不思議な話や夢見の話~頭の片隅にあった夫に対してのイヤな予感…

怪しい雲行き

夫が亡くなった頃のことや、誰にもぶつけられない感情などを

思いのまま書きなぐっていたノートを、このブログに書き写している。

そのメモの中には

不思議な話や変な夢を見た話なども書いてあった。

 

夫が亡くなったあと

その不思議体験や夢見を読み返すと

やっぱりあれはお知らせ的なものだったのかなと思うこともいくつかある。

 

あの頃、ずっと頭の片隅にあったイヤな予感。

まだ夫が元気だった頃から「ん?」と思うような

不思議な現象を見たり、聞こえたり、夢に見たり。

気が付かなかっただけで

夫の体の中ではもう、異変が起きていたのかもしれない。

 

どれも不確かで、訳のわからない妄想や、ただの夢も混じっていると思うけれど

当時体験した、不思議な夢や話のことも書いておこうと思う。

真実はどうであれ。。

不思議な話

夫が亡くなる5年前のこと。

夫が信心しているお堂へ行ったとき

お堂の中で夫が

「ここの神さんにお参りしているおかげで健康です。感謝しています」

と発言すると、私の頭の中に

「ほう。ならば試してみるか?」と低い声が流れてきた。

 

その声が頭に響いてきたとき、とても怖かった。

何か怒っているようで。。

夫にも伝えたが、一蹴されてしまった。

この日以降

夫は徐々に体調不良を訴えることが多くなった。

 

本当のところはわからないけど

このことと腹膜偽粘液腫という病気になったことは

何か関係があるのかなと今でも思うことがある。

 

 

車を運転していた夫の左腕に

白い蛇が巻きついているのが見えた(現実はいない)。

後日、聞いた話では

少し霊感のある知人も、夫に会ったとき

左腕に蛇が巻きついているのが見えたと言っていた。 

意味はわからない(・・?)

 

頭に浮かんだ光景。

お堂の先生が、榊とお神酒を祭壇にお供えしている光景が浮かぶ。

そのうしろには何故かたくさんの位牌が並んでいた。 

 

頭に浮かんだこと。

傘をかぶり、錫杖を持って、うっそうとした山中を歩く男の人の姿。

そして大きな木の桶の中に座る男の人(昔、土葬のとき使われた樽のような桶)。

黒と赤の文字が書かれた札。

 

頭に浮かんだ言葉。

『心の持ちようで、世が変わる。

ウソの言葉も吉方へ向かえば、それが真になる』

 

頭に浮かんだ光景。

大きな人が大きなザルを持って、人をすくってはふるいにかけ

ザルの目から落ちる人、落ちない人に分けていた。

 

知らない和室の真ん中に、蒲団が敷いてあり

そこに寝間着に羽織り姿の男の人が座っている(着物着てた時代ぽい)。

 

見えたモノ。

夜、夫とテレビを見ていたら

テレビ台の横に3~40cmくらいの仏様(仏像?)があらわれた。

宙に浮いた状態で、足元がユラユラ、ユラユラ揺れていて

夫に説明するが、夫には見えないと言う。

 

あとで調べたら、観音様だったように思う。

仏様がゆらゆら悲しげに揺れてる姿が

どうしても、悪い方向へ向かっているようで…

でも、夫には

観音様が出てきてくれたから大丈夫だよって

真逆のことを言って。。

 

私は滅多に目では見えないから、とても印象に残る出来事でした。

 

感じたこと。

朝から家の中の空気が冷たくて、なんだか怖い雰囲気。

夜、寝室を覗いている人がいるような気配。

何かを確認しているような

待ってるような(・・?) 

変な夢の話

その日の夜、テレビを見ていたら

ふと、テレビのうしろに足のない幽霊がいたような気がした。

本当に絵に描いたような白装束の幽霊で

テレビがあるから見えないはずなのに

足のない姿が見えた…気がした。

 

ここまでは、起きているときの話。

 

ここからは、夢の中の話。

その夜、両足首から下が無い状態でベッドに座り

途方に暮れている私の姿があった。

しばらくすると、ベッドの上に箱が現れ

中には、私が無くした両足が入っており

どこからか「元に戻せる」という声がしたところで

目が覚めた。

 

病院の夢を見た。

見たことない病室、水色の半そでの服、細い男の人が何か言ってる。

病室の窓から空を眺めていると、スライド式の扉が開いた。

ここで目が覚める。

 

あとで分かったこと

夫の病室の光景(部屋の色が特徴的だったから覚えてた)と

夢の中の男の人に似た先生だった。

 

 

あちこちの家の石の門柱に、かざぐるまが刺さっていて

みんな風もないのに、カラカラ回っている夢。

なんとなく怖い風景だった。

 

朝方、見知らぬ駅で、見知らぬ年配の女性と

電車に乗っている夫。

慌てて乗り込もうとするが

扉が閉まり、動きだしてしまう。

夫は何か言っているが、聞こえない。

すぐ夫に電話すると、見知らぬ人が出て

ひどい言葉で罵られ、私は置いてかれたんだと号泣する夢を見た。

号泣したまま目が覚め、起きたあともしゃくりあげてた。

 

山の中に、少しだけ更地になったところがあり

そこに車を止めると、風が吹いて

小さなつむじ風が発生。

段々大きくなり、やがて竜巻へと変わり

車ごと巻き上げられ、恐怖の渦に。

メチャクチャになりながら、落下すると場面が変わり

今度は静かな場所に。

和室の中、窓からは光が入り

穏やかな空気が流れていて「もう大丈夫だ」の声がした。

 

憤怒の姿の仏様が、ただこちらを見ている夢(仏像に詳しくないので、どなたかはわからない)。

 

家の中で、突然つむじ風が起こり

部屋の中はメチャクチャになるが、為すすべもなく

ただ部屋の隅で、小さくなって見ているだけの夢。

 

この2~3日前から、私がご飯を作っていると

誰かがキッチンを覗いている気配があった。

夫は工場に行っている。

 

ここからは夢の話です。

電話に出ると、聞き取りにくい声で

「目に映らぬものに~~払ってやれ」と。

聞き取れなくて、聞き返そうとすると切れてしまった。

受話器を置くと

誰かが家の中を、徘徊しているような気配がする(人ではない気配)。

覚悟を決めて

自分が知っている範囲の念仏やお経を唱えながら

確かめようと扉に手を伸ばした瞬間、目が覚めた。

 

この頃の精神状態のせいか、かなりエグイ夢を見た。

夫とはぐれて待っている間

なぜか目の前で、着物姿の女と着流し姿の男がもめている。

もめているというより

女の方が、大声で一方的に責めたてているだけで

男の方は、飄々としている感じだ。

 

そこへ、刀を抜いた侍がやってきて

女の頭と男の首を斬り落とした。

そして落ちたふたつの頭を、踏みつぶしていった。

ふたりの頭からは、目玉が飛び出し

去っていく侍の目は、血走っていた…という狂気じみた夢を見た。

 

目が覚めたあとの気分は最悪で、しばらく残ってしまったが

何か意味があるのかもと、メモしておいた。

たぶん追いつめられていた時期だったので

こんな気味の悪い夢を見たのかな…と思う。

最後に

私が不思議な話や夢のことまでメモしていたのは

お告げや夢まくら的なことなど、何でもいいから

すがりたかったから。

 

私は信心深くもないし、神仏も詳しくない。

霊感も微妙で、見えたり見えなかったり

自分でもよく分からない。

 

実際の話、夫が死んでから

肝心の夫とは、1度しか会えてないし。

もう、とっととあの世に行っちゃったのか

過ぎた女に興味はないぜ…なのか(笑)

 

バカバカしいような話ばかりだけど

私にとっては、こんなくだらない話も

夫との大切な記憶の一部だと思うので

ブログに残しておくことにした。

 

 

すべての人のもとに、奇跡がやってきますように(。>ㅅ<。) 

タイトルとURLをコピーしました