たまには公務員っぽい話題もしようと思います。
昨日、菅内閣が発足しましたね。

国の役所で仕事をしていると、組織のトップである大臣の交代は大きなイベントです。誰が大臣になるのか、閣僚名簿はトップシークレットなので公式発表されるまで職員もわかりません。私も経験がありますが、朝からソワソワしながらインターネットニュースの更新ボタンをクリックしまくり、執務室のテレビもつけっぱなしにして新大臣が誰なのか、字幕スーパーを待ち構えます。

新閣僚が決定すると、次々に首相官邸に呼びこまれます。
国務大臣の任命は憲法に規定される国事行為なので、皇居での認証式がおこなれます。

一連の手続きが終了して、首相官邸で新閣僚の就任会見が開かれるのが深夜。
さらに、各省庁に初めて登庁するのは深夜。
職員たちは、その到着をお待ちして、大臣室のフロアで拍手でお迎えするのです。
それはそれは、盛大なセレモニーです。

今、放送中の人気ドラマ、半沢直樹でも、第4話で内閣改造が行われ、新国土交通大臣の就任会見を見守るというシーンがあります。その中で、深夜の会見をリアルタイムで見るため、半沢直樹は「俺は残る」というセリフがありました。

いまじゃない(半沢直樹)

細かい点まで、ドラマはつくりりこまれているなぁと印象でした。



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