MASTER インク止め式万年筆 軸が戦前Platinumのインク止め式って凄い初期っぽいな | 萬屋あっちゃん商店 レンズ・万年筆沼にようこそ♪

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白鳥は 哀しからずや空の青 海のあをにも染まずただよふ   

中途半端にハマると勿体ない。ドップリとハマると精一杯楽しめます。(笑)

ブログにアップ出来て無いのが盛りだくさん。これもそんな中から掘り出したMASTERのニブが付いたインク止め式のPlatinum軸。

 

一応、便宜上ニブの方で分類しちゃうのだが、ニブがダメになると挿げ替えるはずだから、軸の方で分類した方が良いのかもなぁ。

 


国産のニブでそれなりに見かけるMASTERのニブだけど、これはSHEAFFERの様にクチバシ風の装飾線が入ったバイカラーニブ。

 

ニブの刻印は「MASTER (MS) SPECIAL PEN」となっている。首軸内は未確認。

 

薄っぺらいエボナイトペン芯です。

 

靴底風。(笑)

 

キャップとクリップ。劔形でPILOTの49R風です。
何も刻印は無い。

 

胴軸の刻印は「TRADE MARK Platinum PAT,85809 FOUNTAIN PEN」となってます。
パテントナンバーはPLATINUMのもの。古い軸で地球風のマークが無い軸は初見です。

 

似た格好なのでPILOTの49Rを同伴させる。

 

49Rですらテコ式なのだから、インク止め式の此奴はいつ頃の物だろうか???

 

長い年月でニブが壊れ、MASTERのニブに挿げ替えられたのだろう。
しかしながら、このMASTERのニブも良い書き味で、巷で良く見るニブよりは上である。

 

並べると49Rの方が若干ニブサイズは大きい。

 

筆記時の大きさはほぼ同じ長さ。

 

49Rの方がFlexですが、小気味良いコシと踏ん張りで、細字のFlexな特殊文字なんかを書くにはMASTERのニブの方が良い感じ。
この辺のFlex度と書ける文字のバランスがなかなか奥が深い。

 

 

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