ほわほわ神社生活

ほわほわ神社生活

神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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長田神社(岡山県真庭市蒜山下長田1097)

高田神社から北上してこの日二社目、県境近くの長田神社へ。

 

目次

 

【御祭神】

事代主命

#ホトカミのページを読むと書ききれないくらい多くの神々の名があります。

【御由緒】

長田神社|岡山県神社検索|岡山県神社庁

長田神社への道】

国道313号から東に200メートルほど離れた場所にあります。柱間が広い注連柱が313号沿いにありますのでその間を通れば神社は目の前です。

道はわかりやすいです😀 ナビでそろそろだなと思って走れば迷うことはないでしょう。

 

鳥居左側に数十台楽にとめられるくらい広い未舗装の土地があります。

ここが長田神社駐車場です。

 

【👩‍🦽車椅子使用の方のための情報】

上記の駐車場から鳥居右側にのびている緩い登坂を進んで行くと

社殿横辺りに境内への入り口があります。

境内には段差らしい段差はなかったと記憶しています。社殿の横から裏に境内社が並んでいますがその前までは行けた覚えがあります。

 

駐車場が整備されて石段を回避できることでお詣りは楽にできる神社でしょう😄 事前に許可を得ることも不要なのがいいですね。

 

 

【境内の様子】

長田神社遠景

長田神社社頭

鳥居左の特別なお祭りの案内

随身

随身門から拝殿を

随身門を通して前方の田畑を

拝殿

拝殿注連縄(伯耆国の手前ですが明らかに吉備国と違ってきています)

本殿

社殿全景

境内横から

境内後ろの道から本殿を

境内社(左から真名井?神社、姫宮神社、若宮神社

境内社(御崎神社)

随身門左右大臣像

随身門前の狛犬

 

【おまいりをおえて】

こちらの長田神社は11時くらいに到着しました。白に近い明るい灰色の鳥居が背後の緑の社叢のおかげか、これより神域と主張しているようでした😃

 

グーグルマップで投稿された写真を見たら、数年前までは少し手前に木製両部鳥居がありました。新しい鳥居には令和四年の文字が。今はない両部鳥居も味がありますが、汚れの無い綺麗な鳥居もいいものです。

 

田んぼの向こうに見える社叢は近づいてみると、高さが20メートルくらいはある大きな杉でした。杉は平らな土地が少し盛り上がった境内をぐるりと囲んで垣になっています。そこだけが人と神の両者で作る異空間といった趣があります。

 

随身門を通り抜けると実に柔らかな気が満ちた空間でした😊

 

本殿周囲では弱い圧としびれを同時に感じました。落ち着いてお詣りを楽しめたような覚えがあります。

#いつも書いていますけど、これはあくまでも個人の感想です。他の時、他の人はまた違うことでしょう。

 

本殿裏の境内社は稲荷だなと思ってお詣り後、扁額で御崎神社だと気がつきました😅 格子戸の中には複数のお狐様の像があったので間違いではなかったのかもしれません。

 

端っこにベンチがあるのもいいですね。

 

これだけ杉に囲まれていると枯れ枝の掃除は本当に大変だと思います。写真にも掃き集めた枯れ枝の山が写っています。でも、大変だからこそ日々お世話しなければならず、それが神々への心を養っている面もあるでしょう。日々掃除する氏子はそれだけ神々に近づけるわけで、こうしたことは子供や孫が遠い都会で暮らしていても伝えないといけないことだと思います🙂 今は多くの神社でそれが充分にできていない時代でしょう。こちらの長田神社は違っていてほしいと願っています🙏

 

長田神社は誰でもお詣りしやすい綺麗ないい神社でした。

高田神社(岡山県真庭市勝山775)

連休直前だとビジネスホテルが空いていない。でもそれで動かないといつになっても行けない。だから翌日筋肉痛で倒れてもいい連休に日帰りで鳥取県に行きました。最初は真庭にある高田神社から始まります。

 

目次

 

【御祭神】

伊弉諾命 伊弉册命 速玉之男命 事解之男命 天照皇大神 豊受比売神

【御由緒】

高田神社|岡山県神社検索|岡山県神社庁

境内の由緒看板

【高田神社への道】

国道313号の北にある岡山県立勝山高校北側の通り沿いの鳥居向かって左側に、砕石が敷かれた軽く二十台程度可能な広さの駐車場があります。

国道313号から曲がる道にもよるでしょうけど、緊張することはないと思います。道はとてもわかりやすいです。JR中国勝山駅の近くですから、電車でお詣りもできる神社です。

【👨‍🦽車椅子使用の方のための情報】

砕石が敷かれているためにわずかに抵抗があるかもしれません。小雨程度では水たまりもできないかなと思いました。

 

一番の問題は自動車参道がないことです。人が歩ける舗装された坂道も見当たりませんでした。階段もそれなりに段数がありますので、おんぶしてということも無理でしょう。

 

鳥居をくぐって随身門の前でお詣りという形になると思います。

 

 

【境内の様子】

高田神社社頭

随身

石段参道

拝殿正面

拝殿斜めから

本殿解説の板

本殿

本殿そばから

社務所(だと思います。奥は神輿庫?)

社殿全景

右奥境内社前から見る境内

境内社の鳥居と狛犬

境内社(左が八幡神社金刀比羅神社で右が稲荷神社)

石段近くのふくろう岩(3メートルくらいはあったような覚えが)

狛犬随身門前)

狛犬随身門内)

狛犬境内社前)

 

【おまいりをおえて】

少し山を登りかけたくらいの高さに境内が広がっていました。写真を見てもらってすぐわかるくらい広いです。社殿の造りが瀬戸内沿岸平野部とは違ってきますね。山陽から山陰へとかわっていくのを感じます。

 

中山造だと津山の美作国一宮中山神社の本殿は実に見事なものでした。高田神社は比べると少し小さいですが、西からお詣りする人にはより近くで観れるのがありがたいですね🙂

 

a-wi.hatenablog.com

境内の気は非常に澄んでいます。社叢に社殿が覆われているわけでもない広い空間があるのにこれは予想していませんでした😃 午前10時頃のことです。午後でもこうした感じは残るのではないでしょうか。

 

本殿そばではかすかなもやのようなものが見え、何か表現しがたいものも同時に感じていました。

#あくまでもその時の個人が感じたことです。他の方とは違うかもしれません。

 

こうしたことばかり書くとあれこれ言われるのはわかっていますがあえて書きます。そろそろ帰ろうかと石段近くまで来た時に一羽のカラス🐦‍⬛がそばへ降りてきました😮 そして飛んで前の枝が茂る中へ消えました。熊野だからカラスは少々できすぎな話です。よい気分でお詣りをおえられたらそれが一番ということでお願いします😅

 

随身門内に置かれた狛犬、角がこれだけはっきりわかるのは吉備国では珍しいと思います😮 吉備国で目にするほとんどは獅子狛犬でなく狛犬二体に見えるような形です。

 

境内社前の石は何か謂れがあるのでしょうけど、注連縄で囲われていないとうっかり踏みかねないですね。肉眼でとらえただけだと判断は難しいものが神社それぞれの神域にはいろいろあると思います。よくわからない岩に腰かけたり、木の根っこを踏んだりしないよう皆さんも気をつけてください😌

 

箒か熊手の跡がはっきりと残っていました。石段も枯れ枝や落ち葉がなく、かなり頻繁に掃除されているのだろうと思いました。参道が綺麗だと気持ちいいです😊

 

高田神社は旧県社らしい長い歴史と立派な社殿を持つ綺麗ないい神社でした。

鼓神社(岡山県岡山市北区上高田3628)

最上稲荷付近から北へ向かい岡山空港を過ぎた辺りに備中国二宮の鼓神社があります。お詣り済みの神社と神社の間が広くあいてしまった所にあってお詣り空白地帯を埋めるのにちょうどよく、駐車場があって安心してお詣りできるので出かけました。

 

目次

 

【御祭神】

遣霊彦命 高田姫命 吉備津彦命 楽楽森彦命 吉備武彦命

【御由緒】

皷神社|岡山県神社検索|岡山県神社庁

鼓神社拝殿前由緒看板

【鼓神社への道】

国道429号から岡山県道71号へ進みます。南からだと71号へ分かれてから5キロくらいです。北からだと県道72号とぶつかった所から約1.5キロです。

 

71号から100メートルほど西にある山に鼓神社はあります。右の黄丸が鳥居で左の黄丸は神社の看板です。

南からだと、写真の看板を見て適当に曲がって山の方へ進んでもらえれば参道の案内看板がありますからすぐにわかります。

ナビが鳥居の右横の道を案内しようとした時はそこを通らず少し左へ進んでください。鳥居右横のは上の方は軽自動一台分くらいしか道幅がありませんでした😯

鳥居の左の方にはもっと広い道があります。

駐車場はこちらの広めの道沿いに入り口があります🙂 お祭り等の人の多い日でなければ数十台は駐車できる広さのため、困ることなく駐車できると思います。

【👩‍🦽車椅子使用の方のための情報】

下の参詣者駐車場から自動車参道が社殿横まで通っています。

祠のある神池の横を通って上へのびています。この辺りまではまだ坂は緩めです。写真は上から撮ったものです。

池から社殿横はそれまでより少し急ですからちょっと大変かなと感じました。

社殿横(最上部)近くまで車で入らせてもらえたら、そこからは平らな土地ですので、ぐるっと周って拝殿前まで行くことができます。

 

力のある男性が押すなら下から上がれそうですが、無理をして事故を起こしてはいけないです。どうしてもお詣りしたい方はお詣りの方法について一度相談されてはどうかと思います。

 

 

【境内の様子】

鼓神社鳥居

随身

随身門を通り抜けて見る拝殿

拝殿前から参道を

拝殿(多くの鬼瓦がこちらを見ています😮)

本殿(幕があるだけで雰囲気が随分良くなりますね)

本殿斜め後方から

授与所(自動車参道から段差なく拝殿前まで行けます)

境内社厳島宮)

境内社淡島神社

境内社(稲荷神社)

境内社(大きな方が荒神社です)

斜め後方から

少し離れた所から稲荷や宝塔を

鐘楼(釣鐘自体は古い物ではありません)

宝塔(1346年のものだそうです)

随身門左右大臣像

狛犬

 

【おまいりをおえて】

メモったつもりがしてなかった😫のでいつものようなあやしい文は今回書けません😅 もちろん、しっかりと良い気はあったのは覚えていますので、あとは実際にお詣りして感じてみてください🙏

 

御祭神様は吉備津彦命と近い関係にある方々ですね。その神社でだけ祀られている神様はそこにおられるので常に話を聴いてくださるのがありがたいです😌 神社を後にしてすぐに高田姫命の生まれた地を示す案内が道を走りながら見えたのですがとまらずそのまま帰宅したので詳しいことはわかりません。

 

その国(土地)と結びついた神と人の関係は重要です。吉備津彦命に関して言えば、父(孝霊天王)や姉(倭迹迹日百襲姫命)、弟(稚武彦命)とその子孫といった一族を神社を巡ることで訪ねることが可能です。人間同士では不可能なことが可能になる喜び😃 時空を超えて過去の歴史と今がひとつになれる神社のメリット(あまり良い言いかたではありませんけど、そうした機能を考えると良い点でしょう)です。下の縣主神社は稚武彦命の子孫とされる鴨別命を祀る神社です。

 

a-wi.hatenablog.co

県道71号から少し離れているために車の騒音もなく、うぐいすの声くらいしか聴こえてくる音がありません。桜もあちこちに咲いていてとてものどかな春を楽しめる神社です😊 二宮は一宮と違って参詣者が少なく静かなことが多いように思います。じっくり境内を歩いて楽しむには二宮の方が向いていると言っていいかもしれません。

 

本殿は巨大なものではありませんが優美な造りで、二宮かつ県社を感じられる社殿です😃

 

いい写真がなくてわかりにくいでしょうけど、拝殿左右の建物を合わせると左右にずっと長く土地は広がっています。

 

鼓神社は駐車場もあって安心してお詣りでき、歴史を感じさせるものも複数残されている綺麗ないい神社でした。

あなたはもう死んでいる?

ほとんどの人は赤ちゃんの頃から中身が変わらず器が止まる時まで過ごしています。が、ものには例外があって、おぎゃーと言った時の中の人はもう死んでいることもあります。

今の世の中、自殺(安楽死などというものは霊的な意味では存在しません)したい人が多いです。でも中身はもう器を離れている=死んでいるから自殺という望みは叶っているのかもしれません。

 

死にたいと言っている自我=人格プログラムは脳と連携しています。プログラムだけに器の中身(これは霊でも魂でも好きに解釈してください)が変わっても実行可能であれば、それまでと同様に動き続けます。継ぎ目はないのです。

 

自我という人格プログラムの機能には自分が動いている下にあるOSにあたる霊的な中身は認識できません。生まれて今まで自分が生き続けていると思っている自分=自我が全てという認識です。自我には自分を存在させているものが途中ですっと替わったことに気がつく力はないのです。

 

途中で替わるのはイレギュラーな形です。あまり多くはないことです。もう充分に目的を達した場合等に他者からの要望、あるいは元々最初からの予定で入れ替わります。

 

中身がないと器は三次元にあることができません(機能停止=死です)。中身があれば器はいわゆる寿命までは動き続けることが可能です。

 

器を離れた中身にとっては三次元的な意味では死んだことになります。それを知らずに死にたいと自我が特定の思考パターンをずっと繰り返しているとしたら笑えない話だと思います。

 

三次元(この世)はわからないからやることができたの世界です。これはわかる高次元ではできないことのひとつ。低次元=全て劣っているのではありません。その次元なりのことをきちんとしていくことをする。それが全てです。器はそのために用意された特別なものなのです。

 

その世界に形を占めておきながら利用しない。器はなぜあるのか。器をどうするのか。それで生きているか死んでいるかが決まるのだと私は思います。

 

GWはどうすごされましたか? 私は遠出で疲れきってしまって数日ごろごろしていました。今日からまた通常に戻ろうと思います。この記事は神社巡りで十数社たまってしまったことからの逃避行動です😅

大山祇神社(岡山県井原市野上町1751)

備中国では、木野山神社御祭神、そして山神社の御祭神として多くの神社でその名を目にするのが大山祇神です。ですが、神社名では大山祇神社はぐっと減ります。珍しいのと境内の形も気になって出かけました。

 

目次

 

 

【御祭神】

大山祇命

【御由緒】

大山祇神社|岡山県神社検索|岡山県神社庁

 

大山祇神社への道】

平成に太い道が整備されました。が、それは一部で山の中にある昔からの集落近くは細い道の所も多いです。できるだけ細い道を避けて太い道を通ります。ルートは複数ありますが今回は美星町にある星田池で県道166号から分かれるところから始めます。

北からだと岡山県道407号から下の写真の交差点で右へ進みます。

すぐにまた右へ曲がります。あとは道なりに1キロ少々で神社社叢の北へ着きます。

境内左右にそれぞれ道がありますのでどちらでもよいのですが、私は西側(斜めに分かれる道ではなく次に左へ曲がる道)を通りました。県道407号から分かれて神社北側を通る道は3メートル(それ以上かも)の幅はありました。すれ違いはあまり心配しなくても大丈夫そうです😄

 

南からだと国道486号から井原鉄道早雲の里荏原駅近くの交差点を曲がって北上します。2.5キロくらい、白い工場のような建物を右に見て約200メートル進んだ所、左側に林道があります。正確にはわかりませんが、1.5キロくらいでT字路になるので右折します。700メートルほどで右下へ向かう道があるのでこちらへ進みます。

#林道は管理者が井原市で、通行の注意事項が書かれた板が入り口にありました。

70メートルくらい? で集会所の横に来ます。

そこから30メートルくらいで鳥居横に到着です。

さらに40メートルくらいで頂見寺跡に着きます。ここは道の左右に充分な広さの土地がありました。

岡山県神社誌の大山祇神社ページにある20台の駐車場とはここ? 神社境内にはとてもそんなにとめられそうにないのです😯

 

今回はこちらにとめて神社にお詣り後に頂見寺の址を見て、少し下にある智勝院にもお参りしました🙏 神仏習合の頃は一体の宗教施設だったそうなので、往時を忍びました。

 

#神社の南側から智勝院の横を上がってくる道は絶対に選ばないでください。

【👨‍🦽車椅子使用の方のための情報】

寺の址にとめてよいのでしたら、こちらからは平らな道を通って鳥居まで行けます。拝殿までの参道には数センチの段差がありましたが特に問題にはならないと思います。参道の傾斜は緩くほぼ平らですから介助者が押すのは楽だと思います🙂

 

鳥居をくぐって進める山にある神社はあまり多くないです。こちらの大山祇神社はその点とてもありがたい神社だと思います。

 

 

【境内の様子】

大山祇神社社頭

鳥居と注連縄

注連縄の端(こちらの神社も棒状に作られています)

拝殿 

本殿 

社殿全景

社殿前から参道を

横から見た境内

手水鉢

石燈篭(2.5メートルくらい? ありました)

地神?

狛犬

頂見寺址(建立は奈良時代だったそうです)

大山祇神社南にある智勝院

 

【おまいりをおえて】

鳥居前から奥に扇形(より正確には二等辺三角形?)に境内が広がっている珍しい形でした。鳥居が異世界への門で、そこから神々の世界が広がっているように想像すると、いい感じに心が整うように思えました😁

 

鳥居をくぐって少し歩くと気が急にすっと落ちた感じになります。参道中ほどまで来るとそこからどんどん軽くなっていくのがわかりました。よく神社でいったん気が落ちるような感覚になりますが、これは境外の気が整っていないためにすっと整っていくのを私はそう感じるということです。

 

本殿そばではじわじわと身体に沁みてくるような気に思えました。

#毎度書いていることで耳タコかもしれませんけど、上記はあくまでも個人のその時の感想にすぎません。人によって受ける感じは様々だと思います😌

 

写真はありませんが掃除の跡が残っていたり、切った木を綺麗にまとめてあったりと、気持ちの良い境内です。

 

石灯籠は大きな岩を積み重ねたもので味わいがあります。新緑の中でも存在感ある銅板葺きの屋根が美しいです😃

 

近くの日長山八幡神社同様に一直線の長い棒状の注連縄が鳥居にかかっていました。神社の系列(八幡様とか稲荷とかそれぞれグループに分けられますね)が違っていてもそうなので地域特有の謂れのある形なのでしょう。いつか関係者にお話を伺う機会があれば……。

 

大山祇神社はかつて鎮守社だった頃から今も土地を守り続けている綺麗ないい神社でした。

日長山八幡神社(岡山県井原市野上町4504)

八幡神社は数が多く、飛び飛びにお詣りしないと記事が八幡神社でうまってしまうのです。ある程度巡ってから飛ばした土地の神社へお詣りすることになります。今回はそうしたお詣り済みの隙間を探して気になった八幡様です。名前はひおさやまです。

 

目次

 

 

【御祭神】

品陀和気命 息長帯日売命 表筒男命 中筒男命 底筒男命

岡山県神社誌に載っていないため上記の御祭神名はホトカミの日長山八幡神社のページに書かれてあった名になります。

【御由緒】

日長山八幡神社|岡山県神社検索|岡山県神社庁

 

【日長山八幡神社への道】

南からだと国道486号から分かれて岡山県道291号を北へ進むと興譲館高校体育館の横を通ります。そのまま道なりに3キロくらい進むと、秋には県外からも多くの方が買い物にやってくる葡萄浪漫館への案内がありますが県道291号をそのまま直進です。

 

約2キロ走ってセンターラインが消えた先、道が左右に分かれる左側が県道291号でそこから急に細くなります。車一台分くらいでしょうか。所々すれ違いのために広くなっていますが、100メートルから200メートルくらいの間はすれ違いが難しい所もあります。そこさえクリアできれば1.5車線くらいはあるのでなんとかなると思います。

 

南からだとどこで曲がって291号へ進むかと、どのくらいの距離細くなっているのかをストリートビューで予習しておくと安心できるかと🙂

 

北からだと国道313号が坂になっている所に焼き鳥屋さんのあるT字路があって、ここを曲がって県道77号から県道291号へ進んで行きます。こちらも神社近くの集落の辺りは道が広めですが、そこまでに狭い箇所がやはりあります。

 

通勤時間以外の日中はほとんど車は通らないのではと思います。ですが、二台(同じ所で)すれ違いましたから、慎重な走行をお願いします。たぬきが二匹うろうろしていました😊 小動物が出てくることがあるかもしれません。

 

神社のそばに公民館があります。神社名の書かれたプレートが下側にあるのですけど、駐車場の意味で示してあるのか? これだけだとわかりません😔

鳥居前にアスファルト舗装の道と違うコンクリ舗装されたスペースがあって軽自動車だとちょうどコンクリ舗装の部分に入って止められるくらいの広さです。ただ、神社の土地だとしてもここでは参詣者の邪魔になってしまいますね。

 

【👨‍🦽車椅子使用の方のための情報】

自動車参道がありますが、分かれる所の幅は2メートルあるかないかといった感じでした(正確に幅は測れないのです)。

問題は境内へ入る所にチェーンが張ってあることです。

ですから車では不可能です。下から車椅子で上がるしかないでしょう。チェーンの横から車椅子で入れるくらいの幅があります。しかし、下からここまで車椅子を押してもらって上がるのは結構大変だと思います😔 介助も複数人でないと安全とはいえないかと。

 

下に駐車してもよいとしても結構無理をしないといけません。宮司さんにあらかじめお願いしてチェーンを外してもらえた場合でも軽自動車が無難でしょう。

 

あるいは、石段そのものは大した段数ではないのでおんぶして上がり、車椅子は別の人が持って上がるのも屈強な男性介助者ならできなくはないでしょう。

 

絶対に無理ではないと思いますが、まえもっていろいろと準備が必要な神社だと思います。

 

 

【境内の様子】

日長山八幡神社社頭

鳥居(この注連縄は他の地方にはあるのかな)

石段参道

参道上から

拝殿へ

拝殿

本殿

社殿全景

本殿後方から

社務所

本殿向って右側境内社(左側には荒神社、國司神社、子守神社、菅原神社の額)

本殿左側の境内社

本殿奥の境内社

本殿横から奥の境内社

鳥居前狛犬

おまけ 屋根上の逆立ち狛犬

 

【おまいりをおえて】

山の中を少し不安を抱えつつ走っていて見えた鳥居の存在感😃

 

高さはあまりないので、参道も石段の数は少ないです。さっと歩いて上がってもフーフー言うことがありません。祝詞も息が整うのを待つことなく奏上できました。

 

山奥にあっても明るい雰囲気の神社です。最初はわかりませんでしたけど、しばらくしてとても涼しく感じるのに気がつきました。柔らかさと清々しさが同じくらいに思いました。本殿横ではゆったりとした風のようなものを感じました。

#あくまでもその時の個人的感想です。他の日ではまた違うかもしれませんし、他の方とも違うかもしれません。

 

本殿の奥の方に境内社がありました。そうした所は社殿周辺とはまた違う空気のことが多いのです。こちらはそうした感じもないではなかったですけど、爽やかさが充分にあって、別の場の感じは薄かったように思いました🙂

 

神社から北に少し離れた辺りに民家が並んでいる(氏子?)ためか、地面には掃除跡が残っていて綺麗でした。境内社の榊が青々としているのは見ていて気持ちがいいです。瓦はふき替えられてからそれほど年数が経ってはいないように見えました。逆立ち狛犬が乗っている神社は吉備国には所々にあります。こちらもそのうちのひとつでした😊

 

日長山八幡神社は山奥にありますが、きちんと維持されている綺麗ないい神社でした。

懸幡神社(岡山市北区東山内1303)

総社市の神社へ行くつもりがなぜか他車の流れに合わせて北上することに。地図で調べて国道から分かれてすぐのこちらのかけはた神社を見つけて立ち寄りました。

 

目次

 

【御祭神】

武甕槌命 経津主命

【御由緒】

懸幡神社|岡山県神社検索|岡山県神社庁

【懸幡神社への道】

国道429号から一本西の道沿いに鳥居が建っています。どこで曲がればよいか書くのがとても難しいのでナビに案内してもらってくださいとしか😅

 

私は総社市から北へ走っていたので、ガソリンスタンドのある交差点を曲がってまたすぐ右へ曲がってそのまま鳥居の間をくぐって神社へ向いました。鳥居前に一本松があるので鳥居より前にこちらで参道入り口がわかるでしょう。

 

鳥居の間は大きな車では難しいようでした。2.3~2.4メートルくらいの幅がありましたが、鳥居は上が狭くなるように斜めになった柱です。ミニバンとかだと高さの制限もあって鳥居を車でくぐらない方がいいかもしれません。

 

鳥居をくぐって進まなくても、しばらく進んだ所から鳥居と社殿の間にあるスポーツ広場前の道へ行けます。一度ストリートビューで予習しておけば問題ないと思います。

 

現地を歩いてみたのですが……神社駐車場の看板が見当たりません。鳥居から少し進んだ右に広い土地がありますがここにとめてよいのかどうか不明です。広場への階段(日露戦役凱旋記念注連柱)横のスペースに駐車するのかもしれませんが案内看板がないためにこちらもよくわかりません😔

付近に人影がなくたずねることができませんでした。

 

ですので、よくわからないままに駐車するのは避けた方がよいと思います。

【👩‍🦽車椅子使用の方のための情報】

スポーツ広場西側に上に行く道があります。鳥居の付近から下を見た写真です。

神社境内へ鳥居の横から入れるようになっています。タイヤ跡がありました。

境内も横に広いので駐車して車椅子を降ろすスペースは充分にあります。拝殿や社殿横の境内社群には段差がないことから行くことは可能です。あとは他所からの参詣者が車で入ってもいいかどうかの問題です。

 

関係者以外駐車禁止の札はありませんが、暗黙の了解で普段入らないことになっている神社もあるかと思いますので、こちらの神社が気になってお詣りを考えている方はお詣り前に一度問い合わせをされてはどうかと思います。

 

氏子の方に現地でお願いしてとめさせていただいた神社もありますが、必ず会える保障はありませんから、どうされるかよく検討をお願いします。

 

 

【境内の様子】

懸幡神社一の鳥居(だと思います)

懸幡神社正面参道

神門下から神社前を

神門

神門裏側

拝殿正面

本殿

社殿全景

境内の外から

社殿横から西の鳥居方向を

境内社群(右奥から懸幡神社、厄神社、王子神社、厄神社、荒神社、五座神社、八王子神社、御崎神社)

西側鳥居近くの手水鉢?

懸幡神社狛犬(一の鳥居前で民家がまともに写りこむため、適当に塗りつぶし済み)

 

【おまいりをおえて】

鳥居がぽつんと離れた形なので、神域だなと感じるのはスポーツ広場を通り抜けて神門への石段をしばらく上がった辺りだったように覚えています。というわけで、わかりやすいはずの西の坂道沿いにある鳥居を出たり入ったり。

 

こちらはちゃんと短距離でわかります🙂

 

本殿そばに立っていると、ゆっくりと流れてきて体に当たると軽い痺れとなりました。

#いつも書いているようにあくまでも個人の主観です。他の方とは違っているかもしれません。

 

懸幡神社の参道途中にある神門は四脚門? でいいのかな。随身像がない門だと横に壁があるものはたまに目にします。見事な屋根とそれを支える柱のギャップが普段見慣れなくて面白かったです😄

 

神社庁ページの御由緒だと神武東征時の話ですから神話の時代からになりますね。古事記では近畿地方でのエピソードが中心となりますが、ルート上には真偽はともかく興味深い話が各地に伝わっていて、そうしたものをまとめて読みたいなと御由緒を読みながら思いました😌

 

懸幡神社は神門以外は特に派手な所のない落ち着いた造りと思います。古代吉備国の長い歴史、神々の時代から人の時代への流れを眼前の谷(集落)を眺めつつのんびり考えられるいい神社でした。

箱田山神社(岡山県笠岡市吉田3909)

午後休みになったのでいつものようにグーグルマップで調べていると、珍しい花が咲いている神社を発見。しかも今が観られる時と知ったので時間を気にしながら車を走らせたのでした。

 

目次

 

【御祭神】

吉備津彦命 少彦名神 素戔嗚尊 大年神 応神天皇 神功皇后 

大山積神 若年神 宗像三女神 住吉三神

 

【御由緒】

箱田山神社|岡山県神社検索|岡山県神社庁

 

【箱田山神社への道】

岡山県道48号から少し東の山にあります。山陽道笠岡インターから笠岡市街(南)へ向かってすぐの追分交差点を東へ進みます。約2キロほどで曲がる所まで来ますが、その場の写真を撮るのは難しかったので今回ありません。

 

曲がるのは信号のある交差点です。追分交差点側からだと2キロくらい? で右斜めへ分かれていく感じです。あとは小学校や団地の横を過ぎて道なりに600メートルくらいで右奥に見える社叢でわかるでしょう。

 

ナビ任せで大丈夫ですが、上記の道が広くていいと思います🙂

 

岡山県神社庁ページによると駐車場が無いとのこと。一の鳥居の前に石灯籠があり、その横には車一台が止められるスペースがありました。

 

神社のある小山の周りを道が通っています。裏側の民家の横に自動車参道があって境内へ入れるみたいです。

お堂の横の道

みたいですと書いているのはいつものように参詣者が中に駐車していいのか不明だからです。

 

【👩‍🦽車椅子使用の方のための情報】

上でも書いたように正面参道(石段)以外で社殿へ行くことは可能です。社殿周囲も平らですから、車椅子で境内社までお詣りも問題はないと思いました。あとは石段は難しい場合に駐車してよいかどうかわかれば楽しくお詣りできるでしょう。

 

 

【境内の様子】

箱田山神社社頭(一の鳥居)

一の鳥居から二の鳥居へ

二の鳥居

正面参道

拝殿へ

拝殿正面

本殿

社殿全景

社殿を横から

社殿斜め後方から

境内社荒神社)

境内社火産霊神社)

石段最初二の鳥居横の狛犬

石段二番目の狛犬

石段を上がった玉垣内の狛犬

エヒメアヤメの説明

エヒメアヤメ

エヒメアヤメ

エヒメアヤメ自生地 - 笠岡市ホームページ

 

【おまいりをおえて】

一の鳥居をくぐって長く伸びる参道を見ると気分が一気に高揚しました😄 長いですけど、ずっと石段ではなく水平な部分を石段で繋いだ形なので距離の割には楽でした。参道に複数の立派な狛ちゃんがいて本当にいい雰囲気です。

 

複数の狛犬がいる神社は珍しくはありませんが、参道だけでなく境内社にもそれぞれ一対の狛犬がいるのはあまりなかったとお詣りしてきて思います😄 玉乗り狛犬も時代や石工による違いを楽しめますね。

 

鳥居をくぐるとすぐに弱い変化があります。それからしばらく変化が続いて一定になりました。急に変化する場所は感じませんでしたが、逆に言えば上の方はどこも非常に柔らかな気に満ちていたということです。

#あくまで個人の感想です。他の方は違うかもしれません。

 

こちらの神社、エヒメアヤメの自生地なのです😃  写真の看板によると、昭和の古い案内ですがこちらが自生の東端とのこと。4月上旬~中旬に咲くそうで今日はしおれているものはなく、皆元気に咲いていました😊 近くの花壇には色とりどりのチューリップ🌷も。

 

駐車場の問題がクリアになればぜひ見てほしいです。

 

箱田山神社は、趣のある正面参道とエヒメアヤメという魅力のある綺麗ないい神社でした。

量は変えずに心を変える

今回は短めです。

 

山の神社だと参道が木々の間をのびていて、そこにたくさんの大きな枯れ枝が落ちていることがよくあります。歩きながらそれを拾って道の端に寄せます。人間が思うゴミ=枯れ枝の数は全く減っていません。ですが、参道上から消えることでそこに人の思いを残せます🙂

参道が綺麗な気持ちいい神社にとの思いは、次にお詣りに来た人の気持ちを清々しく変えます。

 

管理者ではないので勝手に処分はできませんが、大きくて歩くのに邪魔になる枝を横にずらすくらいなら許されるでしょう。

 

参道の真ん中を歩かないとか、鳥居をくぐる時に一礼して進むとか、そうした形よりも自分だけでないちょっとしたことを自然にできる方がはるかに神様やご眷属様に喜ばれることです🙂

田倉牛神社🐄(岡山県備前市吉永町福満994-1)

「うっしっし、牛神社のご利益で宝くじ当たったので、全国神社巡りするからブログはやめやめ😚」と4月1日に書くためにお詣りして宝くじ買おうと思い参詣。結果、つまらないネタを考えた己の愚かさを深く恥じるお詣りになったのでした。名前は”うしじんじゃ”ではなく”うしがみしゃ”でした。今回は文中”お詣り”でも“お参り”でもなく”おまいり”と書いている箇所が多いです。神仏どちらかへではないことを示しています。

 

目次

 

【御祭神】

牛頭天王

牛頭天王を祀る神社は明治の神仏分離素戔嗚命へと祭神が変更されましたが、こちらでは今も牛頭天王です。

【御由緒】

境内由緒看板によると400年あまりの歴史がある神社とのことです。

【田倉牛神社への道】

岡山県道96号沿いにあります。閑谷学校から少し北です。JR山陽本線三石駅吉永駅の中間あたりなのでナビも不要なくらいわかりやすいです。

県道96号に沿って山陽本線が通っています。道の南側に駐車場が二つあります。牛神社前踏切斜向かいに第二駐車場があってこちらの方が近いからおススメです。十数台は軽く止められそうに見えました。

駐車場の案内看板を見てからでは遅いので、グーグルマップにある田倉牛神社駐車場への案内をさせて、もうそろそろだなと思っていないと後続車の関係で急に止まれず通り過ぎることになるでしょう。第一は道沿いに長いので気がつきやすいと思います。

 

【👨‍🦽車椅子使用の方のための情報】

一の鳥居付近に駐車させてもらえればいいのですが、もし不可だとしたら近い方の第二駐車場から鳥居まででも100メートルくらいはあります。踏切も越えますからそこは注意が必要かと。

足の不自由な方のために二の鳥居の横に大きな牛の像があってそこでおまいりできるようです。そこまでは幅の広い石段横の坂道を上がることになります。決して緩くはないですが、押してもらって上がれないことはないと思います。

そのまま坂道を上がると大仙社横を通って100メートルくらいで牛神社の上の境内に続いています。ただし、かなり急なうえに、大仙社の横辺り等所々が数段の低い階段になっています😣

 

急な石段以外の手段が皆無ではありませんが、迂回路が長くて安全面で問題があると思いますので、多数の介助者がいない限り、下の大きな牛の像の前でおまいりがいいと思います。

 

【境内の様子】

田倉牛神社社頭

二の鳥居

田倉牛神社二の鳥居から先に行けない人のための奉納の場(遥拝所?)

かなり急な石段参道

途中で折れ曲がる石段を上がりきった所から

社殿はありませんが、こちらが牛神社の中心となる場です

この写真ではよく見えない少し大きな像があるようです。

横から

奉納された備前焼の牛達

線香と蝋燭はこちらに

大仙社

石段途中の備前焼狛犬

境内上の奥(玉垣そば)の備前焼狛犬(お名前はわからないように処理済み)

 

【おまいりをおえて】

最初に書いたように「うっしっし、これで宝くじ当たったらどーんと記事にして🤭」などとバチあたりな欲望丸出しで神社へ。鳥居横のお店(実質的に社務所、授与所になるのでしょう)で備前焼の牛(記憶だと1200円だったかと)を買いました。おまいりのための線香と蝋燭のセットを一緒にレジに置くとライターを貸していただけました。この時に初めてのおまいりということで、ご主人から牛神社のおまいりの仕方についての説明を受けました。また、牛頭天王の小さなイラストもいただきました m(__)m ありがとうございました。今も財布に入れています。

 

真面目に神社(と信仰)を大切にされているのを強く感じ、こちらも気持ちを入れ替えて参道を進みました🙏😌

 

すると……第二の鳥居横からとにかく牛、牛、牛! 🐄 🐄 🐄 🐄 🐄 🐄 牛、牛、牛! 

 

これはいくら写真を見て想像しても足りないくらい牛😅

 

石段参道がけっこう急で息があがりました。二の鳥居の向こうは異空間そのもので、数十万とも言われている備前焼の牛の前に来るとそれはさらに重いものに。霊的に嫌な場所のような感覚とは違っていましたけど、普段お詣りする神社の軽さとは全く異質。空気に圧がかかっているような感じで息があがるのとは別に、呼吸に力が要りました😲

 

以前にも牛頭天王を祀る木山神社奥宮でなんともいえない圧を感じたことがありました。人の思念がこもる無数の物体の有無に関係なくそうだったことから、牛頭天王特有の気なのかもと思いました。

 

おまいり後に順路に従って舗装された参道を下って行くと途中で重さが無くなりました? とても不思議な体験をしました。やっぱり、お詣りに来る途中でうっしっしなどとつまらないことを思ってはいかんのでしょう。猛省しましたm(__)m 車椅子で下の牛の所でおまいりする方は上の空気感はわからないかもしれません。

 

田倉牛神社から大仙社へのルート途中には小さな神社(祠)が幾つもあります。こちらにも牛がたくさん奉納されています。よく稲荷の祠に白狐像が何組も置かれてあるのを目にしますけど、色が少しずつ違う備前焼の牛は独特な雰囲気。

 

私の備前焼の牛はこれです。色合いが好みなのでもう一つ似たものと迷った結果、最初に見たこの牛を連れ帰りました。

正式には買った牛を奉納して、誰かが奉納した牛を替わりに一体持ち帰り、願いが叶ったらそれと新しい牛を買って二体を神社へ納めるそうです。ですが、最近は自分が気に入った牛をそのまま(一度お供え後に)持ち帰るのでもいいそうです。私はそうしました。牛の備前焼も少しずつ変わっているらしく、昔の物を探すのも楽しそうです。どちらにせよ大切なことは牛に込められた御祭神様への敬意ではないかと。持ち帰った牛は大事に保管しましょう。

#うっしっし🤤などと言っていた人間が書いたとは思えない最後の文。

 

私の願いは世の流れを考えるとたぶん叶うことのないものです。ですからこの牛はずっと我が家の縁起物として居てくれることでしょう。お願いが思いつかない方でも、備前焼の縁起物ということで自宅にお迎えしたい方は一度おまいりされてはいかがでしょうか? 

 

田倉牛神社は地元の方々にとってとても大切な場、そして日本人の信仰心は何かを考えるきっかけになるかもしれない綺麗ないい神社でした。