皆様、こんばんは。
usunonooです。
今夜は
トミカ MITSUBISHI パジェロ Jr.
をご紹介致します。
【 三菱 パジェロ Jr. 】
・三菱・パジェロミニの後継機種として1995年に発売された。
・ベースとなったパジェロミニの外装に、大型のバンパーやタイヤフェンダーを採用する事で高級感とSUVらしい風格を持たせた。
・パジェロミニに比べてワイドトレッド化されているため、オフロード/オンロード問わず走破性能は向上している。
こちらのトミカ・パジェロJr.は、1996年9月から2002年2月まで発売されていました。
こちらのトミカのサイズは1/56サイズとややトミカとしては大きめ?な感じもしますが、ダークグリーンのカラーリングと専用のワイドタイヤを履いていますので、SUVらしい堂々とした仕様になっています。
ルーフキャリアが付いています。パジェロJr.の実車のユーザー様の中には、キャンプ用品やシュラフを積み込んで旅行に出かけた方もいらっしゃったのではないでしょうか。
リアトランク後方にはスペアタイヤが積み込まれていますが、スペアタイヤのホイールも専用のメッキパーツが使われています。
コストカットで省略、あるいはシンプルな塗り分けでの再現はせず、別パーツでスペアタイヤを表現するあたりに、当時のトミカ製作陣の意気込みが感じられますね。
先日、三菱自動車工業の子会社でありパジェロの生産を長期に渡って行ってきた岐阜県坂祝町にある『パジェロ製造』が、2021年に製造を停止し工場を閉鎖するというニュースがありましたね...。
三菱自動車と日産のOEM、一時何度も問題となったリコール隠し、あるいはカルロス・ゴーン氏の問題、日本国内向け販売の新型車の欠如、三菱本体の財閥的経営(国内の自動車事業を軽んじている?)からの脱却などなど、昨今の三菱自動車工業が積み上げてきた問題が、パジェロ製造工場を閉鎖に追い込んだような気もします。
個人的にはこれから20年後ぐらいに、その時代を生きる子どもたちが手に取るトミカの中に、ちゃんと三菱自動車の車や日産の車が残っている事を、切実に願う気持ちがありますね。