友だちに会う時、毎回違う服着なくちゃいけませんか?
・・・50代の家事と暮らし、デジタル化で残す写真整理、網野千代美です。
※昨年の記事の追記です。
■洋服、最低何枚あったら暮らせますか
生きていくためだけの洋服って、最低限何枚ぐらいあったらいいでしょうか。15枚ぐらい?
- ボトムス2枚
- トップス3枚
- 下着2組(4枚)
- ソックス 3足
- 冬用下着2枚
- アウター1枚
こんな感じかな。
※下着を3組にしたいならあと2枚追加ですね。
そして、今、自分が持っている服の中から、上記15のアイテムを選ぶとしたら、何を選びますか。
おそらく、
- 丈夫で
- ベーシックで
- 着まわせて
- 家で洗えて
- 乾きが早くて
- アイロンがいらない
そんな服が集まりそうですね。
そして、それらはおそらく「あなたが今一番着まわしている服」、いわゆる「ヘビロテ」に重なるのではないかなーと思います。
■プラス、絶対に必要な「仕事用の服」
仕事で顧客や取引先に行く方など、職種によってはそれなりの服装を求められるシーンがありますよね。
最低限の服に加えて「商売道具としての洋服が必要」という方もいるでしょう。
パソコンやタブレットが必要なのと同様に、スーツやブラウス、あるいは着物などを一定数持っていなくてはならない・・そんな方もいるかと思います。
私の場合の「商売道具」は
①月に2~3回、外で講座を開催します
講座の時に着る服は決まっています。
②週に1回、パソコン教室でクラスを受け持っています
講座より少しカジュアルダウンした服装で行きます。
着る服はほぼ決まっています。
③お片づけサポート写真整理サポートは、不定期で行っています
教室より動きやすい服装になります。
着る服はほぼ決まっています。
①②③は境界があいまいな部分もありますが、全部で15着弱といったところ。
色も黒か紺かグレー、素材も似通ったものが多いので、毎回ほぼ「同じ印象」の服装で出かけています。
意図してという面もありますが
- 組み合わせに迷わない
- 買い足しがラク
- 自分自身が安心できる(大事!)
という理由で、自然とそうなったということもあります。
特別オシャレというわけではないですが
最低限見苦しくないよう心掛けて
クローゼットがパンクしないよう
暮らしやすいモノの量を保つようにしています。
■マナーとしての洋服
仕事用にプラスして、喪服など、社会的にフォーマルな場に出るためにそろえておくべき洋服もあります。
「仕事着」が不要で衣類が最小限という人も、喪服は持っているという方がほとんどですね。
■ヘビロテでもない、商売道具でもない、マナーでもない洋服とは?
その3つに属さない洋服は、2種類あると思います。
ひとつめは、いわゆる、趣味、楽しみ、流行で買った洋服。
お洋服が好きでおしゃれを楽しんでいる方は、ここがボリュームゾーンになるのかもしれません。
多様で旬で新しさがあって、「最低限」とは対極にあるかもしれませんね。
仕事着にかぶっている場合もあるし、仕事とプライベートは洋服のテイストが違うという場合もあるでしょう。
そしてふたつめ。
ここが難所の「なんだかわからない服」。
- セールの服
- 安かった服
- 高かった服
- ブランド品
- なんとなく買った服
- すすめられて買った予定外の服
- 2枚買うと20%オフになっていた服
- 気に入らない服
- 似合わない服
- 着心地が悪い服
- きつい服
- 何年も放置している服
- タグが付いたままの服
- ブラケースに入ったままの服
- 昔の服
- 人からもらった服
- もはや持つ理由がなくなった服
- でも捨てられない服
など・・。
理由はさまざまですが、すべての服に共通しているのが
着ていないこと。
洋服なのに。
服が多すぎて本当に困っている・・という方は
こういう服が6割~7割ぐらい、いやほとんどをを占めていたりします。
洋服が好きで買ったはずなのに、
- 時間も
- お金も
- 手間も
- 収納スペースも
- 気持ちのもやもやも
お洋服に支配されちゃっていないでしょうか・・
そんな方は、ぜひ意を決して、
ほかならぬ、自分のくらしを大切にするために
「なんだかわからない服」を
大幅に数を減らすことはできないかな
って思います。
※ちなみに、着てない・入らない、それでも「思い出の服」というものがあるなら、それは服でなくて思い出です。
どうぞ思い出コーナーに居場所を作ってあげてくださいませ。
■どうしても洋服が減らせないなら
どうしても減らせない!
という場合は、(暫定的ですが)捨てずにスッキリする方法が一つあります。それは、
- 一番着まわしている服
- 仕事に必要な服
だけを、一番出し入れしやすい場所(クローゼット)に収納するやり方です。
※喪服はいつでも出せる状態で、少し奥にしまいます。
そのほかの、着ていないけど捨てられない「なんだかわからない服」は、ひとまず段ボールか袋に入れて、部屋のすみに積み上げておきましょう。
これだけで、クローゼットは格段に使いやすくなるはずです。
一方で、部屋の一角は「着ない洋服の山」が居座っている状態です。
↓まあこんな感じで。
それらは、とりあえず「見ないようにして」、半年ぐらいしたら、一度袋や段ボールあけてみましょう。
この半年、必要な服はありましたか・・?
存在忘れていませんでしたか?
そしてもし、この半年の間、段ボールの存在が暮らしの障害になっていると思ったら、本気で手放すことを考えましょう。
捨てる決心をするのって難しい。
それはとてもよくわかります。
そんなあなたのために、引き取ってくれる場所はたくさんあります。
洋服を手放すことで、
自分の役にも立って、人の役にも立てます。
↓こちらのブログも読んでね。
今日はここまで。
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