肉体労働の仕事を続けるリスクを経験から語る

あなたは今、肉体労働の仕事に興味をお持ちですか?

 

そんなあなたに、土木作業員として7年の肉体労働をしてきた僕が、

どんなメリット&デメリットがあるのか?、そして肉体労働の仕事を続けるリスクについて本音であきらかにしていきます。

 

もしかするとあなたは、「自分は低学歴だから、肉体労働の仕事しかないだろう」と思われているのかもしれません。

そんな僕も低学歴の人間ですから、その気持ちはよく分かります。

でも、いまは学歴なんか関係なく誰でも知能労働をすることができるんです。

 

あなたがこのページを読み終えるころには、人生の選択肢が広がっているかもしれないので、最後までお付きあいください。

肉体労働とはどんな仕事なのか?

肉体労働には昔から相変わらず3K(キツイ、汚い、危険)のイメージが浸透していることもあり、敬遠されがちな職業です。

そのため若い人がなかなか入ってこないため、中小企業ならとくに人手不足に悩まされているでしょう。

つまり肉体労働とは営業マンやデスクワークの事務などの知能労働と違い、その名の通り自分の肉体を使って労働することですね。

 

冒頭でお話したように僕が経験のある肉体労働は主に土木作業員ですが、学生時代には引越し屋などでもアルバイトしたことがあります。

やはりどの肉体労働にもいえることですが、必ず3Kの(キツイ、汚い、危険)はあります。

その中でも向き不向きがハッキリと分かれる職業だと思います。

肉体労働のメリット&デメリット

3Kのイメージばかりで「デメリットばかりじゃないの?」と思われるかもしれませんが、意外にもそうではないのですね。

もちろん、きれい好きな人には間違ってもおすすめできる仕事ではありませんが体育会系には向きな部分ばかりです。

まずは肉体労働のメリットからあげていきましょう。

  • 筋トレ感覚で仕事ができる
  • 就職のハードルが低い
  • スーツを購入する必要がない
  • ノルマは基本的にない
  • 若いうちからやっているとスキルが身につく

 

筋トレ感覚で仕事ができる

実はこの「筋トレ感覚」で肉体労働の仕事に就く人は多いんですね。

僕も過去に筋トレに少しハマっていた時期があって土木作業員をやってみようと思った経緯は「土木をやったらお金を稼ぎながら筋トレができるのでは?」と思ったからでした。

確かにデスクワークよりは間違いなく筋力は使いますが、いま思えば恥ずかしい理由だったと思います。

 

でも実際、だまっているよりも「身体を動かしていたい」という人にはこれ以上ないメリットといえるでしょう。

就職のハードルが低い

肉体労働の仕事は、基本的に「学歴は」まったく関係ありません。

その意味では就職のハードルが低いですし、入社の時点で持ってなければならない資格などもありません。

肉体労働に必要な資格は、どれも働きながらとっても十分なものばかりだからです。

つまり誰でも始めることができるということですね。

先ほどもお話したように僕は低学歴ですし、あなたは「低学歴だから」という理由で肉体労働について興味を持たれているのかもしれません。

 

でも、決して「誰でもできる仕事」ではありませんよ。

あくまで誰でも始めることができる、という意味です。

スーツを購入する必要がない

基本的に肉体労働の仕事の際に着る作業服は、会社から支給されることがほとんどです。

ケチな会社なら自腹もありますが、ふつうの会社であれば大半は支給してくれるはずです。(僕が初めて入った会社は自腹でしたが。)

 

つまり現場での安全さえ意識していれば服装は自由です。

さらに営業や接客なら、身だしなみにも気を使わなければいけないと思いますが、肉体労働者は髪をそめようがひげを生やそうが問題ありません。

学校などの服装検査によく引っかかっていた人にはうれしいメリットかもしれませんね。(笑)

ノルマは基本的にない

たとえば土木作業員であれば、親方から「早く仕事終わらせろ!」と怒鳴られることはありますが、それはノルマではありません。

つまり給料にはなんら影響はなく、ただの親方のワガママということですね。

その意味ではノルマがなく決められた時間は働けば、決まった額の給料はもらえます。

 

営業マンなど、ノルマを達成しなければ給料が増えないなどのプレッシャーがないのは気楽と考えることができそうです。

若いうちからやっているとスキルが身につく

その肉体労働の仕事にもよりますがリーダーに出世したりするためには、たかい技術が必要になることがあります。

それはたった1年、2年で身につくものではありません。

むしろ実務経験を数年つんでから、やっと試験が受けられるということもざらにあります。

 

だからこそ若いうちからやっていると、はやい段階でスキルが身について転職の際にも選択肢が広がるでしょう。

当然ですが、学校で教わる知識はほとんど役にたちません。

その意味では誰でも始めれるのですが、つまりは始めてからが大変ということですね。

 

以上が僕の7年の経験から考える肉体労働の仕事のメリットといえる部分です。

いずれにしても続けていくには、忍耐力が必要です。

 

では次はデメリットを見ていきましょう。

  • 命を落とす危険がある
  • 真夏と真冬は地獄といえる
  • 給料が安い
  • 年を重ねるほど続けていくリスクが大きくなる

 

命を落とす危険がある

僕が個人的に思う、肉体労働の仕事の最大のデメリットは「命の危険がある」ことです。

命までは落とさなくとも、ちょっとした不注意で指が切断されたりするなどの大けがをするリスクからは逃れられませんね。

 

工事現場にしても、場内にしても、たかいところに登っての作業だったり重機のまわりでの作業など危険だらけです。

つまり肉体労働者が会社に売っているのは「時間」だけでなく「命」もなんです。

あなたがもらう給料が、「自分の命を売っている」と考えたときに「割に合ってると思えるか?」が重要です。

真夏と真冬は地獄といえる

なんとなくイメージしていただけると思いますが、

真夏は炎天下のなかで、真冬は氷点下のなかで仕事をしなければなりません。

 

地域によって変わってきますが、僕はどちらかというと「暑さ」が苦手です。

季節によって仕事の環境がおおきく変化したり、また天気などにも左右されやすいのは厄介でしょう。

あなたが住んでおられる地域にもよりますが、「暑さか寒さ」のどちらかに耐えて仕事をしなければならない時期が必ずあります。

給料が安い

「肉体労働なんだから給料はたかいんじゃないの?」と思う人がいるかもしれませんが、それはある程度の経験をつんで出世したあとの話です。

入社したてのころは、めちゃくちゃ安い給料でこき使われる可能性があるということを覚えておいて損はありません。

 

しかもほとんどは週6勤務のところが多いので、日給に換算すれば「決してたかい給料じゃない」ということが分かります。

実はこれが罠だったりするんです。

つまり1日に換算したらいくらなのか?、が重要ということですね。

週1休みか?

それとも週2休みかでその日給はおおきく変わってくるからです。

年を重ねるほどリスクが大きくなる

若いうちは「筋トレみたいでいい」と思えるかもしれませんが、それは本当に若いときだけです。

筋力は年齢とともに衰えていきますから、年を重ねて続けると身体をこわしたりするリスクが 大きくなってきます。

 

特に肉体労働の仕事をしている人には「出世意欲」がない場合が多いので40代、50代でも平社員という人はたくさんいます。

そのくらいの年代になると転職もきびしくなってきますし、その意味では覚悟が必要になるかもしれません。

こんな人は肉体労働に向いている

肉体労働の仕事には、向いている人とそうでない人がハッキリ分かれると冒頭でもお話しました。

ここまでメリット&デメリットを聞いていただいたなら「自分は向いているか?」がイメージできると思います。

 

具体的には、

  • 身体を動かすことが好きな人
  • 単純作業が苦にならない人

 

この両方に当てはまるなら、あなたは肉体労働の仕事に向いているといえるでしょう。

身体を動かすことが好きな人

肉体労働のメリットとして、「筋トレ感覚で仕事ができる」と先ほどお伝えしました。

あなたがジム通いしていたりと運動が好きなら、肉体労働はおすすめです。

 

そもそも「身体を動かすことが嫌な人」なら肉体労働の仕事に興味を持たないと思います。

 

学生時代に、

  • 運動部だったか?
  • 文化部だったか?

 

これである程度は把握できるでしょう。

単純作業が苦にならない人

一概には言えませんが、肉体労働は「単純作業」の繰り返しであることが多いです。

つまり8時~17時くらいまで同じ作業を毎日おこないます。

「自分で企画を考えて上司にみせる」ということは、まずありません。

 

逆にそういった責任のある仕事が嫌な人には、単純作業がいいと思います。

慣れてくると歌いながらでも手が自然に動くようになるでしょう。

AIによって完全になくなる仕事ではない

たとえば大手の飲食店なら注文はタブレットで済ますことができたり、最近はコンビニのお会計も「セルフレジ」が主流になりつつあります。

かんのいい人ならお分かりかと思いますが、

つまりアルバイトの人がやっていた仕事はどんどんAIによって奪われていく、ということですよね?

 

その意味では、コンビニや飲食店などでアルバイトしか経験のない人は、いつ仕事を失うか分からないということになります。

若い人ならいいですが30才や40才を過ぎてからであれば、死活問題です。

 

それに比べ、工事現場などで働く肉体労働者はAIに仕事を完全に奪われることはないと思います。

これはあくまで僕が7年間ほど経験をしてきたからこそいえる個人的な意見ですが、

 

たとえば土木工事の現場なら、もうすでに機械化がある程度すすんでいます。

昔であれば自分の手で計算していたものがボタン1つで終えることができたり、重機がなかった時代はすべて人力で穴をほっていたりと手間のかかる作業はぜんぶ機械がやってくれます。

でも、そういった機械がやる仕事には必ず、人の力が必要ということ。

 

穴をほるにしても重機が入らないせまいところは人力でやる必要がありますし、構造物をセットする場合も「mm単位」でおこなうため、どうしても人の力で微調整することが必要になってきます。

 

つまり機械で大ざっぱに作業をして、細かいところは人力でしなければならないんです。

これは現場での経験が豊富な人でなければできないことで、現場によって作業が違ってくるためAIに任せるのは難しいということですね。

確かに日本の技術はどんどん進化しているので「絶対」とは言い切れませんが、今のところは工事現場などの肉体労働者がAIに仕事を完全に奪われる心配はないと思います。

 

だからこそ、もしあなたが「自分は肉体労働が向いているかも?」と思われるのであれば、なるべく若いうちにいろいろな経験をつんでおけば、将来はおおきな武器になるかもしれません。

「低学歴だから肉体労働しかできないかも?」と思うのは間違い

「自分は身体を動かすのも好きではないし、単純作業も苦手。」

「でも、自分は低学歴だから肉体労働の仕事しかないかも・・・」

 

あなたがこのように思って肉体労働の仕事に足を踏み入れようとするなら、正直にいっておすすめしません。

昔よりは減ってきたかもしれませんが肉体労働の仕事をしている人には、まだまだ気性があらい人が多いですし、

ここまでお伝えしてきた「メリット」や「向いている人」に当てはまらないなら、おそらく続けていくのはムリだと思います。

 

デメリットの部分でもお話したように肉体労働には、常に危険が伴います。

ちょっと間違えただけで大けがをしたり、最悪の場合は「命の危険」までもがたくさんあります。

 

繰り返しますが、肉体労働者が会社に売りだしているのは、時間だけでなく命もです。

 

「低学歴だからしかたない・・・」という理由で、あなたの1つしかない貴重な命を1か月をなんとか食いつなげるほどの給料で会社に売りだしてはいけないのです。

 

あなたの命を会社がその程度の金額で買って、経営者がお金儲けをしている・・・

そう考えたらバカバカしく思えてきませんか?

学歴に関係なく働き方はえらべる時代

「低学歴の人は肉体労働しかない」というのは、誰かが勝手に言いだした偏見でしかありません。

というよりも学歴が関係してくる仕事なんて、世の中にたくさんある仕事のごく一部です。

 

身体を動かすのが嫌なら、それがあなたの価値観です。

あくまで「自分に合った働き方」をすればいいだけです。

 

僕はオフィスや決められた場所でずっと座ってする仕事よりは、身体を動かすほうがいいと思ったので肉体労働の仕事をしてみました。

でもこれは、20才という若くて世間知らずのときに何となくで決めた理由です。

先ほどもお話したように、年を重ねると肉体労働はリスクがどんどん大きくなっていきます。

 

その意味では、肉体労働の仕事しかできない自分に恐怖を感じました。

ここまで読んでいただいたらお分かりのように、僕も低学歴の人間です。

 

そんな僕のような人間でも、肉体労働とは別の働き方が現代だからこそありました。

それがパソコン1台とネット環境があればできる知能労働、つまりアフィリエイトというネットビジネスです。

 

初期費用もほとんど必要なく、軌道にのせれば収入は青天井で時間や人間関係も自由。

確かにじっと座って作業するのは苦手な僕ですが、自分の未来のためと思えばがんばれるものです。

20才のときにネットビジネスの可能性に気がついていれば、間違いなく肉体労働はえらばなかったでしょう。

 

肉体労働の仕事にはメリットもありますし、向いている人もいますが、これからの時代は知能労働が主流になるのがあきらかです。

できるだけ早いうちに、さまざまな武器を身につけたいものです。

 

あなたもネットビジネスの可能性を知った今日が、あらたな働き方を見つけるときなのかもしれません。

チャンスに出会わない人間は1人もいない。それをチャンスにできなかっただけである。

アンドリュー・カーネギー

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