おまけ(その8)不思議な夢の話(2)
※西蔵編(29)カイラス山(後編)のおまけ記事
カイラス山巡礼3日目の未明(夜中の2時過ぎ位だったと思われる)、ズトゥル・プク・ゴンパ近くの宿(ツトゥプ・ゲストハウス)にて奇妙な夢を見ており、その内容を旅日記に記録している。
(1) 友人達が登場した夢を見ている(登場人物の名前を記録)。
(2)(宗教詩人)ミラレパの意識に2回程触れた?犬が騒ぐと記録している。
(3)「ニイタマノ イナギノミコト」とは誰?と記録している。
上記(1)~(3)について追記させて頂く。
この宿には小さなネズミがいた。そのことに気付いたのは就寝してからだった。
宿の周囲には荒涼とした大地が広がっており、ネズミにとって食料を手に入れる為には、この宿で探す方が効率が良いのだろう。
お目当ての食料が見つからないせいか、ネズミが一晩中部屋を走り周っていたおかげで、こちらは熟睡出来なかった。酸素が薄いこともあり浅い眠りを繰り返していた。
そのような状況下で見た夢だ。
上記(1)については、普段よく見るような種類の夢だと思う。
上記(2)については、旅日記を読み返すまで忘れていた。
目覚めている時であれば、自分がミラレパの意識に触れたなどと書くのはおこがましいと考えるだろう。
不思議なもので、夢を見ている時は直感的に受け止めている為、ありのまま見たことを書き綴っていることが多い。
上記(3)については、今でも状況を覚えている。
ストーリーのある夢を見ていたのではなく、睡眠中に言葉が思い浮かんだという方が正しい。
夢を見て目が覚めても眠気が勝ってしまう場合があるが、起き上がって記録しないでいると夢の内容を忘れてしまうというケースが多々ある。
この時は忘れないうちに記録しなければならないと強く感じて記録した。
ただ、手に取るペンを間違えて青ペンで記録している(通常は黒ペンで記録するのだが、この部分だけ青で書いている為目立っている)。
「ニイタマノ イナギノミコト」について、以前日本神話に詳しい方に聞いたことがある。
その方の見解では、新魂のイザナギノミコト(伊邪那岐命)のことを意味するのではないかとのことだった。
青き神シヴァ神に関連があるのかもしれないと思ったが、それ以上の考察は今のところ無い。
(追記)
旅日記を読み返していて気付いた、アリ(阿里)((ン)ガリ)の街で見た夢についても書き記しておきたい。
それは私の父が亡くなる夢で、その病状を書き記している。
人が亡くなる夢を見ることはあるが、不思議なのはこの夢を見たちょうど5年後に父が亡くなったことだ(病状も当たっている)。
当時父には病気の症状も出ておらず、元気だったことを考えると、予知夢的なものかもしれないと思った。
当時の私は、情報を受け取る感度が良かったのかもしれない。
夢日記を十年以上書き綴っているが、たまに予知夢的な夢を見ることがある。
ほとんど読み返していない為、自分が気付いている以上に予知夢的な夢を見ている可能性もある。
最近思うのは、見ている夢の中に幽界の情報が含まれていることがあるかもしれないということだ。
幽界についてネットで調べると死後の世界と書かれているが、ここで言う幽界とは泡のように無数に現れては消える確定前の宇宙(これもパラレルワールド(並行宇宙)の一つかもしれない)のことで、そこには現実世界に起こる因子(実現の可能性)が存在する。
※以前にも書いたが、夢については様々な種類があり、一括(くく)りに出来ないと思っている。
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