超 ストレス解消法は、基本から一番早くイライラが激減する方法まで

 超 ストレス解消法も思い返したように話題になります。これはハーバードなどの有名な大学が効果実証したストレス解消法を、筆者が厳選して100のメソッドにまとめたもの。

世の中には、ストレス解消法が山ほど存在しています。そのなかの、当然すぎて誰もやらない超基本のストレス対策から、一番早くイライラが激減する方法まで、盛りだくさんに紹介しています。

根本原因の思考のアンバランスから始まり、呼吸法トレーニングなどを収録。実際に一流研究機関が裏付けたものばかりなので、誰にでも取り組めるものになっています。

そのなかのカフェインリセットという方法は、その名の通りで、カフェインを摂取しないというシンプルな方法。

カフェイン自体は疲労が取れたり、集中力が増したりと良い面もあるもの。ただ効果がある分、疲労を見過ごしがちになるのと、量が増えるのが悩みの種。

書籍には禁断症状もあるとなっていますが、カフェインを摂取しないからといって、一生飲まないと言うわけでもありません。朝などは、コーヒーを飲まないと目が覚めない感覚も出て、あまりよくない気分でした。

そのうち身体も慣れ、カフェインがなくても頭はすっきりしました。確かにストレス解消の効果はあるようです。超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド

ストレス解消に悩んでいる方には、読んで欲しい一冊ですね。

ストレス解消法を脳科学でみると、セロトニンのコントロールが不可欠

 ストレス解消法は脳科学の面からも証明されています。ストレスを失くす方法を知りたいというのは、誰もが思うもの。残念ながら、ストレスを消してしまうことはできません。ただ、ストレスをコントロールすることにより、心のバランスを整えていくことならできます。

その鍵ともなっているのが、「セロトニン」という物質。セロトニンは別名を、ハッピーホルモンとも呼ばれています。これは幸福感や元気の気持ちをもたらす物質。

しかし、これが欠乏してしまうと、自律神経が乱れることになります。集中力や意欲の欠如のほか過度な興奮など、心のバランスが崩れる原因となってしまいます。放っておくと、うつ病につながることも。

ストレスを感じたときに起きる、脳の反応をみると。第1段階では、ストレス状態から脱出しようと身体が反応。交感神経が高まり、不快感や不安感を感じます。これは体にとっても自然で、この段階でストレス対処すればあまり問題はありません。

しかし、長期間ストレスにさらされ続ければ、第2段階の脳がフリージングした状態に移行します。脳がストレスへに歯向かうことを止めているため、ストレスに対して自覚がありません。こうしてストレスが蓄積されます。

ストレスに敗けないためには、上手にセロトニンをコントロールすることが不可欠。セロトニン分泌を誘導する3つのキーワードは、太陽光とリズム運動と機能維持。

もっとも簡単なのは、太陽の光を浴びること。誰もができるシンプルなストレス解消法です。

朝の習慣にしたいものですね。

ストレス解消法 塗り絵

 ストレス解消法には塗り絵がもってこいという方も多くいます。塗り絵に没頭すると、気持ちが良くなるとして、ブームになったのはひみつの花園。

英米をはじめ、中国やブラジルなど世界各国40ヶ国以上で、2千万部を発行しました。フランスでは、精神安定のアートセラピーとして注目を集めています。

順天堂大学医学部の小林教授によれば、ヨガや音楽鑑賞と同じで、塗り絵をすると呼吸が整うといいます。この無意識ともいえる深呼吸が、自律神経を適切な方向に調整。なので塗り絵をするとリラックス効果が上がります。

ストレス解消法にとっても塗り絵は注目。ストレス原因や心配事にとらわれている脳を、単純作業によって解放します。

10点満点でリラックス度を測れる、測定器での結果を見てみましょう。落ち込んだ気分でスタートしたためリラックス度は0.9。

15分が経って塗れたのは、大きな絵柄の6分の1ほど。心理状態が変わったという実感はないものの、リラックス度を測定してみると3.4。意外に改善しています。

次は30分。ストレス解消に向け、好きな緑色を使い蔦のように絡まる葉っぱを塗り始めます。。うねるようになった形を塗りつぶしていくと、何となくエモーションも上昇。

熱中したという実感も高くなってきます。絵柄面積の半分ほどに色が入ったところで30分。リラックス度の数値は7.1。やはり塗り絵は、ストレス解消に効果があるようです。

塗り捲りたいですね。