上海ホテル隔離
2020/11/09
前回の記事「ついに上海へ 出国~ホテル隔離の流れ」にて中国への出国~ホテル隔離までの流れと用意しておいた方が良いものを紹介しました。
今回は、ホテル隔離の様子と実際に必要だったもの、不要だったものを挙げてみました。
隔離先ホテルや入国時期によって状況は変わってくると思いますが、参考になれば幸いです。
上海ホテル隔離の様子
隔離先となったホテルは、長寧区の虹橋空港近くのホテルです。
日本の一般的なビジネスホテルと同じような内装です。中国で外国人が宿泊するホテルより安めの印象。
1日3食付きで360元/人でした(家族同室の場合はこれより安くなりました)。
シャワールームはこんな感じで、さらにドライヤー付き洗面台もありました。
部屋には大型テレビも設置してあります。エアコンも各部屋で調整可能で、WiFiもあり。
ツインの部屋には、使い捨てスリッパも2人分が置いてありました。
ただ、同じホテルでも部屋によって、冷蔵庫、ポット、ドライヤー等備品の有無に差がありそうです。部屋の広さもランダムに割り振られます。
タオル、シーツ等の交換はなし。ゴミは自分でまとめて消毒液(チェックインの際にもらった消毒薬を溶かして使用)をかけてから部屋の外に出します。
外卖(お弁当類のデリバリー)、生鮮食品、アルコールの部屋への注文は基本的にNGでした。
ホテル隔離中の1日
1日の流れはこんな感じ。
- 7:30 朝食
- 10:00 検温
- 11:30 昼食
- 14:00 検温
- 17:00 夕食
- 19:00 ゴミ袋回収
隔離メシ朝・昼・晩
食事は部屋の前のテーブルに置いてくれます。
各部屋を回るため、時間は30分程度前後することも。ノックをして置いたことを知らせてくれるのが有難かったです(温かい内に食べられる)。
朝食はほぼ毎日こんな感じ。肉まん・野菜まんと油条、ゆで卵、トウモロコシ、ソーセージ、おかゆでした。
パンダ饅(あんまん)が入っている日はテンション上がります。
昼食と夕食は、おかず3品とごはん、スープでした。
おかずは人によっては苦手かもしれません。ごはんは日本人の口には合いにくいかも。
現地の食堂を食べ慣れている方なら問題ないと思います。我が家はホテルのお弁当でお腹いっぱいになるまで食べられていました。
個人的に一番おいしかったお弁当はこちら。
飲料水は500mlのボトルが2ダース置いてあったため、そちらを飲んで過ごしました。
検温
検温は部屋をノックされたらドアを開け、防護服を着た方に非接触体温計で測定してもらいます。
他の方の隔離レポートではWechatで報告するとの情報もありましたが、今回はWechatは最終日の宿泊費精算でしか使用しませんでした。
ホテル隔離に必要だったもの
ホテル隔離の間、実際に使用したものはこちら。
- 除菌・消毒グッズ
- マスク
- 手ぬぐい又は速乾タオル
- ハンガー
- 紙コップ
- 歯磨きセット
- 洗顔セット
- 下着類
- ジャージ
- 着圧サポーター
- サプリメント
今回はスリッパのある部屋でしたが、念のため使い捨てスリッパは持ってきた方が安心です。
石鹸も、自分は備え付けのハンドソープを使いましたが、念のため入れておいた方が良いかも。
除菌・消毒グッズ
チェックインの際に消毒薬を貰えるため、それを使ってテーブル等を拭くことも可能です。
ただ、自分は塩素系の臭いが気になるため、持参したものを使用しました。
マスク
お弁当を回収したり、検温でドアを開ける際にはマスク必須です。
マスクはホテルからも通販可能ですが、隔離期間分は持ってきておいた方が良いかと思います。
手ぬぐい又は速乾タオル
備え付けのタオル(バスタオルも)はホテル特有のフカフカタイプでなかなか乾きにくいです。
そのため、持参した手ぬぐいをタオルとして使用していました。
シャワーの後に手洗いして干しておけば翌日には乾いているため、持って行く枚数も少なくて済みます。
ハンガー
タオルや下着を洗った後、乾燥させるのに利用。100円で5個セットくらいの安いものを持っていきました。
洗濯ヒモも持って行きましたが、引っ掛ける場所がなく使用を断念しました。ハンガーの方がその辺に引っ掛けておけるため、使いやすかったです。
紙コップ
水やジュースを飲んだり、歯磨きの際に。洗う手間がなくなるため、日数分を持ってきて良かったです。
歯磨きセット
歯磨きセットは当たり前ですね。
部屋に歯磨き粉もありましたが、やっぱり使い慣れたものが安心です。
洗顔セット
ハンドソープ、シャンプー、ボディソープは部屋の備え付けの物を使用しました。
ただ、女性の場合は普段から使用しているものを持ってきた方が良いかもしれません。
下着類
下着類も必須です。
洗った後にすぐに乾くタイプであれば、持って行く枚数を減らせて便利です。
ジャージ
部屋から一歩もでないため、我が家はジャージで1日中過ごしていました。
WEB会議のある方は、上半身だけはちゃんとした服を持って行く必要がありますですが。。。
着圧サポーター
部屋ではほとんど運動ができないため、むくみ防止にふくらはぎの着圧サポーターを持参。
普段から愛用していますが、ずっと座っていると足が痛くなりやすい方には本当におすすめ。
サプリメント
毎食お弁当では栄養が偏るため、サプリメントも持って行きました。
個人的なおすすめはディアナチュラのマルチビタミン&ミネラルのストロング。
不要だったもの
一方で、ホテル隔離の間に使わなかったものはこちら。
- ふりかけ・食品類
- 洗濯ヒモ
お菓子や日本から持ってきた食品はほとんど食べませんでしたが、荷物に余裕がある場合は、気分転換用に持って行くことをお勧めします。
後は、どの程度の快適さを維持したいかによって、持って行くものが変わってくるとは思います。
まとめ
以上、2020年11月初旬時点でのホテル隔離の様子と必要だったものをまとめてみました。
個人的には、除菌・消毒グッズ、マスク、手ぬぐい、ハンガー、紙コップ、歯磨き・洗顔セット、下着類、ジャージが最低限あれば耐えられるかと。
家族構成やこだわりによっても必需品は変わってくると思いますが、少しでも参考になれば幸いです。