人との距離感って大事ですよね。
このご時世だと、物理的な距離感も大事ですよね。
居合でも、敵との距離感、大事です。
間合いの稽古
居合では、敵は交刃の間にいます。
交刃の間とは、刀と刀が完全に交わっていて、一歩踏み出せば相手を斬れる間合です。つまり、すごく近い距離です。
交刃の間を体験
交刃の間に敵がいるっていうことが、どういうことなのかを体験しました。
真剣を中段に構えて、道場の方と相対(あいたい)します。
相手がすり足で前進してくるので、私は交刃の間を保ったまま後退します。
めっちゃ怖かったです!
交刃の間が近いということは字面上は理解していましたが、実際は、そこに相手が構えているだけで恐怖を感じるレベルで、めちゃくちゃ近かったです。
しかも相手は容赦なく前進してくるので、内心「うわぁぁぁーーー。来ないでぇぇーーー。」ってなりました。
自分で敵を想定するのと、実際に相対するのとでは、緊張感が全然違いました。
組太刀をやってみたい
そこで、敵との間合いの感覚を覚えるために、同期と相談して、「組太刀(くみたち)をやってみようか!!」ってことになりました。
組太刀とは、実際に打ち込んだり、受けたり外したりして、相手との間合いや駆け引きを会得する稽古法です。
私が稽古する流派にも、組太刀が存在するのですが、私が通う道場では、組太刀の稽古はしません。
なので、Youtubeで見て、(こっそり)やってみる予定です。
が、いきなり組太刀はハードルが高い(情報が少なすぎるし、相対する稽古に慣れていない)ので、代替案として、まずは剣道形をやってみることにしました!
剣道形をやってみる
早速、Youtubeで予習をしました。(私は、中高生時代の、かすかな記憶も頼りに。。)
そして、30分くらい早く道場に行って、稽古前に同期と剣道形にチャレンジしてみました。
結果、グダグダ。。。私も同期もうろ覚え。。
でも、実際に木刀を払ったり(5本目、6本目)、胴を切ったり(7本目)するのは、爽快でした~。もちろん、相手との間合いも分かりやすくてよいですね。(やっぱり、思っていたよりも近い。)
今後も、定期的に剣道形をやってみようと思います。
同期と息が合ってきたら、組太刀にもチャレンジしてみたい!
演武における間について
会話の『間』(ま)って大事ですよね。
居合でも、『間』って大事です。
演武中に、『間』をとらないと、雑に見えます。
一方、『間』を取り過ぎると、休んでいるように見えます。
同じ動きをしていても、『間』によって、猫にもトラにもピューマにもなるよ!
直近の課題
斬り下ろした後や納刀後など、どのくらい『間』をとってから、次の動作へ移るか。
いつも同じ『間』がとれるようにするには、どうしたらよいか。
Youtubeで、全日本の試合とかを見て、何カウントくらい『間』をとっているか数えてみるといいよ!
今更ですが、Youtubeって便利ですね!