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竹刀の振り方のコツ【左手メインで振る方法とは?左手一本で振るのとは違います】

剣道の素振り、打ち
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剣道は「右手で振るな、左手で振れ」と教わりますよね。
でも左手一本だとめちゃくちゃ遅い素振りしかできませんよね。。
僕もこれが長い間わからなかったのですが、7段の先生の指導で、ようやく理解できました。
この記事を読むと竹刀を左手で振るの意味が分かります。

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竹刀の振り方のコツ【左手メインで振る方法とは?左手一本で振るのとは違います】

剣道の先生から右手で振るな、左手で振れと教わった方も多いと思いますが、
これでは左手一本で素振りをするような力の使い方をイメージしてしまいます。

でも実は、左手メインで振るというのは左手一本で素振りをするのとは全く違う力の使い方をします。

左手メインで振る時のコツ
・右手を軸にして左手を前に押して竹刀を振り上げること(右手で引っ張り上げない)
・左手をまっすぐ下ろして振り下ろすこと(右手で振り下ろさない)
です。

手の動きを動画で解説します。

左手で竹刀を振り上げる動き

左手で竹刀を振り上げるイメージはこんな感じです。

左手で竹刀を振り上げる動き

左手を押し出しているのがわかりますね。
右手を軸として、左手を前に押すと、
右手をほとんど使わずに竹刀が振り上げられます。

右手で竹刀を振り上げる動き(こうなったらダメ)

次にダメな例です。
右手で引き上げようとする動きです。

右手で竹刀を振り上げる動き(これはダメ)

左手が軸になって、右手が動いていますね。
これはダメな例なので、こうならないように注意しましょう。
右手で引っ張り上げる動作をしていると、右肩に力が入って、振りが遅くなります。

右腕、右肩の力はできるだけ抜いてくださいね。

左手で竹刀を振り下ろす動き

振り下ろす時は左手をまっすぐ下ろします。
すると、右手は勝手についてきます。

左手の動きを赤の矢印で描いてみました。
左がダメな方。右はOKな方です。

左手が円をえがいている=ダメ

左手が円をえがいているのでダメ
左手が円をえがいているのでダメ

左手が赤の矢印のように円をえがいてしまっていると、竹刀が遠回りしてしまうのでダメです。

左手がまっすぐ振り下ろせている=OK

左手がまっすぐ振り下ろせているのでOK!
左手がまっすぐ振り下ろせているのでOK!

左手が赤の矢印のようにまっすぐ下りているので、素早く竹刀が振れます。

この左手の動き方をイメージしながら素振りの練習をしてください。

左手をまっすぐ振り下ろす動き

ではまず正しい動きを動画で確認しましょう。

左手を下して竹刀を振り下ろす動き。右手は勝手についてきます。

振り上げたところから、左手をまっすぐ下に下ろすイメージです。
左手が目的地まで最短距離を通るようにイメージしてくださいね。

右手はそえるだけです。
振り下ろした最後だけ、少しきゅっと握ります。

ここの感覚は別の手の内の解説記事で詳しく解説していますが、
振り終わった時は右手が軸になって動いているので、
右手で止めるというよりは、
左手に竹刀がぐっと当たって止まる感覚があるとOKです。

右手が前に持っていかれる感じがある場合は、
左手を軸に右手で押し出す動きになってしまっているので、注意しましょう。

手の内(てのうち)の解説記事はこちらです。

振り下ろす時は円運動にならないように注意

左手が円運動になってしまうと、素振りが遅くなってしまいます。

動画ではゆっくり振っていますが、
左手の動きが円運動だと早く振ろうとしても、もったりした素振りになってしまいます。

左手がまっすぐ降りてくる動きと見比べてみてください。

竹刀を振り下ろす時に左手が円運動にならないようにしましょう。
下の動画のようになっているとダメです。

左手が円をえがいているので振りがおそくなります。

左手が円をえがいていると、素振りが遅くなってしまいます。
このまま練習してしまうと、変なクセがついて治りにくくなってしまいますので要注意です。

自分の素振り(特に左手の動き)をチェックしてみましょう。

左手の動きをチェックする方法

左手の動きをチェックする方法は簡単です。

自分で素振りしているところをスマホで撮影して、ゆっくり再生してみましょう。

スロー再生にした動画もアップしておきます。

スロー再生。左手をまっすぐおろして振っています。

iPhoneをお使いなら、スロー再生の方法は

・スローで録画するか、
・iMovieで編集する

のどちらかでできます。
ちなみに上の動画はiMovieですこしだけ編集したものです。

撮影ができたら、左手のうごきがどうなっているかをよく見てみてください。
左手がまっすぐ上がって、まっすぐ振り下ろせていればOKです。

普通のスピードの素振りは下のようになります。


慣れてきたら、上げてから下ろすまでの動作をできるだけ短くするようにしていくと、
素振りが「一拍子」になってより素早く振れるようになっていきます。

一拍子で竹刀を振る打ち方はこちらの記事で詳しく解説しています。

竹刀の振り方のコツ【左手メインで振る方法とは?】まとめ

竹刀の振り方のコツ。【左手メインで振る方法とは?】まとめ

この記事では竹刀の振り方のコツを解説しました。

特に左手の使い方は剣道初心者の人にとってとても重要です。

左手メインで竹刀を振るためには、
・左手を押し出すように竹刀を振り上げ、
・左手をまっすぐ下ろします。

注意点は

・右手で竹刀を振り上げたり、
・左手が円運動にならないようにすること

でした。

自分でチェックする方法は、
・ビデオ撮影してスロー再生すること
です。
自分がどんな動きをしているかをわかることはとても重要です。

素振りの時はいつも左手が最短距離を通るようにイメージしてください。
これができるようになると、素振りがぐっとよくなります。

次回は「打ち」について解説します。
ではまた!

素振りを改善する方法はこちらの記事で解説しています。

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