今週の私に刺さった言葉(2020/9/12)

キャリア・ビジネス関連

お疲れさまです。かれこれ10数年間 中間管理職をしているコグリンです。
今週は、「嫌われる勇気」の著者である、哲学者の岸見一郎さんのWeb記事を読んで、自身に刺さった言葉がいくつかあったのでご紹介します。

「『嫌われる勇気』著者、土下座してでも出世したいか?」より

この記事を読んで、刺さった言葉をご紹介します。

  1. 自分を曲げてまで出世することには、あまり意味がない。
  2. 働くために生きてませんか?
  3. 幸福にならなければ、働く意味がない。
  4. 不幸そうなリーダーに、誰もついていきたくない。

まずは、上記の言葉を私自身に当てはめてみます。

まさに自分を曲げてまで会社に居続けることは、働くために生きている状態、つまり、ガマンしながら生きている状態であると言えます。果たして、それが自身にとって「幸福」なのかと問われたら、決して「幸福ではない」という回答になります。
また、幸福でない状態で働いていると、それが自身の表情に出てしまい、メンバーは付いて行きたくなくなることに繋がってきます。(たちまちは、勤務中の表情を意識的に改善しないとヤバイと感じてます。。)

結局のところ、「幸福にならなければ、働く意味がない。」が私に一番刺さった言葉になります。
やはり、生きている限り、ガマンし続けるのではなく、幸福を追求していくべきだと再認識しました。
こちらについては、ブログを通じて、今後新たなキャリアを見出していきたいと考えております。

「『嫌われる勇気』著者、部下をほめてはいけない理由」より

もう一つこの記事からも、刺さった言葉があったのでご紹介します。

  1. リーダーと部下(メンバー)は「対等」である。
  2. そのほめ言葉に、下心はないか?
    (相手を「操作しよう」という気持ちはないか?)
  3. 「尋ねる」という、リーダーシップの基本動作が重要である。

こちらは、リーダー論に関する話になります。

「1.リーダーとメンバーは「対等」である。」については、非常に共感できました。私自身も日ごろから「対等」を意識して、コミュニケーションを取るようにしております。

一方、「2.そのほめ言葉に、下心はないか?」については、ハッ!とさせられました。改めて自身を振り返ってみると、メンバーに対し、自分の思うように動いてもらうために日頃から「ほめ言葉」を使っているのです。しかも、記事内に出てくる青野さんのコメント同様、私自身、褒めるはあまり良くないなぁと感じながら褒めてるわけです。更に、この記事では、その時点でメンバーと対等ではなくなっていると指摘しています。まさに目からうろこでした。今後は、相手に敬意を払いつつも必要以上に褒めることは控えていくよう努力します。(かなり難しそう。。)


「3.「尋ねる」という、リーダーシップの基本動作が重要」については、私の中間管理職としての経験からも、「尋ねる」ことをしてきた時は物事がうまくいっている印象が強いです。きっと、「尋ねる」という行為は、相手を「承認」「リスペクト」した上での行為であるため、リーダとメンバー間の関係性が良くなると共に、そこで出た意見をリーダーが纏め上げることで、組織的に良い効果が生まれてくるように感じています。

現在求められるリーダーシップとは

結局のところ、現在求められているリーダーというのは、一昔前のグイグイ引っ張るリーダーではなく、メンバーの考えを取入れ統合して、更に良いものを創造できるリーダーであるという結論に達しました。

これは、世の中が価値創造を志向するようになってきたからだとも言えます。
一昔前は、組織内での指揮命令系統が重要で、如何に機動的に生産性高く組織を動かすかということに主眼が置かれてました。「質」的な視点で見た場合、リーダーの持っている能力以上のものを創造する必要性があまりなかったんだと思います。


一方、現在は平たく言うと、「量」より「質」が求められる時代に入っており、リーダーがメンバーのアイデアや未知の能力を引き出して相乗効果を働かせ、如何にしてより付加価値の高いものを創造していくかに主眼が置かれているように感じます。

だとするなら、明日からの私の行動としては、「メンバーとの目線は対等に、必要以上にほめず、尋ねる姿勢を取っていく」ことを心がけていきます。

岸見さん著者の「ほめるのをやめよう」を買って深堀りしてみます。

最後に、今回 岸見一郎さんのWeb記事を読み、非常に面白い視点でリーダー論が語られていると感じました。
ついては、もっと考え方を知りたいと思い、岸見さん著者の「ほめるのをやめよう」という本をAmazonで注文しました。
この本を読んで、更に刺さった言葉があったら、ご紹介させて頂きます!

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