾向が変わったことで焦ってしまい、失敗してしまった」という受験生が例年よりも増えると思います。
試験の解き方を実行する上で大切なことは「試験の形式に左右されず、解き方を徹底すること」です。
この考え方を習得すれば、過去問の傾向が例年と変わったときも柔軟に対応することが可能になります。
今年は共通テストに変わるため、より試験の解き方の徹底を練習しておくことが有効になると予想しています。

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 試験の解き方の重要性

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これらの試験の解き方の指導を導入したことにより、当塾では同じ成績からの医学部合格率が大きく向上しました。
また、先程のとおり、偏差値50台からの医学部合格者が多数見られるようになりました。

したがって、成績を伸ばすだけでなく、正しい解き方を徹底することが医学部合格に非常に効果的であるといえます。

これはスポーツで考えると分かりやすいと思います。
例えば、サッカーでもシュートやパスなどの練習も重要ですが、試合に勝つためには、試合中の動きやチームプレーなど、試合本番に向けた練習や振り返りが大切なのはスポーツの世界では当たり前だといえるでしょう。

医学部受験においても同じように考えることが出来ます。
医学部に合格するためには普段の勉強だけでなく、試験本番の解き方を練習することも大切です。


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