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剣道の足さばき4種類とは?【送り足、開き足、継ぎ足、歩み足】

剣道の足さばき
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剣道の足さばきは4種類あります。
このページでは剣道の基本の足さばきについて動画と写真を使って解説しています。
剣道は一眼二足三坦四力といって、足さばきは剣道上達のカギになります。
剣道初心者の方がつまづくポイントなので、しっかりマスターしていきましょう!

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剣道の足さばき4種類とは?【送り足、開き足、継ぎ足、歩み足】

剣道の足さばき4種類とは?【送り足、開き足、継ぎ足、歩み足】

剣道の足さばきは
・送り足
・開き足
・継ぎ足
・歩み足
の4種類です。

昇段審査の筆記の問題で、剣道の足さばきを聞かれたらこの4つを答えます

足さばきは素振りはもちろん、基本稽古や地稽古、試合、昇級、昇段審査などにも直結する
とても大切な剣道の要素なので、しっかり身につけていきましょう。

剣道の足さばきの基本はすり足です。
左足と右足のかかとが少し上がっていて、つま先で地面をすりながら足を動かします。

最初はすり足にならずに、つっかえてしまうかもしれませんが、
つま先が板の上をすべるようにしていくとすり足ができるようになってきます。

足は構えのかたちが基本です。構えの足は

・右足と左足のあいだはこぶし一つ分あけます。
・右足が前
・左足のつま先は右足のかかとよりも後ろ
・右足のかかとは1mmぐらい地面と離れている(ほんの少しでOK。つま先を使うイメージ)
・左足のかかとは2-3cmぐらい地面と離れている(左足で体全体を前に押し出せるぐらい)

足さばきの前に構えの形ができるようなっておく必要があります。
中段の構えの形については
剣道の構え【中段の構え8つのポイント。初心者〜中級者向け】
の記事で解説します。

送り足(おくりあし)

送り足は剣道の足さばきの基本です。

動き方はこちらの動画のように、右足が前に出て、左足がついてくる動き方です。

前に進むときは右足を前に出して、左足を引きつけます。

・左足で体全体を前に押し、
・右足を前に出し、
・右足のかかとの後ろに左足のつま先がくるように引きつけます。

後ろに進むときはこの逆で、左足を下げて、右足を引きつけます。

・右足で体全体を後ろに押し、
・左足を後ろに下げ、
・右足を引きつけます。

からだ全体を押すイメージは、上半身がぐらぐらしないように、
背筋を伸ばした状態で前後に移動する感じです。

送り足は普段の足の使い方とは違う、剣道独特の足運びなので、練習が必要です。

送り足については
剣道の送り足をマスターするには?【ポイントと注意点を解説します】
の記事で詳しく解説しています。

踏み込み足(ふみこみあし)

踏み込み足は送り足の一種です。
防具をつけた稽古や試合のときにはこの踏み込み足がものすごく重要になります。

踏み込み足は打突の時に使います。
打ちと足が同時になるようにします。

剣道では面、小手、胴を打つときには、必ず、右足の踏み込みを使って打ちます。
この踏み込みがないと一本と認めてもらえません。

踏み込み足については
剣道の踏み込み足【初心者向けの練習方法と注意点を解説します】
の記事で詳しく解説しています。

開き足(ひらきあし)

開き足も剣道では重要な足さばきの一つです。

開き足は横移動のときに使います。
相手が打ってきたときに、かわして打つ場合や応じ技などに使います。

右に動いたときは右足が前、
左に動いたときは左足が前が基本です。

実戦では左にかわした時も右足が前になる場合もあります。

開き足について詳しくは
剣道の開き足を練習しよう!【足さばきの基本その2:横の動き】
の記事で解説します。

継ぎ足(つぎあし)

つぎ足は相手との間合いをつめるときなどに使う、左足を引きつける足さばきです。

つぎ足を使うと、右足を使って相手を攻めていくとき
左足を右足に寄せて、構えの形をつくり、
遠くまで打ちが届くようにすることができます。

【注意点】つぎ足するときは、絶対に左足が右足のかかとのラインを超えないようにしましょう。

一足一刀の間合いからつぎ足しないように注意してください。

剣道の攻めについては
剣道の攻めを初心者向けに3つのポイントを解説します【攻めが弱いと打てません】
の記事で詳しく解説しています。

歩み足(あゆみあし)

あゆみ足は普段歩く時と似ていますが、これもすり足で行います。

日本剣道形や木刀による剣道基本技稽古法などの
最初、構えてから3歩進む動きがこの歩み足です。

この時もすり足なので、かかとは少し上げて、つま先で歩くようにします。

相手との距離が離れていて、間合いをつめるときにも使います。
切り返しの元立ち(もとだち)も歩み足で受けますね。

前に進む時も、後ろへ下がる時も、
つま先が上がらないように注意しましょう。
かかとが地面について、つまさきが地面から離れている場合は足の使い方が間違っています

剣道の足さばき4種類とは?【送り足、開き足、継ぎ足、歩み足】まとめ

剣道の足さばき4種類とは?【送り足、開き足、継ぎ足、歩み足】まとめ

剣道は一眼二足三坦四力といって、足は2番目に大切と言われています。
足さばきができないと、いつまで経っても初心者を卒業することはできません。

基本の4種類の足さばきは
送り足、開き足、継ぎ足、歩み足でした。

この中では送り足が一番練習が必要です。
普段の生活では使わない、剣道独特の足の使い方なので、
自然にできるようになるまで毎日自宅の板間で練習することをおすすめします。

剣道の時はいつも「すり足」を意識してください。

すり足の基本はつま先を使って、かかとは使わないことです。
特に左足のかかとは地面につかないように意識しましょう。

また、足さばきのときはいつも、体全体を押し出すようにします。

また、打突の際に使う踏み込み足はとくに初心者の方がつまずく難しいポイントなので、
練習が必要です。

防具をつけて稽古したり、地稽古や試合、審査など、
剣道をしていく上で足さばきは避けて通れないポイントなので、
できるようになるまでくり返し練習してくださいね。

足さばきは素振りをすることで身に付けることができます。
剣道の素振りの上達のコツは
剣道の素振り上達のコツ、チェックポイントの総点検【初心者脱出!】
の記事をどうぞ!

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