こんにちは
いつもおひさまHUGHUGブログを読んでくださってありがとうございます
今日は「障害受容」について書いてみたいと思います
診断をうけたあとの心の葛藤
- 普通の赤ちゃんだと思っていた
- 少し育てにくいところがあるだけだと思っていた
- グレーゾーン、疑いと言われていてまさか診断名がつくとは思っていなかった
- どうしてうちの子が
- この先この子はどうなってしまうのだろう…
診断をうけたあと
親御さんが感じる気持ちはそれぞれですが
葛藤が何もないという方はいないのではないでしょうか?
目の前にいるわが子は
診断を受ける前と後では何も変わっていないのに
全く別の何かになってしまったような感覚になる方もおられます。
こういったさまざまな葛藤の時期を
- 1人で解決しようと試行錯誤したり、
- 夫婦で話し合って、先へ進む道が見えたり、逆に溝を感じてしまったり
- 友達に話したり
- 専門家の方に話を聞いてもらったりして
自分の中の苦しい気持ちや目の前のわが子とどう向き合っていくかを試行錯誤されながら
少しずつ前を向いて行かれる親御さんをこれまでずっと見てきました。
たくさんの葛藤の中で
少しずつ受け入れられる部分が増えていき
「今、この子ためにできることはなんだろう」と思うことが出来た時
親子共に変化していく方が多かったように思います
それでも
「今のこの子のままでいい。ゆっくり成長を見守ろう」
とようやく思えるようになったのに‥‥
入園入学で他の多くのお子さんと接する機会があった時に
つい比べてしまって落ち込んでしまったり、
友達とのトラブルがあった時に
「どうしてうちの子は」と怒りを感じたり‥‥
受け入れらたつもりがまた大きな波に押しつぶされそうになることもあると思います。
こういったご相談を、これまでたくさんのママたちからお聞きしてきました。
でも「障害のある子を育てるママの気持ちが分かりますか?」と聞かれたら
答えはNOです。
どれだけたくさんのお母さんのお話を聞いていても
本当の意味でママたちの気持ちが分かるかと言われると、
定型発達であろう子しか育てていない私は、
寄り添うことはできても、
同じように感じ悩み理解し、共感しあうことは
きっとできていないだろうと思います。
同じ悩みを持つママたちが
お互いの悩みを共有できただけで
こころが楽になり、笑顔で帰られる場面を見ると
こころの深いところで共感しあえることがどれだけ大切で、
ママたちの癒しと力になるんだろうといつも感じています
今日このblogでリブログしている浜田悦子さんは
発達凸凹の子をもつママ向けの講師をされていますが、
診断を受けた息子さんを育てておられます。
悦子さんの障害受容に対する考え方に私はとても共感しました
悦子さんのブログから感じたこと
悦子さんはこのblogの中で
自分が葛藤していた時期のこと、そして今のことを書かれています
その一部を抜粋します。
子どもの発達や年齢と共に
悩みは変化しますし、
今でもイライラして怒ってしまうこともあります。
「脳の機能障害」だと分かっていても、
頑張らせたり、無理させてしまう日もあります。
以前は、わたしも
あるがままを受け入れなければ!
障害のある息子を受容しなきゃ!
って思っていました。
そんな風に思っている時は
受容できていない自分がダメな気がしていましたし、
息子のできないことが
全て「発達障害のせい」な気がして
苦しかったように思います。
でもね、ある時思ったんです。
わたしは、「受容」というのは
一生かけてやっていくものなのかな?って。
息子と一緒に一歩ずつ進んでいく。
目の前の課題に、悩みながら向き合っていく。
こっちの方が自然だなって^^
こんな風に思えるようになってからは
「受容しなきゃ!」ではなく、
「ゆっくりいこうよ!」と
ちょっとだけ自分にも優しくなれました
読んでいてウルウル
これまで、たくさんたくさんたくさん色んな感情の波を経験されてその度に、
自分の気持ちと息子さんに向き合ってこられていて
そしてきっとこの先も成長に合わせて
また心揺さぶられることもあるかもしれない。
でも
息子さんと一緒に一歩ずつ、悩みながらも向き合っていく
その静かで大きな覚悟を感じました。
そして
「受容」は一生かけてしていくもの
ゆっくりいこうよ
と言うことばは、ママたちの心をホッとさせてくれるのではないでしょうか?
よかったら悦子さんの記事読んで見てくださいね
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