ビットコインのドミナンス50%理論
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ふと思い出したことをブログに書いておきます。
何かの投資商品がバブルになると、そのバブル的上昇を説明する新たな理論が出てくることがよくありますが、2017年末から2018年はじめまでの暗号資産バブルのときに見聞きした理論で、「ビットコインのドミナンスが50%付近で暗号資産相場のトレンドが変わる」というものがありました。
結局、この眉唾ものの理論は2018年初の暗号資産暴落以降、特に機能していませんので、ビットコインのドミナンス自体はひとつの重量な指標だが、必ずドミナンス50%付近でトレンドが変わるわけではなかったということになると思われます。
この記事のポイント
ビットコインのドミナンス50%理論とは?
(情報元)ドミナンス50%理論スレPart6
「ドミナンス 50%」などのキーワードでググってみると、上記の過去スレがヒットしたので、そこから本理論については引用しますが、次の通りです。
<2018/02/18(日) のログより>
ドミナンスとは仮想通貨市場の時価総額に対するビットコイン時価総額シェアです。
ドミナンス50%理論とは、アルト祭りの後の暴落でドミナンス50になるまで上下しつつも結局暴落するというものです。過去半年(2017年7月と9月)2回はピッタリドミナンス50でトレンド転換しています。
この理論に基づくと2月末にビットコイン40万以下、イーサ4万円未満・リップル30円未満に下がります。それまでは下降トレンド継続で期間です。
ただ予想以上に上昇しているので、3月以降になるかもしれません。
⇒上記の理論が当たっているか、はずれているかの判断は難しいところですが、結局、ドミナンス50%でトレンド転換してないので、私の認識では、はずれだったようです。
現在のビットコインのドミナンス
2018年初付近に35%くらいまで落ちていたビットコインのドミナンスですが、その後は、特別に50%を意識するでもなく、ちょうど1年くらい前(2019年9月頃)には70%まで上昇しています。
現在(2020年9月)は、DeFiに沸いてアルトコインシーズンも到来して58%程度になっています。
今後のビットコインのドミナンス予想
理論でもなんでもない個人的見解ですが、上記のグラフの通り、ビットコインのドミナンスは徐々に落ちてきていますので、今後も上記の黒線のようなペースで下がっていくのではないかと予想しています。
ただし、ビットコインのドミナンスが徐々に下がってきているのは、単純にアルトコインが増加して、暗号資産全体の時価総額が大きくなってきているからともいえます。
ビットコインのドミナンスの活用方法ですが、上記の黒線と乖離するようなことがあれば、黒線に戻すような感覚で、ビットコインとアルトコインのポジションを調整すると良かったりしてと思う今日この頃です。
まぁいずれにせよ、暗号資産投資においては、ビットコインのドミナンスは重要な指標のひとつであることは変わりないので、注視していきたいとは考えています。
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