コロナ禍で、2年かけてせっせと貯めた航空機のマイルを消化することが出来ない。
アイキャッチ画像にも示す様に、ANAで約300,000マイル、SNA(ソラシドエア)では約140,000マイルも貯まって、さあ使おう!!
…….と張り切ったとたんにこれだ(泣)。
(※コレ、花火ではない)
…..ということで、今回は、ANAマイルを例に、有効期限を最大限に延長する方法(国際線)を調べてみた。
自己の忘備録も含めて、分かった方法を記事にしてみたい。
最初の見出しから、いきなりベストな方法を示す。
マイルの有効期限ギリギリに、特典航空券を予約(発券)する
実は、マイルの有効期限内に特典航空券を利用する(旅行を済ませる)必要はない。
その理由は、以下のとおりだ。
つまり、マイルではなくて特典航空券の有効期限内(355日以内)に利用さえすればOKであり、実際に飛ぶ日は、マイルの有効期限後でも全く問題はない、ということだ。
ANAのホームページを見ると、以下の様な取り方を例に挙げている。
….これをMAXにすると、
…..ということになる。
ここ、一番大事かも!?
ただし、以下の様な制約があるので注意して欲しい。
- 搭乗者およびマイル提供者の名義変更は不可。
- 航空会社・搭乗者・区間・経由地・クラスの変更は不可。
- 355日より先の搭乗日への予約は不可。
- 提携航空会社特典航空券で予約した場合、ANA国際線特典航空券への変更はできない。
詳しくは、以下を参照されたい。
予約(発券)後にも、特典航空券の搭乗日を変更することが可能
マイルの有効期限内に特典航空券を予約すれば、後になって特典航空券の出発日を変更することもできる。
以下に例を挙げよう。
有効期限が11月末のマイルを使って、5月出発予定の特典航空券を11月末に予約し、4月に搭乗日を10月に変更することが可能。
ただし、
- 10月の希望日に、特典航空券用の空席があることが前提になる。
- また、発券日から355日を超えた12月以降の便に変更することは出来ない。
出発便のチケットの有効期限
特典航空券の予約日(発券日)から1年間。出発前に旅行日程を変更したくなった場合は、発券から355日以内の任意の日に出発日を変更できる。
帰国便のチケットの有効期限(発券からMAX2年後も可)
意外に知られていないが、発券日からではなく、出発便の搭乗日から1年間だ。つまり、海外にいる期間も含めれば、最大2年間の延長も可能、ということになる。
(補足)コロナ対応による有効期限延長(2021年4月22日時点)
2021年3月31日(水)から2021年8月31日(火)の間に有効期限を迎えるマイルは、2021年9月末まで有効期限が延長される。
マイルは一度失効するが、以下の時期に2021年9月30日(木)の有効期限として同数のマイルを積算・付与するとのことだ。
- 参加登録までに有効期限を迎えたマイルは、参加登録をした翌月下旬。
- 参加登録後に有効期限を迎えるマイルは、有効期限を迎えた翌月下旬。
おわりに
折角貯めたマイル、コロナのせいで失いたくない。
今回紹介した方法は、このような方々に有用と思う。
マイルの有効期限が迫っていても、後になって、変更やキャンセルも可能なので、マイルを失効させるよりは、まずは有効期限内に特典航空券を発券しまうことを、オススメしたい。
以上、ボクと似たような状況の方々のお役に立てれば幸いである。
おわり
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