パソコンやスマホさえあれば、スキルがなくても稼げるといわれる「UIScope」で副業を始めてみました。
今回は UIScope とはどんなサービスなのか、どんな仕事ができるのか、ユーザー登録して最初に行う「はじめてのお仕事」体験を紹介しようと思います。
UIScope とは
UIScope（ユーアイスコープ）は、PCサイト/スマホアプリの使い勝手（ユーザビリティ）をテストするサービスです。
本屋でたまたまみかけた下記の雑誌を立ち読みしていたときに UIScope の存在を知りました。
UIScope の仕事
３つ目のスマホアプリのアンケート回答ならすぐできそうですが、１つ目と２つ目の利用シーンを録画して提出するのは難しそうですよね？
でも安心してください。
UIScope には、この３つを体験できる「はじめてのお仕事」と呼ばれる仕事が用意されています。
「はじめてのお仕事」は、正式に仕事を受ける前の練習のようなものです。
そして驚きなのは、「はじめてのお仕事」に対してもポイントが付与されることです。
「はじめてのお仕事」には次の３つがあります。
「はじめてのお仕事」はモニターテストも兼ねていて、作業して提出して UIScope から承認を得られないと、同じ種類の仕事に応募ができません。
例えば、PC録画・提出の仕事に応募するには「はじめてのPCテスト」で承認される必要があります。
UIScope の報酬
UIScope の作業に対する報酬は、現金と交換できるポイントで支払われます。
提出したものが依頼主に承認されないとポイントが付与されず、せっかくの作業が無駄になってしまうので、事前に指示をきちんと確認してタスクを実行できるよう注意してくださいね。
UIScope で仕事を始める
UIScope にモニター会員として登録する
モニター会員になるには次の条件があります。
PCやスマホの難しい知識、資格・経験は必要なく、性別・居住地も問われません。
- モニターとして会員登録します。（モニター無料会員登録ページ）
- 会員登録できたら、次にプロフィールを入力します。
「はじめてのお仕事」を行う
仕事に応募するには「はじめてのお仕事」を行って、UIScope の承認を得る必要があります。
「はじめてのお仕事」は３種類あります。
では１つずつ体験を紹介していきますね。
はじめてのアンケート
アンケート内容は UIScope の利用規約のため紹介できませんが、あるサイトに関する１０問ほどのアンケートで説明にあるとおり２０分ほどで終わりました。
アンケート回答を提出すると、回答の承認結果が後日メールで通知される旨のメッセージが表示されました。
承認結果がわかるのに数週間かかる、といったことも書いてあったので、気長に待っていようと思っていたら、数時間後に「【UIscope】テスト結果のお知らせ」メールが届いてびっくりしました。
そのメールには、
おめでとうございます！ テストが承認されました。
の１行があり、無事テストに合格して１００ポイントゲットできました。
回答が不十分で「はじめてのアンケート」に落ちた人もいるようですが、アンケートの依頼主が何を求めているかを意識して回答すれば、問題なく合格できると思いますよ。
ちなみに、わたしはスマホやタブレットではなく、PCで「はじめてのアンケート」をやったのですが問題なく合格したので、その辺りは厳しくチェックしていないのかもしれませんね。
はじめてのPCテスト
続いて、「はじめてのPCテスト」をやってみました。
ノートパソコンのマイク付きイヤホンを指すとノイズが出るので、わたしはマイク付きワイヤレスイヤホン（Apple Airpod Pro）を使いました。
- 指定のPCサイトを開く
- 指定の録画ソフトウェアをインストールする
- タスクが書かれているページを印刷または写真に撮って、それらをみながらテストできるよう手元に置いておく
- 録画ソフトを起動してテストを開始する（思ったこと・感じたことを声にだしながら指示に従って操作する）
- テスト終了時に録画ソフトを停止する
- 録画した動画を非圧縮のAVI形式で出力する
- 動画のファイルサイズが大きい場合は指定の変換ソフトを使ってサイズを小さくする
- 動画ファイルをアップロードする
- 作業後のアンケートに回答する
各タスクを始める前に「タスク１ 〇〇をする」を言い忘れたり、PC画面で録画する範囲を間違っていたりで、わたしは２度「はじめてのPCテスト」を行いました。
おかげでテストの進め方と録画ソフトの使い方はばっちりです！
タスクを全て終えて録画した動画を提出するのですが、その動画ファイルは非圧縮のAVI形式で保存するように指示がありました。
その通りにファイル出力しようとすると、ハードディスク空き容量が足りませんのエラーが発生します。
空き容量を１０GBほど確保してもエラーがなくなりません。
１００TBのUSBメモリを持っていたのを思い出し、そこへ出力するように変えてみたところ、うまくいきました。
結局１時間以上かかったよ・・・
出力された動画ファイルを確認しようとファイルサイズをみたところ、１２分ほどの動画が３５GBという巨大ファイルになってました。
１０GBの空き容量を作ってもエラーが解消されなかったわけだ・・・
「よくある質問」ページに「提出する動画は５GBまで」という記述があったことを思い出し、動画サイズを小さくする変換方法も説明があったので、必要なソフトをインストールして説明どおりやってみました。
すると、３５GBー＞１９０MBとかなりコンパクトになりました。
この変換は１０分くらいで終わりました
ファイルサイズの小さくなった動画をアップロードし、作業後のアンケートに回答して「はじめてのPCテスト」の完了です。
この「作業後のアンケート」が意外と曲者で、回答するのにまあまあ時間かかりました。
「はじめてのPCテスト」を終えるのに、トータル２時間ちょっとくらい費やしたと思います。
「はじめてのPCテスト」を受けた人のブログを読んでみると、テスト結果が２ヶ月後に届いた人もいるので気長に待とうと思います。
今回作業に使ったノートパソコンのスペックはこんな感じです。
| オペレーティングシステム | Windows 10 Home 64bit |
| CPU | Intel Core i5-6200U 2.30GHz |
| メモリ | 20.0 GB |
| ハードディスク | 256GB SSD |
録画ファイルは出力するとサイズが数十ギガバイトと大きくなるので、ハードディスクの容量が 512GB 以上のパソコンを使ったほうがいいと思います。
ASUS のパソコンはコスパが良いのでオススメです。
わたしのようにパソコンに十分な空き容量がなければ、USBメモリが使えますよ。
９月２６日追記
「おめでとうございます！テストが承認されました。」通知が届きました。
提出してから１週間で合格でした。
はじめてのスマホテスト
続いて「はじめてのスマホテスト」をやってみました。
スマホ画面を録画すればいいだけと思っていたのですが、操作する指の動きや、操作しながら声で説明するのも録画する必要があるとわかり、撮影・録音機材として使えるウェブカメラやデジカメ、２台目スマホを持っていないわたしは断念しました。
調べてみたところ、ウェブカメラと、スマホ画面の真上から撮影できるよう固定するアームで「はじめてのスマホテスト」ができそうなので、近いうちにそろえて再挑戦したいと思います。
UIScope のサイトで紹介されていたウェブカメラとアームはこちらです。
引用画像にあるように
撮影時間２０分で２０００円
ということは、
時給換算すると１時間６０００円
ですから、こういった高額案件はとても魅力的ですよね。
９月２６日追記
「ロジクールのウェブカメラ」と「３Coinsのスマートフォンクリップホルダー」を購入して「はじめてのスマホテスト」やってみました。
「はじめてのPCテスト」に比べてタスクがシンプルで簡単に終わりましたよ！
録画したファイルは wmv 形式で保存され、１０分ほどの動画でファイルサイズは１００MB ほどで変換ソフトを使う必要もなく、そのまま提出できました。
録画をAVI形式で出力して変換ソフトでファイルサイズを小さくする必要がないので楽ちんでしたよ。
「はじめてのスマホテスト」で最も苦労したのはウェブカメラのピント合わせです。
固定フォーカスのウェブカメラなので、撮影対象のスマホとの距離を調整してピントをあわせる必要がありました。
離したり、近づけたり、いろいろ調整してみたのですが全くピントが合わないので、同じ問題を解決した人はいないかなと検索してみると、次の動画を見つけました。
動画の通りにやってみると、１００％くっきりとはいえないですが、そこそこピントが合うようになりました。
※動画で説明されている操作は自己責任でお願いします。
ロジクールのウェブカメラ専用ソフトウェアを使うと録画が簡単ですよ。
さきほど「おめでとうございます！テストが承認されました。」通知が届きました。
提出してからわずか２日で合格でした。
まとめ
今回は UIScope とはどんなサービスなのか、どんな仕事ができるのか、ユーザー登録して最初に行う「はじめてのお仕事」体験を紹介しました。
- UIScope はPCサイトやスマホアプリの使い勝手をテストするサービス
- 主に、PC録画・アンケート、スマホ録画・アンケートの２種類の仕事がある
- 「はじめてのお仕事」は全部で３種類
- はじめてのアンケート
- アンケート依頼主が知りたいことを意識して回答すれば問題なし
- はじめてのPCテスト
- 録画をファイルに出力すると数十ギガの巨大サイズになり、出力とサイズ変換に時間がかかるのが難点
- はじめてのスマホテスト
- 操作するスマホのほかに、ウェブカメラ・デジカメなど別の撮影・録音機材が必要だが、高額報酬の案件が多い
- はじめてのアンケート
UIScope の仕事は、隙間時間にさくっとこなすというより作業時間をきちんと確保して集中して行うべきかなと思いました。
また、録画や動画変換ソフトを使うので、ある程度のパソコン知識がないと難しいかもしれません。
現在募集しているお仕事だと、PC録画・アンケートで６０分５０００ポイントの案件が最高ですが、スマホ録画・アンケートの仕事には１５分５０００ポイント（時給換算で１時間２００００ポイント）といった高額案件もみられます。
ですので、「はじめてのスマホテスト」は合格しておきたいですね。
最後にわたしが感じた UIScope のメリット・デメリットをまとめておきます。
- モニター登録の条件が厳しくない
- 作業報酬として受け取るポイントを現金化できる
- １５分で５０００ポイントなど高額案件もある
- 録画や動画変換ソフトをインストールして使い方を覚える必要がある
- 作業用パソコンの空き容量が数百ギガほどないと録画した動画の出力が難しい
- 録画した動画の出力にかなり時間がかかる
- ファイルサイズの大きい動画は小さく変換する必要がある
- 作業報酬を受け取るのに依頼者の承認が必要
- 依頼者に承認されるのに２週間から８週間かかる
- パソコン・スマホのほか、別に撮影・録音機材が必要
UIScope の仕事は、PCやスマホ、撮影・録音機材、録画ソフトが使えるパソコン知識が必要です。
しかし、誰にでもできる仕事ではなく競合が少ない上に高額な仕事もあるので、ネットでお金を稼ぐ方法の１つとしてやってみる価値はあると思います。
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