ももたろうパートナーズ 2006

視覚障がいのある方といっしょに走るジョギングクラブ・ももたろうパートナーズ 

2024年4月22日(月)ももぱ練習報告です

2024-04-22 20:09:06 | アーカイブ(過去の活動)

いつものように久保瞳さんからメールをいただきました。

2024年4月22日(月)ももぱ練習報告。
今日はけっこう晴れて風も少なく 少し暑さを感じました。
ももぱ、参加者ブラインド:13人。伴走者:20人。 

輪に成って貝畑さんから順に挨拶「10月27日(日)に有る「浅口マラニックの申し込みが始まってるそうで、距離は30キロと。ブラインドさ
んのはリーさんが代理で申し込んでくれるそうですが、人数制限が有り、早めに申し込まねばと。中島さんの号令で準備体操。そして ペアーを組んでもらって少し熱いくらいの中を しっかり練習させてもらえました。「ありがとうございました」
次回のモモパ練習日は、4月29日(月)祝日で昭和の日かな。
どうぞよろしく。

では画像で紹介させていただきます。

土曜日のファジアーノのゲームの日とは打って変わり静かな月曜日です。

運動公園は花が咲き乱れています

オオカナメモチの木です。岡山県が北限のようです

ほとんど人がいません

天気は今一つでしょうか

ももパが公園を独占しているようです

朝のあいさつが始まりました

作業車のエンジンが響きました。しばらく待ちました

続いて準備体操です

カエルのポーズです

最後は手を繋いで

ラインダンスかな

ぐっと盛り上がります

ペア発表です

さぁー スタートです

 

みなさん出発しました

日が射してきました

有森さんの花壇です。

楽しそうですね

グッドペアです

快調です

だーれもいません。独占しています

ツツジがそこここに

記念撮影日和です

次のペアを待ち構えて

パチリ

さらに

ツツジの色の説明です

記念撮影です

続きます

パチリ

メタセコイアの新緑も美しい

次の組を追いかけて

パチリ

ジップアリーナ前に来ました

目立たないけど素晴らしいツツジの園があります

お出かけから帰ってきました

オオカナヤモチの木の下のベンチで記念撮影

まだまだ走ります

いいですね

歓談中です

ここで掲載できる画像の上限を超えました。

お読みいただきありがとうございました。


2024年4月20日 練習報告です

2024-04-20 21:46:56 | アーカイブ(過去の活動)

いつものように久保瞳さんからメールをいただきました。

ありがとうございました。

2024年4月20日(土)ももぱ練習報告。
今日はもう 寒さを感じないほどの温かい日でしたが、爽やかでした。
ももぱ、参加者、ブラインド:13名。 伴走者:20名余。 

輪に成って 高田先生から順に挨拶。河井さんの号令で準備体操。そして ペアーを組んでもらって、思い思いの走りを歩きをさせてもらえました(午後からファジアーノの試合が有り大勢の人が早々と集まってて、屋台からも良いにおいがした中を場所に寄ったら 人込みをかき分けての練習に成りました「伴走者さん ありがとうございました」
次回のモモパ練習日は、明後日の4月22日(月)です。
皆さんどうぞよろしく。

それでは画像で紹介いたします。

新緑ですね!

時間前練習に励みます

萌黄色に染まっています

今日はファジアーノの試合があります

快調に周回を重ねています

今日は有森さん前に集合です

有森さんの後ろには今風屋台が並んでいます。

みなさんと会話ができる貴重な時間です。

再会を喜び合います!

保険の手配をしていただきました

会話がはずみます

10時になりました。

朝のあいさつです。

和気あいあいと近況報告なども話します

みんなに拍手です

準備体操が始まります

肩と首のストレッチ

下半身のストレッチ

さすがです

ペアの発表です

スタートです。ずいぶん人が増えてきました。今日は14時からゲームが始まります

サブグラウンドも大勢が練習しています

ファミリーランです

久保さん、復調なりました!

偕行社前でもイベントです

休憩に戻ってきました

今日は混雑を避けてグランド外に出ているペアも多いようです

手帳を持っていけば特別優待だそうです

公園の外から帰ってきました

どこかに行くようです

熊本から観光案内に来られたようです。今日は熊本のチームとファジアーノが対戦ですからね

頂いた袋の中身です

もう勉強していますね

キッズパークもありました。

一番人気のブースです

どこに行きたいのでしょうか

キッズパークにボチャがありました

投げるより拾って片づけるのが得意です

流れ解散です

お話が続きます

ファジ丸くんの決めポーズ

尻尾がカワイイ

ちなみにファジ勝ちましたね

奉還町商店街です。イベントしています

「鶴瓶の家族に乾杯」に登場したデニムショップです

服修理やっています!

以上です。

お読みいただきありがとうございました。


玉野たこ焼きラン報告 後編

2024-04-01 10:16:40 | 玉野たこ焼きラン2024-03-31

深山まつり会場です。駐車場待ちの車であふれていました。

これから田井に向かって下っていきます。

道が狭くなります 

車も配慮してくれています

JR宇野線の下を通過します

田井駅までやってきました

ここから右折します。

長谷川に架かる橋梁です。

線路沿いに走ります

山の上には大岩が多く見えます さながらロックガーデンです

アリガト・スペース? セレモニーホールでした

線路と同じ高さになりました

宇野駅のプラットフォームです

宇野駅前を通って

玉野と言えば「自転車」です

新たに合流です

フェリー乗り場を通過します 直島 豊島 小豆島(香川県の島々)へ行くことができます

運河沿いに進みます

もうすぐです

家が運河にせり出しています

ゴールです 先行組は中でたこ焼きを食べています

歓談中をパチリ

最後のグループが笑顔で到着しました

もう店頭はももパでいっぱいです

記念撮影です

歓談が続きます

店内では盛り上がっていました

お店の方も一緒です

玉野の「たこ焼き気まぐれまる」さんお薦めです。

幹事の皆さん、ありがとうござました!

 

お読みいただきありがとうございました。

 


玉野たこ焼きラン14kmを楽しみました。前編

2024-03-31 17:19:20 | 玉野たこ焼きラン2024-03-31

名越さんからスケジュール案内がありました。

日時 2024年3月31日 日曜日  
9時10分 ウエルポートなださき 本館 西ゲートに集合
9時30分スタート
場所 ウエルポートなださき出発
   宇野港近くの「たこ焼き気まぐれまる」 まで。

フルコース 14キロ。
ウエルポートなださきを出発して秀天橋交差点を通り深山公園(残り6キロないくらい)、備前田井駅(残り3キロちょっと)、宇野駅(1キロ弱)を経由して「たこ焼ききまぐれまる」でゴール

桜も一気に開花です。晴天無風、汗ばむ陽気ランとなりました。

それでは画像で紹介していきます。前編は深山公園までです。

岡山駅改札前です

みなさん、集まったかな

遅れてくる参加者を待っていただきます

ホームにエスカレーターで降ります

行楽シーズンの日曜日です、大変な人出です

8時24分のマリンライナーに乗り込みます

みなさん、座れました

茶屋町駅で乗り換えです。

見送りありがとうございました

備前片岡駅に着きました

晴天です!

スタート地点の「ウエルポートなださき」です。大勢の方が集まっています。

恒例の朝のあいさつです。

今日はグループに分かれて走りますので、皆さんの顔合わせはスタート地点とゴール地点のみです

手短に名前のみの紹介です

スタートです

先行ラングループです。

元気いっぱいです

常山に向かって出発していきました

第2グループスタートです。

全員が出発しました

用水路脇を走ります

干拓地です、平坦な道です。常山に並行して走ります

直角に曲がって常山が正面になりました

昭和通り、南区西高崎です。

ももパの最年長ランナーの頑張りです

いよいよ30号線に合流です

30号線です、車が多いですね 用水路も大きいですね

マルナカです

右手に常山が見えています

振り返って、岡山方面です

楽しい会話中です

常山が近づいてきました 跨線橋です

宇野線です。常山駅を出たところです

山麓の日本瓦の家並みが美しいですね

跨線橋をおりました

玉野方面と児島方面の分岐です

緩やかな上りです。

歩道が狭くなります

もうすぐ深山公園です

着きました

ここで1本後の列車で到着した名越さんが追い付きました

歓談と休憩です

前編終わります。

 


研究論文(卒業論文)『視覚障がい者ランナーが伴走者に求める配慮と環境』

2024-03-23 16:44:36 | 研究論文、レポート

研究論文(卒業論文)

「視覚障がい者ランナーが伴走者に求める配慮と環境」(抜粋)

川崎医療福祉大学医療技術学部 健康体育学科

藤岩秀斗

Ⅰ.要旨

視覚に障がいのあるランナーの置かれている実態を調査し、ランナーが走行中にどのような情報を集め、配慮を必要としているのかを明らかにする。また、視覚障がい者ランナーを伴走する「伴走者」の走行時の実態を調査し、安全に走行するための配慮と環境について考察する。

調査は2023年10月下旬から11月上旬にかけて実施し、「ももたろうパートナーズ」に所属する視覚障がい者ランナー(男性3名、女性3名)、伴走者(男性7名、女性3名)(いずれも成年)を対象に質問紙及びインタビュー調査を行った。

質問内容は、「視覚障がい者ランナーと伴走者のランニングに関する心情」、「伴走技術」、「視覚障がい者ランナーを取り巻く大会環境」から構成されている。視覚障がいのある人のランニングは、競技やプレーを視覚障がい者ランナーと晴眼者が共同で行う運動・スポーツとされ、視覚障がい者ランナーは晴眼者(伴走者)と伴走ロープを一緒に握って走る競技である。

従って、視覚障がい者ランナーには伴走者がいなければ「走りたいときに走れない」という現状があり視覚障がい者ランナーが大会に参加するには、大会当日だけでなく日常的なランニング練習も必要となる。それを支援するために、関東、関西の首都圏をはじめ、全国各地に視覚障がいのある人と伴走者が一緒に走る練習会が定期的に開催されている。また近年、パラスポーツの認知の向上により、ブラインドマラソンなど視覚障がい者が行なっているスポーツについて理解が深まりつつあり、支援する人達も増加して徐々に活動の程度や幅が広がりつつある。

それにより、視覚障がい者ランナーがマラソン大会に参加できる機会は増加の傾向を示している。運動したいができない、あるいは伴走の存在を知らない視覚障がい者や、伴走を必要としている視覚障がい者ランナー、そして伴走者として協力したいと思っていても具体的な方法、場所などを知らない健常者が多く存在するため、伴走を必要としている視覚障がい者ランナーや伴走者が進んで情報発信をしていくことが伴走の存在を知ってもらう上で大切である。

また、伴走者の中には伴走技術を向上させたいと考える者は多く、基本となる伴走技術を向上させるには「安全に配慮すること」が重要になる。「安全に配慮すること」とは、段差や周りの状態を伝え、道の状態についていち早く理解してもらうことである。また、「安全を伝えること」も、危険のみを伝える伴走より信頼でき、安心することができるため必要である。中には目標タイムを設定して走る視覚障がい者ランナーもいるため、マラソンタイムを意識した走行速度や姿勢や走っているときの癖についてのアドバイスを行えるなどの専門的な知識を持っていることも求められる。

また、伴走技術が高ければよい伴走者というわけではなく、視覚障がい者ランナーは伴走者の人柄も重視する傾向にあった。視覚障がい者ランナーにとって大会会場などの普段の練習とは違う環境で走る場合、様々な不安要素がある。よって、経験豊かな方との情報共有や大会側の理解によって、全員が満足できる大会環境になると考える。

Ⅱ.緒言(略)

Ⅲ.実験方法

⑴調査対象

 調査対象は「ももたろうパートナーズ」所属ランナー、視覚障がい者6名(男性3名、女性3名)、伴走者10名(男性7名、女性3名)(いずれも成年)とした。

競技レベルは、いずれも年に数回民間の大会に参加し、完走を目標にする程度。

対象者には承諾を得て実施した。

 また、健康体育学科内倫理委員会にて厳正に審査され、受付番号HSS230026として承認された。

⑵調査時期

実施期間は令和5年10月下旬から同年の11月上旬に実施した。

⑶調査形式

形式は視覚障がい者ランナーに対しては対面によるインタビュー調査、伴走者に対しては質問紙によるアンケート調査を行った。

⑷ 調査内容

主な質問内容は、「視覚障がい者ランナーと伴走者のランニングに関する心情」、「伴走技術」、「視覚障がい者ランナーをとりまく大会環境」から構成されている。

Ⅳ.結果(略)

※重要な章ですが表形式が多用されておりブラインドの方には読解が困難だと思われます。長文でもあり略させていただきます。(ホームページ管理者)。

 

Ⅴ.考察

1.視覚障がい者ランナーと伴走者のランニングに関する心情

 視覚障がい者が走り始める、また晴眼者が伴走し始めるきっかけには、両者ともに周りにいる人の影響を受けている場合が多く、周りとのつながりが伴走において重要であることが読み取れた。周りとのつながりといっても、友人関係だけではなく、きっかけは様々であり、大会会場やインターネット等から情報を得る場合もある。

伴走者として協力したいと思っていても具体的な方法、場所などを知る機会が少なく、情報さえ周知できればより多くの伴走者の協力を望める可能性があることも明らかになっている。また、「伴走というものを知らない」という視覚障がい者もいると考える。そこで伴走を必要としている本人、そして伴走を行っている本人が進んで情報発信していくことが伴走の存在を知ってもらうために大切であると考える。

 伴走者の中には「見えなくて怖くないのか」、「本当に安心できているのか」といった疑問を持つ者もいた。ランニング中の安心度について不安に思う視覚障がい者ランナーもいると考えていたが、ほとんどの者が「安心している」または「どちらかといえば安心している」と回答し、運動時に伴走者や伴走ロープの存在が大きく安心感を与えていることが分かった。

2.伴走技術

伴走についての伴走者の実態調査から分かるように、伴走力を向上させたいと考えている伴走者は多いが、実際には質問したくとも聞けていない場合が多い。多くの伴走者が障がいの程度やほんとは走ることについてどう感じているのか、どのような伴走者を求めるのかについて聞きたいと感じていた。

伴走者は、注意していることや不安を感じていることとして「会話をすること」や「安全面」、「周りの情報を伝えること」という回答が多かった。また、どのような伴走を求めるかについて視覚障がい者ランナーからは、「状況説明」や「声掛け」についての回答が多く、「安全な伴走」についての記述が多く見られた。

ここから、視覚障がい者ランナー、伴走者ともに「安全な伴走」という点で考えが一致していることからまだまだ不安を感じる場面があることが分かり、不安を感じている視覚障がい者ランナーは比較的走歴が浅いことから、走歴=安心度とも読み取ることができる。

 伴走中に伝えるべきこととしては、視覚障がい者ランナーは走歴が浅い方に関しては障害物や段差の有無を、走歴が長い方に関しては曲がるタイミングの指示を求めていることが分かった。一方で伴走者は伴走歴の長さに関わらず、全体を通して障害物や段差、曲がるタイミングについて注意をしていることが分かった。ここから視覚障がい者ランナーは走歴が長くなるにつれて怪我等の危険よりも、大会に向けた曲がるタイミング等のタイムに関する声掛けに意識が強く向いているといえる。

 信頼できる伴走者とはどのような伴走者なのか、「一緒に走りたいと思う伴走者がいる」と回答したのは予想より多く、全員がいると回答した。一緒に走りたい伴走者の良さとしては、「安全について」の指示を的確に示してくれることの他に、「一緒に走っていて楽しい」、「会話が続く」という意見があった。そして「楽しい」、「会話が続く」と意見した方はどちらも走歴が長い傾向にあることから、視覚障がい者ランナーは伴走者に求めることとして、「安全→楽しさ」と変化していくことが分かる。

 伴走者に対する伴走技術に関する質問について、伴走歴が5年以下の方からは「自身は未熟」といった内容の回答が多く、「満足している」という内容は見られなかった。しかし、それ以上の伴走歴になると「満足している」といった内容が見られ、伴走技術よりも楽しんでもらえるかどうかに重きを置いていることが分かった。ここから、伴走者が一人前になったと感じ、楽しいと感じられるようになるには6年以上の伴走経験が必要であり、また、この伴走者たちの伴走は視覚障がい者ランナーにとっても理想的であるといえる。

3.視覚障がい者ランナーを取り巻く大会環境

大会会場で視覚障がい者ランナーの方が困ったこととして、「トイレ」、「走る順番」、「荷物預け」という回答があった。また、困ったことがあると回答した視覚障がい者ランナーは走歴が短い方で、歴が長い方はいずれも「特になし」という回答だった。ここから、走歴が長い方は困難に対する解決策を持ち合わせていることが推測でき、走歴が長い方から短い方へ共有することで快適に大会へ参加することができるのではと考える。

Ⅵ.結論

 伴走者の中には伴走技術を向上させたいと考える者は多く、伴走技術を向上させるには「安全に配慮すること」が重要となる。視覚障がい者ランナーの「安全に配慮すること」とは、段差や周りの状況を伝えることであり、道の状態や小さな段差の指示をすることが必要である。

また、「安全を伝えること」も危険のみを伝える伴走より信頼でき、安心することができるため必要である。そして、伴走技術が高ければ良いというわけではなく、視覚障がい者ランナーは伴走者の人柄も重視する傾向にあった。

そこで、視覚障がい者ランナーと伴走者それぞれが求める性格や技術等を登録しておいて、マッチングするようなものを作ると、満足のいくランニングや、初心者の参入による伴走者の増加につながり、よりよい環境になるのではないかと考える。

以上です

※下線はホームページ管理者による

 

藤岩秀斗様

長期間に渡る調査、研究、執筆、お疲れ様でした。

ありがとうございました。

ももたろうパートナーズを調査対象としていただいたことに感謝いたします。

得られた貴重な分析と提言を練習や大会の中で活かしていきたいと思います。

また、ホームページ掲載についても快諾していただきありがとうございました。

藤岩様におかれましてもこれからの社会人としての人生の原点となる論文ではないかと思います。

そして、改めまして卒業おめでとうございます。

益々のご活躍をお祈りいたします。

 

ももたろうパートナーズ一同