「笑顔と言葉を大切にするSTたつみともこです」
いつもこのブログをお読みいただきありがとうございます
いいね!やフォローにコメントも本当にありがとうございます
もう、だいぶ前の話になります。以前の職場でのことです。
家ではおしゃべりでも幼稚園や保育園でほとんど話さないということで、STを受けに来られたお子さんが何人かいらっしゃいました。
Aくんは、年中さんから、STを開始しました。
挨拶をすると、うつむいてしまいます。
挨拶ができたら、あのおもちゃで遊ばせてあげるからと、いろいろと交換条件を出すのですが、あいさつしてくれません。
慣れてきたところで、おもちゃを選んでもらって、なぞなぞゲームをすると、「私は、女の子です。赤いスカートをはいています。私は誰でしょう?」と、楽しそうに話しだすのです。
年長になったある日、知能検査をする事になりました。
発達支援センターでやってもらうか、STでやるか、お母さんと話し合ってもらって、STでやって欲しいということになりました。
「知能検査では、Aくんがお話してもらうことがあるけれど、お話できる?」と確認すると、うんとうなずきました。
知能検査をしてみると、60分、集中して取り組んでくれました。
結果は、遅れも凸凹もありませんでした。
知能検査が終わってから、やっぱり、あいさつせずに、STを卒業して行きました。
小学校では、ふつうにお話しているとのことで、安心しました。
Bさんは、年少さんから、STに来られました。全体的な遅れとおうちでしか話さないということでした。
あいさつはしないし、いろいろなおもちゃを出してみても黙々と取り組みます。
困り果てて、指導室を出て、運動場で、ボール投げをしたり、ぶらんこに乗ったりしてみました。
二人がけのブランコに乗りながら、それとなく、なぞなぞの問題を出すと、ちゃんと答えてくれました。
彼女は、保育園の間に、キャッチアップをして、通常級に入学しました。
STを終了して半年後にお会いした時は、日焼けして、見違えるほど活発な女の子になっていました。
私事で恐縮ですが、私も、小学校1年まで、外ではしゃべらない子でした。子どもには、しゃべりたくないいろんな事情があるものですよね。恥ずかしがり屋さんで、自信がなかったからでしょうかね。話しても、分かってもらえないって思ってたのかなあ?
ここまで、読んで下さりありがとうございました。
イイネやコメントをよろしくお願いします。これからの記事を書くための参考になります。
コメントにご要望やご相談があれば、ご遠慮なくお書きください。
言葉についてのお問合せ、指導、アドバイスが欲しい方はご遠慮なくどうぞ。下記よりお入りください。
また、ただいま、メールによる無料相談も受付中です。