ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

★ハイエース車中泊仕様の車検問題





ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
今回はハイエース車中泊仕様における車検問題について考えてみたいと思います。


先日、うちのハイエースの車検が無事終わりました。

いろいろと車中泊仕様にしているので、車検に出すたびにほんの少しドキドキします。今まで車検に引っかかったことはないので安心していればいいはずなんですが、やはり少しドキドキしてしまうんですよね(笑)

うちのは3型DX 3000ccディーゼルターボ4WD の4ナンバーです。4ナンバーは毎年車検があり、そのたびにこうして少しだけドキドキがあるのが、車中泊仕様の宿命です。

車中泊DIYは車検に通るのか?

車中泊ブログでよく登場するテーマの一つに、こうした車検問題があると思います。

「こういう改造をした場合、車検に通るか?」
みたいな。

それだけ、車検問題というのは関心があるテーマということなんでしょうね。
そこで今回は、うちの車中泊仕様をご紹介しながら、これくらいの車中泊仕様なら車検上は問題ないんだな、という感覚で見てもらえば、と思います。
あくまで、違法改造をおすすめするものではありませんので、そこだけはご注意いただきたいと思います。

外見上のポイント

まずは外見上の部分から。
うちはルーフキャリアにソーラーパネルを常設してあります。キャリアはイノーのショートステーのものを使っています。車のルーフレールに固定するタイプで、ノブにキーロックが付いているやつです。そして、キャリアにはソーラーパネルを常時2枚乗せて固定しています。
キャリアやソーラーパネルを載せたままの状態でも、車検は問題なく通ります。
sleepysheep-zzz.hatenablog.com


ソーラーパネルの固定にはUボルトをキャリアバーにかませて、蝶ナットを使って固定しています。つまり、手で回せば外せるという形にしてあるわけですが、そのこと自体は車検上あまり大きな問題ではないようです。それよりもキャリア自体の固定が手回しのノブではなくボルトオンの場合だと、車検上は車両の一部とみなされてしまって、構造変更が必要になってくるようです。たまに見かける街宣車(屋根にスピーカーを載せている車)などはスピーカーを金具でボルト固定しているので、スピーカーが車両構造物となり車検証の構造変更申請がいるそうです。この場合、ナンバーは8ナンバーになるわけですね。



キャリア以外の外見上の仕様変更としては、ヘッドライトとスモールランプをLED化していますが、これも車検上は問題ありませんでした。ヘッドライトやスモールは車検対応のLEDバルブを使って、自分で交換しています。
sleepysheep-zzz.hatenablog.com



ヘッドライトとスモールランプのLED化は、本当にやって良かったと思うことの一つです。
ハイエース3型の普通のヘッドライトはハロゲンなのですが、とにかく暗いんです。
夜の運転はとても心許なかったんですが、ヘッドライトを変えてからものすごく運転が楽になりました。これを知ってしまうともう元には戻せません。


ハロゲンの光というのはどちらかというと裸電球のような黄色い光になります。柔らかな明かりではあるんですが、視認性ではやはり白色系にはかないません。
ちなみに明るさを表すルーメンという言葉と、色温度を表すケルビンという言葉がありますが、うちが付けているLEDは明るさが4000ルーメン、そして色温度は6500ケルビンのものです。色温度については6500Kよりさらに上の8000Kとかもありますが、白を飛び越えて青白い感じになっていきます。好みの分かれるところですが、実物を見比べた感じでは夜道を照らすには6500Kの方が見やすい気がします。

LED化することで電力消費も抑えられ、バッテリーへの負担も減らせるので一石二鳥です。
ヘッドライトのバルブ交換はそれほど難しくないので、まだ交換されていない方は是非トライしてみてください。


うちが使っているのはベロフのプレシャスレイというランプです。少し高いですが品質の確かさと安定感で長く使えるLEDです。私が買った時はバルブ2本で3万円以上していましたが、今は随分安くなっているようです。ハイエースに適合するのはH4というタイプなので、それを選びましょう。
今ついているバルブを外して、LEDをはめてカプラー(ソケット)をはめるだけなので、ヘッドライトのバルブ交換はそんなに難しくありません。



車両内部の仕様変更

さて、続いては車両内部の仕様変更です。
皆さんが気になるものとしては、
1.ベッドキット
2.壁面の板張り
3.エンジンカバー
などでしょうか?


結論からいうと、1〜3全て車に載せたままで大丈夫です。どれもいわゆる積載物、つまり荷物という取り扱いになるため、構造変更は必要ありません。

内部の仕様変更のポイント

一応、車検のためのポイントだけ簡単に整理しておくと、ベッドキットについては、脚を車にボルト固定しないようにしておくこと。
これもキャリアと同じように、手で外せる状態か否かで積載物か構造物かが異なってくるようです。

材質が木はダメとかいうことはありません。そもそも、設備屋さんなんかがハイエースに木の棚を作りつけて、工具を満載したままで車検に出てくることはザラにあります。忙しい大工さんや設備屋さんが車検のたびに工具を下ろしたりしてられないですよね。荷物は積んだままでも車検上は問題ないんです。

続いて壁面の板張りについてですが、これも特に何もいわれたことはありません。


最後にエンジンカバー。
これについても車検上は問題はありません。
ただし、オイル交換にあわせてオイルフィルターも交換しようという場合にはエンジンカバーは外す必要があります。
というのもハイエースのオイルフィルターは助手席シートの後ろ側にあるので、エンジンカバーをしたままだとオイルフィルターが交換できないんです。
なので、オイルフィルターを交換する場合のみ、エンジンカバーは外しておく必要があります。

ちなみにうちは車検はトヨタのディーラーを利用していて、オイル交換も含めていつもそこに頼んでいます。ここで車を買った訳ではないのですが、町の整備工場はピンからキリまであるので、トヨタディーラーの方が安心です。ディーラー車検は割高になるという人もいるみたいですが、そんなに変わるものでもないような気がします。


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