バイリンガル→トリリンガルへ進化中



子供たちの語学力の進歩の前に、私たち大人のちょっとした進歩について。

主人は、英語の面でものすごく大きな英語レベルの変化はなかったかもしれません。もともと、海外生活もそこそこ経験しているし、カナダで日本語使用率高めのお仕事につきましたし、家でもほとんど日本語で会話しますから、当然そこまで、飛躍的に変わるチャンスがなかったかもしれません。

 カナダに来てわけあってIeltsを受験することになり、ほとんど対策なしで、スコアが5. 5でした。この結果からも進歩はそんなにしていないです。

 

私は、カナダに来てから、英語の公式テストを受けていないので、正直自分の現在のレベルがわかりません。でも、生活していて大きく困ることがなくなりました。たとえば、電話申し込みとか。あと、発音が改善されたので、伝わらない場面がほぼなくなりました。まだまだ電話面接は緊張しまくるし、スピードや相手の発音によって???ってこともぜんぜんありまくりです。まだ、英語で何か説明するときに英語で説明するぞ!!ってなっちゃうから困ったもんです。

 

フランス語は0から、中級といわれるレベルになりました。英語が通じるなら、英語を使わせて(涙)!ってのが、私のレベル。つまり中級レベルと言っても、仕事はおろか、生活全般きついと思います。使わないと上達しないと頭でわかっていても、伝わらないとか、聞きなおしとかで相手の時間を無駄にしたくない気持ちが働いて、通じやすい英語を使ってしまう。学校からのメール対応、簡単な申し込み、子供宿題添削ぐらいができる程度です。

私の場合フランス語を全くやらずにカナダに来たので、フランス語をに関してつらい場面がたくさんありました。英語、フランス語に自信がなくても、留学エージェントがいるので、来る前のレベルはそこまで気にしなくてもいいと思いますが、日本でできるだけ語学の準備をしておいたほうがこちらにきてから、生活がラクになると思います。

 

続いて息子の語学力の変化ですが、息子はこちらにきてから、最初の5か月は自宅で過ごし、その後22か月の時にカナダの保育園(Day care)に通い始めました。最初は英語0もちろんフランス語0、日本語も単語を少し話すぐらい。(言語遅れがち)日本語でさえ、こちらの言っていることも半分理解してくれているかどうかって感じででした。英語ではMilk!やchocolate!やMine!と要求系だけ単語で話していました(汗)

 

最初の1~2年で、だんだん会話らしい言葉がでてきました。なぜか日本語より、英語のほうが最初の一年目は得意のようでした。だから、子供たちだけ遊ぶときは英語で遊んでいました。Daycare の先生は英語を話す先生が多かったですが、フランス語しか話さない先生もいたので、動物の名前や、色などフランス語で言えるようになっていまいしたし。20209月からフランス語スクールボードの幼稚園がはじめり、フランス語まみれの生活が始めりました。入園して気づいたのですが、先生の言っていることを理解し英語で答えています。先生に“フランス語使うんだよ~~♡”って笑われています(^^)

フランス語で先生が言っていることわからないことのほうが多いんではないかなと思いますが、学校のスタッフ含め、先生がみんな優しくて、友達と楽しくやっているようなので、あまり心配していません。この年の子供は言葉だけではないコミュニケーションで仲良くなれるので得ですね。

しかもWell come classと呼ばれる、フランス語初心者用のクラスからスタートなので、先生も親にも子供にも英語対応もしてくれます。基本はフランス語ですが、必要時、英語対応とはなんてすばらしい環境なんだ!私もこんな環境で育ちたかったぞ!ってうらやましいかぎりです。

 ただ1言語(日本語)はあたりまえのように同世代の子より下手だと思います。娘が5歳の時にしていたひらがな読み書きもまったくしていません。これは、息子の場合今アルファベット(必要言語)を優先させたほうがいいと思うし、今それで精いっぱいに見えるからです。

 

 

最後に娘の語学力の変化ですが、いうまでもないですが、娘の語学力が家族の中で一番伸びました。

Visaの関係上 2017年新学期9月から学校に通うことになり、カナダ到着の20174月から9月までの5か月間、子供たちは現地の人と話すことは0でした。入学後に英語アレルギーにならないために、通わせた英語幼稚園なのに、このアイドリングタイムでいろいろわすれちゃいそ~~(涙)と思いました。

 

ところが、毎日NET Frixでカナダののコンテンツを観ていたからか、一応英語幼稚園のちょっとした土台があったからか、2017年9月、6歳で小学校入学後に入ったとき、先生の言っていることもほぼわかり、言いたいことも自分の知っている言葉で伝えることができていました。

 いいな~子供って。その脳みそ私もほしいっ。

 それでも、たぶんネイティブの子と比べたら、たぶん知っている語尾数が違うので、同級生からしたらたぶん話相手、遊びとしては少し不十分だったかもしれません。理由がそれかどうかはわからないけど、最初の1年ぐらいは一緒に遊べる仲間はいたけど、親友ができませんでした。だから、娘も心から学校を楽しめなかったかもしれません。

でも、彼女は人が好きなので、誕生日パーティーに誘われれば必ず参加したり、夏休みも家で過ごすよりサマーキャンプで遊ぶのが好きだったから、自然と英語も最初の一年で我が家で一番上手になっていました。

 そして、今ではクラスが違っても学校が変わっても週末にプレイデート(一緒に遊ぶ)親友もできました。ネイティブから見たら、発音にたまに問題があるようですが、ほぼ、ネイティブです。日本語と同じように英語を使っています。現段階で我が家でただ一人、バイリンガルと呼ぶことができるのが娘です。

 

CSQをとると、英語のスクールボードから、フランス語のスクールボードに変更しなければなりません。そのため20203月中旬から学校を変えました。

 通い始めて2日でコロナのため学校閉鎖で夏もサマーキャンプも通わず、半年観自宅で過ごし、827日から学校再開して新学期が始まりました。前の学校でも授業のほとんどがフランス語で行われていたものの、英語のスクールボードの管轄下の学校でしたので、生徒のほんほとんどは英語で会話していましたから、新しい学校でフランス語漬けで少し心配でした。でも以外と先生、友達の言っていることを理解しているようですし、フランス語で伝えることもできているようです。

もう一つの懸念点は英語レベルが下がることでしたが、英語を話せる友達もできたので、うまいこと両方キープできそうです。娘は両言語も話せる友達とは優先的に英語で話し、フランス語しか話せない友達とは、フランス語で話すそうです。

 

学校再開して3週間たちましたが、二人ともまあまあうまいことやってくれてホッとしています。

私たち家族は子供が比較的小さいうちにカナダに来たので、子供たちが現地になじまず困った経験はあまりしていません。私のまわりの人で、思春期のお子さんがなじめず帰国したり、また、学校を変えなけばならなかったり、また、問題なくやっているお子さんももいます。

お子さんの年齢だけではなく、その子性格や、元の語学力やいい環境に身を置けるかの“運”ですから、その子がうまく適応でくるかは予測が難しいところです。

 

今後もこど達の語学力の進歩状況をお伝えしていきます♪

 

次回は、子供の小学校の入学に至るまでのプロセスをお伝えします。

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