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Similar Posts について
Similar Posts は古株の WordPress プラグインで,その名の通り関連記事を表示するものである。
Similar Posts – Best Related Posts Plugin for WordPress – WordPress プラグイン | WordPress.org 日本語
英単語を拾えるほか,実験的な CJK サポートにも対応しているようである。今はより高機能なプラグインもあるものの,コンパクト・軽量であることから今でも愛用者が多い。Similar Posts の標準設定を使って関連記事を表示する
Similar Posts には記事の最後に関連記事リストを出力する機能が備わっており,通常はこれを使えば問題ない。
この出力機能の設定は,設定 > Similar Posts を開いて, Placement タブにある 「Output after post:」の項目からできる。Similar Posts で任意の場所に関連記事を表示する
しかし,出力される場所やスタイルをより細かく指定したい場合もある。「Head, Footer and Post Injections」などのプラグインの出力と統合すれば,細かくカスタマイズできて便利である。
Head, Footer and Post Injections – WordPress プラグイン | WordPress.org 日本語
先述した設定画面にも,「Output in content: (via special tags) 」と,それらしい項目があるが,ドキュメンテーションされておらず,ウェブ上にも情報がない。
開発者は今もこのプラグインのアップデートを続けているものの,サポートの手間までは負いたくないようで,フォーラムは放置状態である。自身の新しい(多機能でそれゆえ重い)プラグインへの移行を促しているようである。結局のところ自分で解決するほかないだろう。
機能が生きていればソースを参照することで解決できるかと考え,パッケージをダウンロードしてみた。果たして方法は思ったよりずっと簡単に見つかった――開発者がコメントを残してくれていたのである。/*
というわけで,<?php similar_posts(); ?> を挿入すれば,その場所に関連記事リストが出力される。
Template Tag: Displays the posts most similar to the current post.
e.g.: <?php similar_posts(); ?>
*/PR -
現状
- 2020 年 9 月 10 日開始,7 日経過
- 記事数 22(毎日更新ではないが,1 日に複数更新することもある)
- 12 日からブログ村・with2 人気ブログランキングに登録検索エンジンのインデックス登録
Google,Bing,DuckDuckGo について調べたが,いずれも未だ正常にインデックスされていない。
Goolgle については,
- HTTP 版ページのみがインデックスされている。
- URL 指定でも表示されるのは 3 ページのみである。
- タイトル完全一致では一切引っかからない(そしてよく考えずに付けたので過去に一切使われたことのない語ではない......)。
Google に対しては忍者ブログが(HTTP ページながら)サイトマップを送信しているはずであるし,途中からはブログ設定でも Google への Ping をするようにしているが,以上のとおりの状況である。
Bing,DuckDuckGo についてはまったくインデックスされていない。
12 日にブログ村・with2 人気ブログランキングに登録したが,これも今のところ効果はないようである。
このまま放置しても正常なインデックス反映は難しいと判断し,Google Search Console および Bing Webmaster Tools で HTTPS ページにつきサイトマップ登録・トップページおよび記事 3 本を登録してみた。これでしばらく様子を見る。アクセス数
1 週間経つが,アクセス数は 0 である(忍者アクセス解析)。もっとも,上記ランキングのポイントと一致しないので,捕捉できていないアクセスがある可能性はある。
これは,上記の通りインデックス登録ができていなかったことに加え,コミュニティ機能などサービス内でアクセスを循環させるような仕組みがないためであろう。その他
仕様面で気付いたことについてはこれまでに触れてきた。今のところ被リンクどころかアクセスもないので,執筆以降に気付いたことについても,これらの記事のアドホックな修正という形で反映している。
忍者ブログの仕様あれこれ|インターネット番外地
忍者ブログのイケてるところ 10|インターネット番外地
忍者ブログのイケてないところ 10|インターネット番外地 -
作業環境としてのカラオケルーム
自宅作業はよいものだが,たとえば工事など,なんらかの事情で自宅にいられないこともある。
そこで注目したいのが,カラオケのフリータイムプランを使ってカラオケルームで作業をするという選択肢である。これまではどちらかというと知る人ぞ知るというたぐいの方法であったが,COVID-19 による客離れの影響で,各チェーンも公式に宣伝するようになってきている。中には,テレワーク専用で低廉なプランの提供を始めたチェーンもある。
以下は,久しぶりにカラオケルーム(首都圏某所・某大手チェーン直営店)で作業をした感想のメモである。カラオケルームでテレワークするメリット
比較的安全
個室かつ換気システムを備えているので,感染症予防の観点では,ネットカフェなどに比べて圧倒的に安全である。開店と同時に入るのであればなおさらであろう。
盗難対策という観点でも,PC を使っているところを人に見られないので多少の安心感がある(もちろん油断は禁物であるが)。集中できる・プライバシを保ちやすい
これも個室であることによるメリットで,集中しやすくプライバシを保ちやすい。他人の視線がないのはもちろん,監視カメラの位置がわかりやすく,また隠しカメラをしかけるような場所もない(さらに現状では「カラオケでテレワーク」は普及していないのでそのような攻撃をするメリット自体も薄い)場合が多い。
もちろんカラオケルームは不特定多数が出入りすることを前提とする環境なので,安易に機密情報を扱うようなことは慎まねばならないが,ネットカフェや普通の喫茶店のようなと比べると圧倒的に良い環境である。
一定の防音性があることも無視できないメリットである。必ずしも内容を秘匿する必要のない電話やプレゼン練習であればカラオケルームで対応可能である(環境音が大きく人が入れ替わるため自室よりセキュアでさえある)。空調を調節できる
特にこれぐらいの時期は,空調設定に悩まされることが多い。カラオケルームであれば,自分好みの温度に設定して作業効率を最適化できる。コーヒー飲み放題
ドリンクバーを付ければソフトドリンク飲み放題である。大抵の店舗では液体の濃縮還元でうまいとは言えないが,安いインスタントコーヒーくらいの味ではある。安い!
そしてなにより安いことがメリットである。フリータイムで午前 10 時から午後 6 時まで居座っても 1200 円くらいだったりする。少なくとも首都圏では,個室をこの値段で利用できる方法は他にない。これを利用しない手はない。カラオケルームでテレワークするデメリット
回線が遅すぎる
ほとんど使い物にならないレベルで回線が遅い(下手すると1Mbps 未満)。おそらく,ビデオ会議は無理であろう。
また,今回行った店舗のチェーン公式サイトには PC の接続に対応したように書いてあったが,「PC は接続不可」とのことだった(一部チェーンは正式に対応。また,PC 不可とされていてもスマートフォンのテザリング機能を使ってブリッジすることで回避可能ではある)。
なお,原理上安全ではないのでファイアウォール設定と VPN 接続が必要なのは他の公衆無線 LAN サービスと同じである。複雑怪奇なプラン・ローカルルール
通常,カラオケの料金体系はシンプルであるが,COVID-19 関連の影響を受けて,実際の運用は混乱しているようである。行ったのは大手チェーン直営店であったが,公式サイトには書かれていないローカルルールが採用されており,しばらく常連客の様子を見て推測する必要があった。
営業時間の変更があったことは言うまでもない。
また,公式サイトによれば特別なプランや機器の貸し出しサービスがあるようであったが,そのことについて質問しても返答は要領を得なかった。椅子・テーブルが作業に適していない
椅子もテーブルも低く作業には適していない。また,椅子は通常 PVC 張りなので長時間の作業で蒸れる。最近はやりのハニカム座布団等を持参するとよいかもしれない。総括
回線の遅さが致命的な欠点である。大手直営店ではそのうち増強される可能性もなくはないが,少なくとも私の行った店舗では現在に至っても暗澹たる回線状況であった。また,フランチャイズではそのような固定費増を選択するのは難しいだろう。
さらに,現状では,現場の対応が追い付いていないように思える。
一方で安価に個室を利用できる手段であり,特にCOVID-19 の終息していない現状においては,非常に魅力的な選択肢であることは間違いない。 -
「ブログ村」を運営するムラウチドットコムは,「muragon(ムラゴンブログ)」というブログホスティングサービスも提供している。
「新着ブログ記事」というページがあるが,これを見る限り客層は結構よさそう(ドメインごとスパム扱いされて SEO 面でデバフがかかったりはしにくそう)である。使っているドメイン名も muragon.com だけなので,記事の集積にともなう将来性はあるかもしれない。
新着ブログ記事一覧 - ムラゴンブログ
一方,運営には一抹の不安を覚える。公式が Twitter でハッシュタグスパムをしているのである。#男性不妊症 #男性不妊 #重度男性不妊 #不妊症 #不妊 #精子の運動性不足 #貧精子症 #乏精子症 #精子無力症 #逆行性射精 #精路通過障害
あなたも
男性不妊ブログを始めませんか?
▼男性不妊のブログを見るhttps://t.co/ERjjxCwDvD
▼ムラゴンに登録する(無料)https://t.co/UlMnAKuCT7
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— ムラゴンブログ (@muragon_blog) January 18, 2020
継続的ではないが,今年の年始にこんな感じで大量のハッシュタグスパムをしている(そしてその後はほとんどツイートなし)。フリー素材の女性もまさか「男性不妊ブログ」や「体外受精から妊娠ブログ」のイメージ画像に使われるとは思わなかっただろう。#体外受精から妊娠 #体外受精 #非配偶者間体外受精 #不妊治療 #不妊症治療 #不妊症 #体外受精ブログ
★体外受精のブログ
あなたも
体外受精から妊娠ブログを始めませんか?
▼体外受精から妊娠のブログを見るhttps://t.co/cmopyl6ugM
▼ムラゴンに登録する(無料)https://t.co/UlMnAKd21z
.
— ムラゴンブログ (@muragon_blog) January 18, 2020
公式サイトからリンクがないのでなりすましの可能性も否定できないが,Muragon の運営ブログもこんな感じである。
「温泉・入浴施設」の地域タグを付ける - アクセス数と読者数の増やし方 - muragon(ムラゴンブログ)からのお知らせ
「駅・ターミナル」の地域タグを付ける - アクセス数と読者数の増やし方 - muragon(ムラゴンブログ)からのお知らせ
「長崎」の地名やスポット名のタグ付け - アクセス数と読者数の増やし方 - muragon(ムラゴンブログ)からのお知らせ
もちろん記事中の見出し,本文,画像も使いまわし。
「〇〇はすばらしい!〇〇は魅力的!!」(定型文)という情報量ゼロの見出しにしびれる。人に対して何の役にも立たない繰り返しであるばかりか,重複コンテンツとして検索エンジンにも蛇蝎のごとく嫌われることになる。
SEO の常識云々以前に,もっと基本的な考え方の部分に大きな問題がありそうである。
また,ドメイン名の muragon.com を Moz で見てみるとこんな感じで,(Moz の指標は必ずしも信頼できるわけではないとはいえ,)現時点では少なくとも弱い部類ではありそうだ。
Domain Authority 43
Linking Root Domains 4.6k
Spam Score 1%
ただ,少し試してみた限りでは,意外にもシステムは悪くない。むしろ,新しいだけあって上位に入る使い心地だと思う。
基本的にははてなブログのパチモンはてなブログを参考にした作りになっており,サービス内での回遊・コミュニティ機能が非常に重視されている。始めたばかりのブログも人目に触れやすくなっているという点でははてなブログよりもよい。
ブログの作りも,デザインの自由度はゼロでレスポンシブでもないが,まあモダンな感じである。
はてなブログと違って検索流入は望めないが,サイト内コミュニティはそれなりに活気があるようである(とはいえ「nice! された記事」を見る限り他のサービスと同様に限界集落であることには違いない)。日常的なメモを書く分には悪くないサービスかもしれない。
運営は不安だけど。 -
サーバが不安定
時々読み込みが詰まる。数時間ダウンする障害も稀というわけではないらしい。そして年末年始には大規模障害があって,一部の機能は未だに復旧していない。HTTPS 対応が不徹底
XML サイトマップの件は前の前の記事で述べたほか,公式テーマであっても TLS / SSL 化を考慮した修正はされていないのでそのままでは混在コンテンツになってしまう(自分で直すことができるのはよい)。管理画面からも HTTP と HTTPS のリンクが混在している。エディタが古い・不安定・低機能
2012 年リリースの Tiny MCE 3.5.8 である。新しいバージョンに比べてソースがぐちゃぐちゃになりやすいほか,「全画面」にして戻すと直前の編集が消えるなどお茶目な不具合がある。
また,下書き機能がなく,非公開設定での記事公開をもって代えているので,公開日時はその記事の最初の保存時点に設定されてしまう。後に記事を公開する際には,公開日時を手動で修正する必要がある。容量が 500 MB しかない
これはまあわかってたからどうでもよいが,2020 年の今となっては逆にインパクトのある容量である。ブログサービス内の回遊・交流がない
個人的にはいらないが,一般論としては欠点になると思う。システムが古い
meta keyword とかそういう古代の遺物がここにはある。逆に canonical はない。Unicode 絵文字非対応
Unicode 絵文字は自動でストリップされる模様。ただし,特殊記号は使える。=͟͟͞͞ʕ•̫͡•ʔ =͟͟͞͞ʕ•̫͡•ʔ =͟͟͞͞ʕ•̫͡•ʔ =͟͟͞͞ʕ•̫͡•ʔ pͪoͣnͬpͣoͥnͭpͣa͡inͥちょっとしたカスタマイズにもテーマ編集が必要になる
逆に言えば簡単にテーマ自体を編集できるのでそういう意味では楽ではある。選択可能なドメイン名が多すぎる
初見殺しすぎる。syoyu.net の民とか気の毒だ。今後が不透明
ある日突然「無料ブログホスティングはオワコンだからこれからは AdTargeting / AdMax にリソース集中してガンガンいくぜ!」とかなってもおかしくない。少なくとも忍者ブログ事業にこれから積極的な投資がされることは期待できない。