【サンフランシスコ・グルメ】パンデミック限定!ミシュラン星付き店「Birdsong」のスペシャルテイクアウト

気軽にレストランでの食事が難しいこのご時世、サンフランシスコでは今まで予約が取れなかった人気レストランが、気軽にオーダーできる料金設定で次々とテイクアウトに力を入れはじめました。今回は、パンデミック無しでは実現しなかった有名レストランのランチ限定サンドイッチをご紹介します♪

ミシュランひとつ星獲得店「Birdsong」

ダウンタウンにほど近いSOMA地区に店舗を持つ「バードソング(Birdsong)」。モダン・アメリカ料理を提供する予約がなかなか取れない人気レストランとして知られていましたが、2019年にミシュランひとつ星を獲得し、その人気は不動のものとなりました。

sea waves crashing on shore
Photo by Vlada Karpovich on Pexels.com

このレストランのテーマは「パシフィック・ノースウェスト」。アメリカ西海岸でも海岸沿いの北部のエリアにフォーカスをおき、魚介類やマッシュルーム・ベリーなどメニューの鍵となる食材を全て厳選し、調達しています。古代から続く料理法を重きを持ち、焚き火や発酵させた食材が多く取り扱うのも特徴。

季節と共に変わりゆく「鳥の鳴き声」。ハーモニーとバランスをテーマとし、豊かな自然と共に暮らすような気持ちにさせてくれるモダン・アメリカ料理を提供しています。

今、人気なのがテイクアウトボックス!

そんな人気のレストランがパンデミックと共に力を入れ始めたのが「テイクアウト」商品。通常なら店内で優雅にコース料理を楽しむレストランですが、いろんな人にレストランの味を楽しんでもらえるように低価格で、自宅でも簡単に食べられるテイクアウトコースやフライドチキン・サンドイッチなどを提供するサービスをはじめました

特に人気なのが、ランチ時間のみ数量限定でオーダーできるUSD20の「フライドチキン・サンドイッチ」。サンドイッチから足がニョッキリ顔を出すインパクトのあるビジュアルがSNSでも人気のほか、普通のフランドチキンとはレベルの違う味と食感が話題を呼んでいます。

オンラインで簡単にオーダーが可能

今回はこの1番人気の「ランチ限定フライドチキン・サンドイッチ」をオーダーしてみます。オーダー自体は、tockというサイトを使うと簡単に行えます。ピックアップとデリバリーの両方が選べ、受け取りたい日と時間帯を選択。支払いと済ませると確認書がメールで送られてきます。あとは指定した時間帯にレストランに向かうか、デリバリーを待つのみです!

レストランの外観

今回はピックアップを選択したので、実際に指定した時間にレストランに向かいます。ミッション通りに面する店舗は、このような感じ。アーストーンの落ち着いた色合いの外観と共に。ウィンドウに積み上げられた薪がディスプレイされており、ナチュラル感を醸し出しています。

残念ながら2020年11月下旬の時点では店内への立ち入りは制限されていますが、エントランスから見た店内はこのような感じ。木彫をベースに、観葉植物が至るところに配置されたナチュラル感いっぱいの内装です。奥の方にオープンキッチンがあり、明るく開放的で独特の雰囲気の良さが伝わってきます。

奥のベンチにオーダーした紙袋がすでに用意されているのが見えます。スタッフに名前を告げると「今できたばかりよ、どうぞ楽しんで」と満面の笑みと共にこの紙袋を渡され、あっと言う間にピックアップは完了です!

話題のバードボックスを開封レビュー!

無事に自宅に到着し、これからテイクアウトのバードボックスを開封してみます!まずは、紙袋から取り出した状態チキンサンドイッチに4つの容器が使われるという、なにやら大掛かりな仕掛けです。自然をテーマにしたレストランだけあって、コンポスト対応容器が使われています。

まず目に留まるのが、手書きのメッセージカード。これもファーストフード店ではなかなかお見かけしないサービスです!

続いてメッセージカードと一緒に入っているのが、サンドイッチの取扱説明書!!できるだけおいしく食べてもらえるように丁寧に作り方がイラスト付きで記されています。

実際に作って見たよ

それでは実際にサンドイッチを作っていきましょう!まずはシールの貼られた紙箱をオープン。中には香ばしい香りのバンズと共にコンポスト容器に入れられたソースが4種類入っています。

大きな紙容器はどっしりとした重さで、ここにビジュアル感満載のフライドチキン、小さな紙箱には香り高いパルメザンチーズがかけられたフレンチフライが入っています。

最初のステップがこちら。まずバンズの下面にホットソースを塗ります。ソースの数が4つもあってどれなのか悩みますが、色からして赤を選択。量の指定は特になくお好みのようですが、バンの面積に比べるとソースの量は多めです。

続いての指示は、ソースの上にピクルスを載せること。説明書には4つのピクルスをパンの形に沿って丸く、とのことですが余っても仕方ないので全載せします。

続いての指示は、いよいよチキンを置き、その上にコースローを載せる、とのこと。コールスローを載せてしまうと食べる時に大変そうなので、この工程は割愛しました。

仕上げはバンズを上からプレスして完成。フライドチキンに足がニョッキリ生えたビジュアル度激しめのサンドイッチが完成しました!

食べてみたよ♪

説明書を読みながらと、若干の疲れを感じつつ、サンドイッチは無事に完成。ここからやっと食事を楽しめます!

まず断面図はこのような感じ。厚めのバンズにこれまた厚めのフライドチキンが鎮座しているのがわかります。これをあのおしゃれレストランでどうお上品に食べられるのか、甚だ疑問しかありません…。(だからテイクアウト限定メニューなのかもしれません!)

食べた感想はとにかくフライドチキンがレベル違いでおいしい、ということ。衣がサックサクで軽さがあって、鶏肉自体は柔らか。アメリカのチキンにありがちな水分少なめの硬い食感ではなく、どこを噛んでもとにかく軽くジュワッとした食感が楽しめます!ほんのり甘いバンズは厚みはあるものの、軽いテクスチャーでチキンとの相性も抜群です。

フレンチポテトも太めなのにホクホクで、質の良いチーズが使われているだけあり、贅沢な塩気を味わえます。コールスローは味付けはシンプルですが、濃い味のチキンがより引き立つ感じ。サイドにニョッキリと出現する足の部分ですが、片方は実際に鳥のつま先部分が使われており、この部分を食べることはできません。

アメリカのチキン・サンドイッチと言えば、胸肉がメジャーですが、あえて別の部位を使っているのが非常に印象的でした。ただし量はかなりボリューミーなので、半分でちょうど良いサイズかと思われます。

最後に

サンフランシスコでも人気のミシュラン星付き店で、パンデミック限定メニューに挑戦してみました!とにかくチキンがとてもおいしかったので、次回はもっと食べやすい「ランチ限定フライドチキンセット」を購入してみようかと思っています…。サンフランシスコ近郊にお住まいの方は、ぜひこの機会に期間限定メニューを試してみてください♪

店舗情報

  • Birdsong
  • 住所:1085 Mission St, San Francisco, CA 94103
  • 営業時間:火〜土曜 11:30AM-2PM 5PM-7PM 日月定休

▼参考記事▼

【サンフランシスコ・グルメ】本格派焼き鳥弁当を食べるなら「Torima by Hina」!

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2 Comments

    1. 確かにすごいボリュームです!
      これはふたりでシェアしてちょうど良いサイズだと思います。