こんにちは
いつもおひさまHUGHUGブログを読んでいただきありがとうございます
しばらく忙しくてブログの更新ができませんでした
なかなか更新がないこのblogを見に来てくださる方がいて
実際に「いつもblog見させてもらってます」と声をかけて下さる方がいて
本当にうれしかったです
励みになります
さて今日は、先日ご相談を受けた『性器いじり』について書いてみようと思います
自分のお子さんが性器いじりをしているのを見かけたら「ドキッ」としますよね
焦ってやめさせようとしたり、注意したくなるかもしれません
もし陰部を触っているのを目にしたらどう対応したらいいでしょうか?
ちゃんとキレイに洗えている?
意外と多いのが性的な意味合いというよりは
ただ荒れててかゆい
これが原因のこともあります。
これからの季節はかゆがることが少ないかもしれませんが、
夏場は蒸れて、よく見ると赤く腫れあがっている場合もあって
皮膚科でお薬をもらうと陰部を触ることがなくなったケースもありました
蒸れだけが原因でなく
ほんとにちゃんと洗えてる?
ってこともあります
陰部を洗うって目で確認しにくくて
手や足を洗うよりも難しいです
ササっとシャワーをして終わりの場合、汚れが残っていて
そこが炎症したりするとかゆかったり、違和感があって気になってつい触ってしまうことも多いです。
こういった場合、陰部の洗い方を手順で見せてあげるのもおススメです
お子さんに分かる視覚提示の仕方で
手順を教えてあげてください
陰部をさわるのって悪いこと?
炎症などがないにもかかわらず
陰部を触ってしまう場合もしかしたらそれは「幼児自慰」かもしれません
「自慰」と聞くと少しドキッとしてしまいますが、幼児期の自慰行為には性的な意味合いはなく、
思春期以降のマスターベーションとは全くの別もの
どちらかというと、
指しゃぶりや寝る時に決まったタオルやぬいぐるみやおっぱいを触りながられる癖などと似ています
またこれは発達凸凹のお子さん特有のことではなく
定型発達のお子さんにもあることで、一般的には運動や趣味、習い事に興味を向けたり、
親子で接する時間を多く取ることで自然と消失することが多いと言われています
なので決して悪いことではありません
じゃあ、好きな時に好きなだけ触らせてあげたらいいの?
とは言え、園や学校、放デイや児発‥‥いつでもどこでも触ってもイイの?
というと、そうではありません
大切なのは
どんな場所で
どんな方法で
どの位の時間しているか
みんながいるオープンな場所ではなく、おうちなどのプライベートな場所で
性器を傷つけたり、不衛生にならない配慮をして
長時間にならないように
このあたりがポイントになるかなと思います
そのためにも、以下のことを観察してみてください。
どんな時に性器いじりをしていることが多いか
どんな時に触らずに過ごせているか
どういう方法でしているか
どのくらいの時間しているか
特にどんな時に触っていて、どんな時に触らずに過ごせているかというのが分かると
触る理由を知るきっかけになることもあります
これまで私が見たお子さんでは
ヒマな時、眠い時(疲れている時)にしているお子さんが多かったです
(何か好きなことに集中しているときは触らないことが多いです)
何をしたらいいか分からない自由時間に触っていることが多かった場合
「今はなにをしたらいいか」の見通しを立ててあげるだけで
触る回数が減ったお子さんもいました
また眠くて、寝てしまいたい、または覚醒したくて性器を触っている子には
手を洗いに行ったり、おしぼりで顔を吹いてあげたりすると
触るのをやめて、
遊びたいあそびに行けるお子さんもいました
どうしても触りたいおこさんについては
プライベートな空間を用意して、対応し
ある程度時間がたったら好きな遊びに誘うと行ける子もいました
他にもザワザワしていてうるさい、〇〇をするのが不安と言う子が触っている時には
嫌な刺激よりも、より大きい刺激である自慰の刺激を求めていることもあるかもしれません。
そういった場合には不安の原因になっているものを事前に取り除いてあげることもできるかもしれません
焦らずおちついて、よ~く観察
見たら焦って大人がパニックになりそうな「性器いじり」 。
ちょっとドキっとしますが、焦らずよ~く観察してみてください
対応のヒントが隠れていると思います
よかったら参考になさってください
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