こんなところにカブトムシの幼虫?

  • 2020年9月28日
  • 2020年9月28日
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庭のオリーブの木の根本に、薪割りで余ったナラの切り株など3本を数年前に置き、生き物の住処にならないかなと時々観察していました。サルノコシカケのようなきのこが生えてきたり、アリが住み着いたりしていました。また、カエル、ゴミムシ、コオロギなどはよく見かけていました。

 

9月の4連休、庭の家庭菜園で冬野菜の準備をしており、ふとナラの切り株に目をやると少し朽ちて、上に1-2cmの穴が開きはじめていました。中をのぞくと少し空洞になっており、上の写真の左奥の部分(上の写真も崩した後)を少し崩した後の写真がこれです。

 

中をのぞくと何かの幼虫のようなおしりが見え、奥に逃げられてしまいました。そこで、しっかり崩して追いかけました。

 

しかしどんどんと下の方に逃げられてしまいました。そこで、切り株を傾けてみると、なんと「カブトムシの幼虫」らしき生き物が数匹いました。顔つきや体つきはまさにカブトムシの幼虫です。

 

結局10匹程度を見つけ、ホームセンターで完熟マットと腐葉土を購入し、1:1程度に混合して、ケースで飼育することにしました。今年長男とカブトムシ捕りに行く予定が、夜中に長男が起きれず中止になりましたので、長男も喜んでいます。

ただ、謎が深まるばかりです。

①カブトムシの幼虫と思われるが、9月中旬でこの大きさ(通常は11-12月程度に見かける大きさ)は不自然。

②自宅近くは、田んぼや畑はあるが、クヌギなどの雑木林はなく、引っ越して来て約5年、夏にカブトムシを見かけたことはない。

外国産カブトムシやクワガタムシのブリーダーの経験がある弟にも写真を見てもらいましたが、飼育していたものが逃げて、外国産のカブトムシの可能性もあるのではとのことでした。

いずれにしても、このまま大切に育て、羽化を待ちたいと思います。