六甲ミーツ・アート 芸術散歩2020
会期：2020年9月12日～2020年11月23日まで
場所：六甲ガーデンテラス、自然体感展望台 六甲枝垂れ、六甲カンツリーハウス、六甲高山植物園、六甲オルゴールミュージアム、六甲ケーブル、天覧台、風の教会、六甲有馬ロープウェー、記念碑台、有馬温泉エリア（サテライト会場）、JR新神戸駅（サテライト会場）
ポータルサイト：六甲ミーツ・アート芸術散歩 2020
コロナ禍の中、今年も無事開催されました。東京や横浜などコロナ感染者が多い地域でも美術館は開館しているようですが、感染者が多い地域への移動や旅行は、職場でストップがかかっているので（自主的規制を強く求められている感じかな？）、横浜トリエンナーレにも行けず、アーティゾン美術館にも行けず・・あああ、もうダメ、ストレス満々な中、開催してくれて本当にありがたかったです。
開催日当日は土曜日とあって混雑しているかもと考え、時間をおいてから行こうと思っていたのですが、我慢できず行ってくることにしました。結果的にはアート見学の人はそこまで多くなく、幼稚園の遠足の集団とバスが一緒だったり、六甲山謎解きゲームをする若者集団にちょこっと出会ったくらいで、空いてました。開催日当日とあって、作品もとても綺麗。野外展示されているものが多いので、会期終了近くになってくると雨風で壊れていたり、汚れていたりするものも結構あるんですよね。また作者がおられる作品とかもあって、少しお話したりもしました。みなさん以外にお若い！
毎年仕事の都合上、あらかじめ友人と日程調整をして行ってたのですが、天候に余り恵まれる事がなかったのですが、今年はコロナ禍で毎年一緒に行ってた友人がパスだったので、1人で思いついて行ったのが功を奏したのか、晴天でした。山上から見降ろす阪神間の街並みや、海を隔てた対岸の景色もとても綺麗でした。でも、暑かったです(￣▽￣)。
作品的には、六甲高山植物園にある大きな池の水が抜かれちゃってて、そこに毎年展示されている巨大アートがなくて、残念でした。今年は巨大アートはサテライト会場の有馬温泉エリアに展示されているようで、作品全体として今一つ迫力に欠ける印象がありました。有馬温泉エリアはコロナで宿泊客が激減しているようで、アートで少しでも盛り上がればということなのかな？とは思いますが、六甲山頂に展示されている作品を1日ですべて鑑賞するには、作品を見て回る順番を熟知してルートが頭に入っているものでも、丸1日十分かかります。若干足りないかも？くらいです。バスも例年に比べて少ないので（1時間に3本しかないんで、乗り遅れると20分待ち）、有馬まで足を延ばすのは結構難しい気がしました。宿泊したらいいんでしょうがねえ・・・
有馬温泉エリア作品は見てみたいですが、かなりの決意をもって計画しないと、見ないで終わっちゃうかも？だって有馬温泉って、交通費がかかる上に、アクセス悪いんだもん。それならまだJR新神戸駅の方が行きやすいかなあ？新幹線乗車予定ないんだけどなあ。
そして、毎年行われていたスタンプラリーはweb形式に変更になり、鑑賞した作品番号の枠にタップorクリックでスタンプすることになりました。どの作品を鑑賞したか一目でわかる作品チェックリストだそうですが、いちいち画面を開けないといけなくて、面倒なのでまとめてチェックしようとすると、どの作品が抜けているのか、わからなくなって困りました。もう一工夫欲しいところです。
気になった作品は・・・
＊私のベスト作品は、今年はオルゴールミュージアムで開催されていた「ムットーニ」。素敵な作品でした。毎年、オルゴールミュージアムは若干眠気がさすんですが、今年は魅入ってしまいました。オルゴールミュージアム、今年の入館は予約制です。電話かホームページで予約して下さいね。
＊六甲山サイレンスリゾートに展示されていた内田望さんの鉄で制作されているにもかかわらず、生命が吹き込まれたように見える動物や花の作品の数々。リスが、リスが・・・かわいい(｡･ω･｡)ﾉ♡
＊六甲山サイレンスリゾートに展示されていた中村萌さんの丸太から切り出した愛くるしい作品たち。その表情は見ていて飽きません。
＊六甲スカイヴィラ迎賓館。こちらは毎年使われていなかったのですが、今年は「Ｃ.Ａ.Ｐ.（特定非営利活動法人 芸術と計画会議）」が展示。30名近いアーティスト作品が5階の建物の至る所に飾られています。バスの時間があったので、じっくりと鑑賞することができず残念でした。
まだまだ始まったばかりです。「ザ・ナイトミュージアム～夜の芸術散歩～」も開催予定です。百聞は一見に如かず。六甲ミーツ・アート 芸術散歩2020に行ってみてはいかがですか？
会場で入手したちらしと会場案内です
ギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。
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