亡き義父との不思議な出来事~生前の夫との思い出とともに…

光のカーテン

微妙な霊感…

突然、変な話ですが

夫が亡くなる前まで、私には

ものすっごく微妙な霊感があって。。

たまに見えたり、感じたり

不思議な出来事を経験したりしていた。

 

だけど、夫が亡くなってからは

まったく何も感じなくなってしまった。

 

もしかしたら…

夫が私の微妙な霊感を持っていってくれたのかな?

…なんて思ったりしている。

 

私の場合は、霊感があった頃

現実か、そうじゃないかの区別がつかず

ときどき妙な言動をしてしまって

周りから変な眼で見られたり。

見たくないモノを見ちゃったりしていた。

 

中途半端な霊感があるために

難儀しているのを夫は知っていたから。

だから、自分があの世に行くときに

邪魔な霊感も持っていってくれたのかなって。

…勝手に思っている(´ω`;)

 

なんで、こんな話をしているのかというと…

今日は義父の命日で

義実家の仏壇にお参りしていたときに

ふと、思い出したことがあって…

 

私は、生前の義父とは1度も会ったことがない。

だけど、夫と結婚してから、何度か

義父らしき人とお会いしている…と思う。

 

…σ(・ω・*)んと…ちょっと不思議(変)な出来事の話になりますが…

亡き義父との不思議な出来事

結婚したばかりの頃

夜、夫と2人で工場にいたときに

初めて、亡き義父と会った。

 

工場の入口に、段差があるため

自家製の板のスロープが置いてあるんだけど

人が歩くと音がするから

作業していても、誰かが入ってくるとすぐ分かる。

 

そのとき夫は、ろくろをしていて

私はテーブルで、作業をしていた。 

 

戸が開けられる音と

板のスロープを誰かが歩く音がして

誰だろうと顔をあげると

見知らぬおじさんが、ポケットに手を突っ込んで

うつむいたまま、私と夫の間を歩いていく。

 

おじさんは、全く、私たち2人に目もくれず…

そして、なぜか夫も、全くの無反応で…

あわてて夫に声をかけると

そのおじさんはス~ッと消えてしまった∑(=゚ω゚=;)

 

夫に説明すると、そのおじさんの特徴から

「たぶん親父やな」と。

 

義父は、仕事が大好きで

息子(夫)と2人で、陶芸の仕事をするのが夢だったらしいから。

「その思いが残っとんのかな?」と夫。

 

私と同じくらいの背格好で、やせ形

いつもポケットに手を突っ込んで、猫背で歩く姿

そして、そのとき着ていた服の特徴から

間違いなく親父だろうと。

 

夫には、戸が開く音も

板のスロープの足音も、全く聞こえず

気配さえ感じなかったそう。

「俺にも姿、見せてくれたらええのに」

って、ちょっと残念そうだった。

 

その後も、昼も夜もなく

何度も同じように、工場に歩いて入ってきて

普通に作業している様子で。

 

たまに夫に実況中継して

「今、夫ちゃんの前にいるよ」とか

言ったりしていても、夫は何も感じられず。

 

不思議なのは

私たちが義父のことを話していても

目で追っかけていても

いっさい義父の反応がないこと。

 

まるで私たちが見えていないようで。。

どういう仕組みなんだろう。

亡き義父は家にも…

亡き義父との不思議な出来事は

工場だけでなく、家でもたまにあった。

 

なぜか、必ず

夫がお風呂に入っているときに

義父は、私の前に現れる。

正確には、鏡越しに…だけど。

 

お風呂上がりに

全身が映る、大きな鏡の前で

ドライヤーをかけていると

私の後ろに立って

鏡越しに私を見ている、義父の姿。

 

初めて見たときはビックリして

後ろを見たけど、誰もいなくて。

だけど、鏡を見ると義父が見つめている。

数秒で消えてしまうけれど。

 

工場で見かけるときは

私たちをいっさい見ない義父。

なのに家では

鏡越しとはいえ、しっかりと目が合う。

話すことはないんだけど…

 

何か意味でもあるのかな?

 

工場ではよく見かけたけど

家で見かけたのは、ほんの数回。

そして…

夫と結婚してから、5年目くらいのある日。

 

いつもと同じように

夫がお風呂に入っているとき

鏡の後ろに現れたのは、いつもの義父の姿ではなく

ガイコツだった。

 

学校に置いてあるような、全身骨格模型のような姿の

…たぶん、義父だと思う。

一瞬、息をのんだけど

なぜか怖くなくて、あたたかい気持ちになった。

 

いつもと同じように、鏡越しに目を合わせ

(実際は骸骨だから目はないけど、ちゃんと目が合ってる気がした)

声は聞こえないんだけど

「もういくわ」って言いに来てくれた気がした。

「最後に夫ちゃんにも」って言いかけたら、消えちゃった(  ´・ω)

 

急いでお風呂に報告に行くと

「なんとなく親父が来とるなって感じたわ」

「親父も、息子より嫁の方が良かったんやろ」と笑っていた。

 

あとで夫は

「49日とか3回忌とかアテにならんな」

「ずっとこっちにおったやんな」…と。

 

その日以来、家はもちろん

工場でも、義父は見かけなくなった。

そして最後まで声は聞けなかった。。

 

生前の義父とは、会えなかったけれど

こうして亡き義父と少しだけでも関われて…

 

お義父さんとの思い出もできて

こんな霊感でも役に立つこともあるんだなって思った。

本来なら、できないことだから。

こういうときは、霊感が多少なりともあったことに感謝だね(´ω`;) 

そのおかげで、亡き義父とも会えたんだから。

 

 

今の私には、たぶん霊感はない。

もう義父のときのような

不思議な出来事は起こらないと思う。

 

勝手だけど、今、すごく霊感がほしい。

その霊感をフル活用して

夫に会いたい。゚(゚*′ω⊂ グス

 

なんでこんな肝心なときに、消えちゃったの?

…なんて。。

ずっと「こんな霊感いらない!」って

言ってたんだから、勝手すぎるよね。

 

でも、夫ちゃん。

霊感なくたって、夢になら出てこれるんじゃないの?

ねぇ、頼むよ。

出てきてよ。

一目でいいから、会いたいよ(・_・、)。。。

 

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